
自立式タープの魅力
タープとは、雨や日差しから身を守ることを目的としてつくられた、大きな布のこと。
タープがあればキャンプ中に雨が降ってもタープ付近で過ごせたり、夏の強い日差しを避けながら河原でバーベキューができたりするなど、快適に過ごせるだろう。
タープのモデルによっては紫外線を防ぐ加工、焚き火が燃え移ってもすぐに燃えない難燃加工が施されているなど、使いやすくメンテナンス性が高いものなどがある。
少人数向けのコンパクトなモデルや、大人数をカバーできる大型モデルなど、各メーカーから形状や用途に合わせて豊富なモデルが展開されている。ユーザースタイルに合わせて選ぼう。
▼参考記事
一体型フレームで簡単に組み立てられる自立式タープ3選
Coleman(コールマン) インスタントバイザーシェードⅡ /M(グレージュ)
使用時サイズ(約):シェード/約270×270×254(h)cm、フレーム/約220×220cm
収納時サイズ(約):φ19×90cm
重量(約):12kg材質:シェードスキン/150D ポリエステルオックスフォード(UVPRO、PU防水、シームシール) フレーム/スチール付属品:ペグ、ロープ、収納ケース ※ハンマーは付属しない
耐水圧(約):800mm
「インスタント バイザーシェード II」は、一体型フレームで簡単に組み立てられるシェード。伸縮式の脚部フレームによってコンパクト収納が可能なため、持ち運びや保管に便利だ。雨や日差しが入りにくく、ひさし型でゆったりとしたリビングルームを演出することができる。環境配慮素材(再生済み・再生可能な素材)を使用。
伸縮式の脚部フレームで組み立ても撤収も簡単。
▼参考記事
LOGOS (ロゴス) ソーラーブロック Qセットタープ220
ネジや金具を使わず、一体型フレームを広げ、生地をかぶせて留めるだけで設営は完了。わずか2分で快適な日陰を作り出すことができる。
テント内の空気を外部に逃がす道筋を屋根につけることで、突風時のタープの浮き上がりを防ぐ。
脚の伸縮は、操作しやすいロックボタン式なので、押しやすくスムーズ。
屋根フレームには、しなりに強い小判型フレームを採用。
▼関連記事
FIELDOOR(フィールドア) タープテント(スチール)
広げるだけで簡単に設営できる、折りたたみ式のタープテント。強度に優れたスチールフレームを使用し、安定性がある。トップ部分に風が抜ける構造になっていて、テント内にたまった空気が抜けて快適に過ごせるように設計されているところも魅力。サイズは幅2.0×奥行2.0m、幅2.5×奥行2.5m、幅3.0×奥行3.0mの3種類があり、庭の広さに合わせて選べる。カラーバリエーションが豊富なので、好みの空間作りにも役立つだろう。(リンク先は2.5mモデル)
サイズ(約):2.5×2.5×1.65m/2.37m/2.45m
収納時サイズ(約):22×22×114cm
重量(約):12kg
材質:フレーム/スチール、生地/ポリエステル
▼参考記事
シェルターにもなる自立式タープ
A型フレームにフライを被せて組み立てる自立型シェード。2本のひさし用ポールで片方のパネルを跳ね上げられる。リビングにもなり、使える幅が広い。立て方次第でシェルターになったり、アレンジ自在。
mont-bell(モンベル) マルチシェードS
跳ね上げればタープ、全閉するとシェルターになる「マルチシェード」。S、M、Lの3サイズ展開で、サイズこそ違うが基本構成は同じで、もっとも大きなLサイズであってもひとりで簡単に設営できるのが特徴だ。
モンベルのオンラインショップでは「マルチシェード」は「タープ」のカテゴリに分類され、説明文でも「半自立式タープ」とある。

▲以上、出典/モンベル
A型フレームをメインポールとして前後のパネルをポールで高く跳ね上げれば開放的なタープとなるのだが、付属のポールは2本(Lは3本)だけ。バリエを楽しむなら張り綱とポールを用意しておこう。

▲付属しているペグはLもSも19cmのアルミVペグ
石の多い硬い地面では心許ないが、シェルター利用なら自立するのでなんとかなる。タープにしてもほぼ自立しているが、風に煽られると大変なので長めのペグも用意しておきたいところ。
▼関連記事
▼参考記事