【親子でのんびり鎌倉ハイキング】鎌倉三大緑地のひとつ、台峯緑地を行く | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

山・ハイキング・クライミング

2018.06.08

【親子でのんびり鎌倉ハイキング】鎌倉三大緑地のひとつ、台峯緑地を行く

この春、息子は小学2年生になった。親を介さず、子ども同士で遊ぶ約束を交わして出かけることが増えてきて、それ自体は大変喜ばしいのだけれど……。大人が「面白そうだからいっしょに出かけない?」と誘っても、「いや、ボクはいいよ」と返されるケースもしばしば。

今回の台峯(だいみね)緑地ハイキングも、最初は渋られた。梅雨入り前の、空気がカラッとしているこの時期に行かないのはもったいない! 山を抜けたら大きな公園に出るからそこで遊ぼうよ、と言うと、ようやくその気になった。

台峯緑地へは、JR北鎌倉駅を降りて住宅街の中を歩いていく。坂道をふうふういいながら進んでいると、あじさいの生け垣に出くわした。まだ咲き始めではあったが、季節を先取りした気分でちょっとうれしい。

あじさいの続く道を過ぎたあとも、容赦なく急勾配が続く。まだハイキングコースにたどり着く前の段階だ。実は、3年前にも台峯緑地を訪れたことがあるけれど、こんなに急な道だったっけ……!? 「斜めに登ると、楽かもしれないよ」と、さっそく実践し始めた息子。思ったほどの効果はなかったと見えて、あっさり今までと同じ歩き方に戻していた。

目の前に奥深い森が広がっている。やっと台峯の入口までやってきた。アスファルトから土の道に足を踏み入れた途端、一瞬にして涼しい空気に包まれた。

鎌倉三大緑地のひとつ、台峯緑地の面積はおよそ28.7ヘクタール。東京ドーム約6個分の広さに相当する。もともとは鎌倉を代表する里山のひとつで、人びとは薪や炭、堆肥として活用できる木を植え、伐採し、下刈りをするなど、暮らしのために利用しながら森と共存してきた。その後、里山に頼らなくても生活が成り立つようになり、次第に荒廃が進んでいった。
しかし、2008年から地域住民が保全活動を始め、本来の姿に戻すべく定期的に手入れを続けているという。

緑地入口から10分もせずに、展望台に到着した。正午をとっくに回っていたので、ここでお弁当休憩を。六国見山(ろっこくけんざん)の濃い緑と、手前の淡い黄緑色とを交互に眺めながら食べたら、あっという間に弁当箱が空っぽに。食休みののち、ふたたび歩き出す。

皮がはがれている木を見て、「これは生きているのかなあ?」
道中、気になるものを見つけたら立ち止まって観察する。もし何かわからなくても、推測してみる。正解を知るのも大切だけれど、いま持っている知識を最大限活用して考えるのは、大人にとっても頭の体操になるから面白い。

平坦な道が多く、とても歩きやすい台峯。ハイカーが通り過ぎた跡をたどれば、ほぼ危険な箇所はないといえよう。それでも、慎重派の息子は二股に分かれた道で、より安全そうなほうを選んでいた。

NEW ARTICLES

『 山・ハイキング・クライミング 』新着編集部記事

見て美しい!登って楽しい!全国ご当地富士山20選

2026.08.29

憧れの山だからこそ計画性を。「北岳」の難易度とルート別対策を解説!

2026.08.29

山好きの松本明子さんも登場!達人おすすめの富士見の山7選

2026.08.28

希少な生物と絶景に出会える南国ハイク。沖縄で登山できるおすすめスポット!

2026.08.28

2番目に低い日本百名山をヘロヘロ登山…。美しく偉大な「薩摩富士」にアラフィフ編集が登ってみた

2026.08.28

磯野貴理子さんと行く活火山・富士山~大地を感じる樹海ハイキング

2026.08.27

富士山周辺SA・道の駅で買える!見て楽しい、食べて美味しい!富士山グルメ&おみやげグッズ

2026.08.27

【富士山 外輪山ハイキング】歩いてしか行けない"大展望台"を巡り、日本一の山を堪能!

2026.08.26