使いやすいと噂のヌルクのアイゼンケース「ZEON SACK」を雪山で履いてみたぞ! | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2025.02.09

使いやすいと噂のヌルクのアイゼンケース「ZEON SACK」を雪山で履いてみたぞ!

使いやすいと噂のヌルクのアイゼンケース「ZEON SACK」を雪山で履いてみたぞ!
冬山登山の道具の代表、アイゼン。ケースは丈夫で防水仕様となっていることが多く、ゴツい感じになりがちです。しかし、私が愛用しているNruc(ヌルク)というブランドのアイゼンケース「ZEON SACK」は、とてもスタイリッシュで使い勝手の良いケースです。

Nrucとは

いつもユニークなアイテムを作っているNruc(ヌルク)。そのブランド名は「ヌルい」からきています。Nrucは、「山に真摯に向き合うためには、時には『ヌルさ』も必要だ」と考えるガレージブラントです。

しかしその「ヌルさ」は、登山中の事故を減らすためには、全員が必死に山頂を目指す必要はない、真面目すぎなくて良い、という思いが込められているのです。

「ZEON SACK」の特徴

特徴的なデザイン

筒状のZEON SACK

筒状なので向こう側が見える。

「ZEON SACK」は、左右両側からアイゼンを入れることができるデザインになっています。さらに、アイゼンを入れた後はクルクル巻いて、ストレスなく収納ができるようになっています。

ちなみに、「ZEON SACK」という名前は、荷物を入れた際のケースの見た目が、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する、ジオン軍のモビルスーツの顔に似ていることに由来しているそう。カラーは、公式オンラインショップでは5色展開になっています。

軽量でコンパクト

巻いた「ZEON SACK」

収納時は巻物スタイルに。

重量はわずか73gと軽量。使わない時はクルクルと巻いてコンパクトにすることができるため、収納や持ち運びにも困りません。

生地は丈夫で防水仕様

「ZEON SACK」の表側

ロゴの部分はデイジーチェーン。

生地には「X-PAC」という、軽量・強度・防水性に優れた高機能素材を採用されています。そのため、尖った爪のアイゼンを収納しても安心。きちんと収納されていれば、多少の雪がついたままのアイゼンでも、すぐに他の荷物が濡れてしまうこともなさそうです。

便利なデイジーチェーンやバックル

「ZEON SACK」の裏側

表に1ヶ所、裏に2ヶ所デイジーチェーンを設置。

表には「Nruc」のロゴが付いたデイジーチェーンが、裏には上下2本のデイジーチェーンが付いているので、カラビナなどでザックの外側に取り付けることもできます。

上下同士のバックルを留めた「ZEON SACK」

上下同士のバックルを留めると何かの顔のように見える?

左右だけでなく上下同士でも止められるバックルは、中に入れるものなどによって変えられるので、ザックに取り付ける位置などの選択肢が増えてとても便利です。

両側入り口はベルクロ仕様

「ZEON SACK」の出入り口

開けやすいように取っ手が付いているのも嬉しい。

両側の入り口はベルクロ仕様になっているので、中に入れたアイゼンなどが簡単に出てこない設計になっています。また、このベルクロが付いているお陰で、両端がロールしやすくなっています。

入れられるのはアイゼンだけではない

「ZEON SACK」とチェーンスパイク

チェーンスパイクにもちょうどいいサイズ。

アイゼンに似たアイテムのチェーンスパイクも、もちろん入れることができます。チェーンスパイクの純正ケースは、コンパクトでいいのですが中には入れにくいものもあります。

「ZEON SACK」を使えば、クルクルと巻いて収納時のサイズを薄くでき、何より入れやすいので出し入れのストレスがありません。また、アイゼンやチェーンスパイクだけではなく、衣類や行動食を入れたりと、色々な使い方が考えられます。

「ZEON SACK」を使ってみた

アイゼンを入れた「ZEON SACK」

アイゼンの出し入れもスムーズ。

冬のトレッキングのツアー時に使ってみました。ロールしてある出入り口を開くだけでスムーズに出し入れできます。使用後も多少の雪が付いていても防水使用なので気にせず収納、帰宅後も他の荷物が濡れることはありませんでした。

ただし、大量の雪が付着したまま収納してしまうと、溶けた雪で他の荷物が漏れてしまうかもしれないので注意が必要です。

ザックに取り付けた「ZEON SACK」

ザックの外付けストレージにも。

表裏のデイジーチェーンやバックルのおかげで、ザックに取り付けられる場所もかなり自由度が高いのも魅力です。 今回は、ザックのストラップと「ZEON SACK」のバックル部分につなげましたが、それ以外にも色々な取り付け方法が考えられそうです。

「ZEON SACK」でスマートにアイゼンを持ち運ぼう

アイゼンを入れた「ZEON SACK」

アイゼンケースにもユーモアとスマートさを。

今回紹介した「ZEON SACK」は、スタイリッシュな見た目や使い勝手の良さからスマートさがあります。無骨なアイゼンケースが多いなか「ZEON SACK」は、他とは違った魅力を感じられるでしょう。この冬は「ZEON SACK」でスマートにアイゼンを持ち運んでみませんか?

すー(鈴木 隆)さん

アウトドアガイド・ライター

日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

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