しかしそのヌルさは、実は登山中の事故を減らすため。登山中の事故を減らすために、全員が必死に山頂を目指す必要はない、真面目すぎなくて良い、といったユニークな発想が潜んでいるガレージブランドなのです。
今回は、そんなNrucのフラッグシップ的なアイテム、ポケットティッシュケース「PT-10+」を紹介していきます。
なぜポケットティッシュケースが必要なのか
ポケットティッシュは、登山中にザックやサコッシュの奥で、つぶされてクシャクシャになっていることがありませんか。
そんなポケットティッシュを、お気に入りのケースに入れて守ってくれるのが、この「PT-10+」です。
以下は、公式サイトの紹介文章の抜粋。
映画『マイ・インターン』にて、最高の紳士を演じたあのロバート・デ・ニーロが胸ポケットに収めるハンカチについてこう言います。「必需品だ。知らないのは罪だぞ。ハンカチは貸すためにある。女性が泣いた時のため。紳士の嗜みだ」。山ではそれをティッシュに置き換えるのがNruc流。そう、この小さなギアはそんなあなたの紳士力を試すギアでもあるのです。
このようにユニークなコンセプトの「PT-10+」。もちろん、機能も素晴らしいので、以下で詳しくご紹介します。
コンパクトなのに収納力も高い
まずひとつ目の「PT-10+」の魅力は、その収納力。
表のスペースにはポケットティッシュが2つ入りますし、背面には絆創膏などを入れるスペースもあります。
私は背面のスペースに小さいビニール袋、絆創膏、リップクリームを入れています。ここに何を入れるのかを考えるのも楽しみのひとつですね。
コンパクトで重量はわずか20g
重量は、実測で20gと軽量。(公式サイトでも重量は20gです)
ループを除いた寸法は、9.5cm ×14.5cmとなっています。ポケットティッシュよりもひと回り大きく邪魔になりません。
コンパクトかつ軽量ですが、前述の通りポケットティッシュ2つとリップクリーム、絆創膏などが入る収納力には、改めて驚かされます。
ループは開閉に便利
「PT-10+」は、ケースの上下に付いたループを持つことによって、ファスナーの開閉が容易になります。
表のファスナーは止水ジッパーになっており、しっかりとした開閉感なのですが、このループがあることでストレスなく使えるようになっています。
試しに、ループではなくケースの端を持ってファスナーの開閉をしてみると、ループの効果を実感することができるでしょう。
カラビナを使ってザックに取り付けられる
上下についたループは開閉を容易にするだけではなく、カラビナをつけることもできます。
これにより、「PT-10+」をザックのショルダーハーネスやループなどに取り付けることが可能になります。
ショルダーハーネスやループなどに取り付けておくことによって、ティッシュを使う際にいちいちザックを下ろしたり、バッグの奥から取り出したり、という必要がなくなるのです。
カラーバリエーションが豊富
「PT-10+」のカラーバリエーションは、ダークグリーン、コヨーテブラウンなど、全8色。(2024年2月現在)
ちなみに上の写真は、私のディープブルー(左)とガイド仲間のTAKEDAグリーンです。好みに合わせて、お気に入りのカラーを選べるのも大きな魅力です。
ハンドメイドかつ人気アイテムで常に品薄!?
なお、「PT-10+」はハンドメイドなので、常に在庫が豊富にあるわけではありません。
また、この「PT-10+」は超人気アイテムなので、購入したい場合は定期的にブランドのWebサイトなどをチェックしておくと良いでしょう。
「PT-10+」でポケットティッシュを山行の相棒に
このようにNrucの「PT-10+」は公式サイトでは3,300円で販売。
格安というわけではありませんが、いままで有効活用できていなかあったポケットティッシュなどを気軽に携行できるようになります。
もちろんキャンプや普段使いにもオススメの商品ですよ。
Nrucの「PT-10+」公式Webサイト https://loggers.stores.jp/items/63918b8b6e8b2b159fa21ef6