意表を突くカスタムも!「東京オートサロン2025」でソト遊びグルマの夢を見た | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2025.01.14

意表を突くカスタムも!「東京オートサロン2025」でソト遊びグルマの夢を見た

意表を突くカスタムも!「東京オートサロン2025」でソト遊びグルマの夢を見た
カスタムカーの祭典「東京オートサロン2025」が千葉・幕張メッセで2025年1月10~12日に開催された。近年は自動車メーカーやインポーターの展示も増え、多様化する自動車文化の象徴として注目度は高まっている。アウトドア的視点での魅力もあり、ソト遊びグルマの買い替えやDIYのヒントも盛りだくさん。今回は会場に集まった多くの展示車両のなかかから、トレンドを感じさせるものを紹介してみたい。

幕張メッセの広大な会場に857台を展示

スポーツカー主体のなかでアウトドア志向の展示も

三菱自動車の「DJトライトン」。レッドブル・ジャパンとのコラボモデルで、荷台には実際にプレイ可能なDJブースを設置し、公道走行可能。イベントでも実際に使用されている。

スズキの「ワゴンR スマイル ヨーロピアン アンティーク」。メルヘンチックなピクニックの世界をメーカーがかわいいスタイリングで提案。

「東京オートサロン2025」は今年で43回目の開催で、完成車・部品メーカーなど389社が出展。カスタムカーやコンセプトカーなど857台が披露された。出展車両の主軸はスポーツカーで、そのため自動車メーカーの展示もモータースポーツカーに関連したものが多い。それでもライフスタイルの多様化に伴い、車中泊やトランスポーターとしての機能を高めたカスタムカーや荷台に乗せるシェル、けん引用のトレーラーなどの出展も目立ってきている。特に昨年はスノーピークの「フィールドトレーラー」が披露されたことでも話題を呼んだ。

昨年発表された、普通免許で運転できるトラック、いすゞ・エルフミオのカスタムカーが早くもメーカーブースに登場。この「エルフミオ・クロスコンセプト」は、ミリタリーテイストで仕上げたアウトドア感あふれる一台(下の写真2枚に続く)。

荷台はハードカーゴ仕様。

バイクなどのギアを積み、加圧式のシャワー(ヤキマ製)も装備。これでフィールドに行きたい!

地面すれすれのカスタムには夢がある

自動車メカニックを養成する日本自動車大学校は、東京オートサロンに学生製作のカスタムカーを例年のように出展。こちらはジムニーをローダウンバギーに仕立て、ゴールドの特殊塗料でペイントした車両。ワイルド!

K.BREAKの「JIMRIDE samurai LOWRIDER」。ジムニーシエラをベースにローダウンしたドレスアップ車だ。

ユニークだったのは、スズキ・ジムニーのカスタムカー。欧米のSUVに寄せた架装を施し、オリジナルとはまた違った魅力を放っていた。こうしたカスタムのなかで大きな役割を果たすのが、ロードクリアランスだ。足回りの車高調整で上げたり下げたりするのだが、特に下げるほうはスポーツカーに起因するカスタムカーの伝統でもある。

マーベラスの「ジムニーXJスタイル」。角目4灯でクロームパーツを多用したアメリカンSUV志向のカスタムカー。かっこいい!

DAMDの「タフト ルーシー」。ダイハツ・タフトのライト周りのみを換装しただけでオリジナル感あふれるスタイリングに。ヤングタイマー(1980年代の旧車)をイメージしたそう。

ジムニーなどのSUVやトヨタ・ハイエースなどのワンボックスカーも地面すれすれまで車高を落とした展示車両が目立ち、インパクトは充分。もちろんアウトドアにおいてロードクリアラスンは高いほど悪路走破性を高める重要な要素。低くすることでのメリットはないに等しいが、「東京オートサロン2025」には、そうした実利とは別次元の楽しさがある。見慣れたソト遊びグルマが意表を突くスタイリングで登場するという驚きは、直接的なヒントにはならずとも、クルマを道具として、ファッションとして遊び尽くす可能性を指し示してくれるのだ。

326POWERの「グラベルスタンス ランクル250」。ランクルなのにシャコタン&鬼キャン(タイヤのキャンバー角を極端にマイナスにした状態のこと)というインパクトのある一台(公道走行不可)。

Mスポーツの「Emperial JLU」。巨大なタイヤがおもいっきりはみ出した、ジープ・ラングラーのカスタムカー。岩石地帯を走るために特化した仕様(公道走行不可)。

自分ではできないクルマの可能性を楽しむイベント

トレーラーを専門とするメーカー、ブラスト トレイルの「T-33 SET-C」。ベースのトレーラーにラックやルーフテントを架装し、お値段91万4980円なり。

日産ブースでエクストレイルと共に展示されていた、くつろぐためのトレーラー型テラス。有機的にデザインされたマットは座り心地よさそう。

普段乗りとしても使う愛車を自由にカスタムするのは、家族の同意や経済性(将来の下取りなど)ほか、制約が多い。だからこそ、自分ではできないカスタムの夢、クルマづくりのプロが創意工夫を駆使して形にした様式美を見せてくれるのがこのイベントであり、現実的な可能性を提示するモビリティショー(旧モーターショー)とはまた違った楽しみにあふれている。未見の方も、ぜひ一度足を運んでほしい!

最後に紹介するのは、英国のロータス。現在、ラグジュアリーEVブランドへと進化中で、写真の車両は電動SUVの「エレトレ」。ブラックにゴールドのストライプが入るカラーリングは、1970年代後半にF1参戦していたロータスの名車「タイプ79」をモチーフとしたもの。歴史をふまえつつ新たなステージに向かうスポーツカーブランド、ロータス。夢のようなクルマだが、SUVの未来形を鮮やかに体現している。

 

東京オートサロン公式サイト

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