夕食はカレーライスが定番! 富士山の「山小屋」基礎知識 | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

山・ハイキング・クライミング

2015.07.17

夕食はカレーライスが定番! 富士山の「山小屋」基礎知識

富士山の山小屋は「お助け小屋」といわれた時代があるほど、登山者にとって、なくてはならない存在。テント泊は禁止されているので、誰もが山小屋で1泊して体を休め、余裕を持って行動するのがセオリーです。

注意したいのは、とにかく込み合うこと。予約が必要なうえに、それでも寝床として確保できるスペースは肩幅程度しかないということは珍しくありません。清潔に保たれてはいますが、布団も共用です。そんなことを嫌って、日帰り登山を強行する人もいますが、休みを取らずに急激に標高を上げて登っていくことは、高山病になる最大の原因。たとえゆっくりと眠れなくても、長時間山小屋で休憩すると体が高所に慣れてきて、歩きやすくなります。

夕食はカレーライスが定番。ただし量はそれほど多くはないので、おなかいっぱいになりたい人や男性の仲間がいる人は、自分でもパンなどの食料を用意したほうがよいでしょう。朝食にはオニギリなども用意してくれます。また、輸送費用がかかるため少々高額ですが、携帯酸素やビールも販売しており、必要ならば購入も可能です。

トイレも山小屋に併設されていますが、とくに朝は混雑するので、タイミングを考えなければならないのが女性にはつらいところ。最近は環境を考えて、バイオトイレになっています。
富士山の気象は過酷。体調が悪くなったときにも頼れる山小屋は、本当にありがたい存在なのです。

宿泊と睡眠
夜はしっかりと寝て翌日にそなえる
山小屋

小屋での睡眠は場所を決められたうえで、広間での雑魚寝状態が普通。隣には見知らぬ人がおり、気になって眠りにくいことも多いようです。昨年改築された写真の「東洋館」のような小部屋は珍しく、貴重な存在です。

NEW ARTICLES

『 山・ハイキング・クライミング 』新着編集部記事

「アイスエイジ・トレイル」を歩くハイカーを支える“トレイルエンジェル”の心づかい

2026.06.11

新茶の刈り取りが始まった! 修験道の山を越え「宇治茶」の聖地を巡るハイキング

2026.06.10

「アイスエイジ・トレイル」初日を歩き終え、残りは1,192マイル!ロングトレイルのスタートに思うこと

2026.06.08

かつてないほど手厚くウェルカムに迎えられた「アイスエイジ・トレイル」。気分よく第一歩を踏み出す!

2026.06.07

ロングトレイルに向け、アメリカに出発!だけど運不運に振り回されドタバタ…

2026.06.06

「アイスエイジ・トレイル」への準備!面倒だけどおろそかにはできない出発前の下調べ

2026.06.05

アメリカ・ウィスコンシン州にある「アイスエイジ・トレイル」ってどんなとこ?

2026.06.02

アメリカの「アイスエイジ・トレイル」1,200マイルを歩いてきました!

2026.06.01