「サファリで車中泊して、ライオンに会おう!」アフリカを軽キャンパーで旅する!ナミビア編 vol1

2019.04.08

軽キャンピングカーで、地球半周中です。
稚内からロシアへ渡り、モンゴルで道草してから中央アジアへ。イラン、ヨーロッパと抜けてアフリカに上陸しました。
南アフリカの喜望峰を目指しています。

もはやナミビアはアフリカじゃない!

軽キャンパーを貨物船に乗せてカメルーンを脱出し、ナミビアに入りました。

これまでの西アフリカは、頭の上に剣山が乗ったように暑くて、カラダが溶けるほどにジメジメ。
毎日停電し、いつも誰かが怒鳴っていて、隅々までゴミに溢れ、群れをなすハエ。道路の穴は避けられても、賄賂検問は避けられません。
ストレスフルなのに、お目にかかった動物は家畜だけでした。
ナミビアは天国です。
首都ウィントフックは日中の日差しは強いものの、標高が高いので寒いくらいに涼しい朝夕。
湿度はたったの5%。鼻血が出ます。
穴の空いていない道路に、ゴミは落ちていません。
行き交う車は壊れていないし、交差点で道を譲り合うジェントルマンドライバー。
カフェには、ローカーボ食品(糖質制限食)。
いかにもアフリカっぽいエキゾチックな女性がいますが、もはやアフリカじゃないです、ナミビア。

世界一美しいと言われるヒンバ族の女性は、胸より足首を恥ずかしがります。

賄賂でお願いします!

ナイジェリアやカメルーンでは毎日、軍や警察にお金をたかられていたので、
「警察とかって、カツアゲみたいなことします?」
地元民に訊いたら
「Don’t worry! 警官は真面目です」
「賄賂なんかないです」
ありがたきお言葉をいただきました。
真面目な警官なんて、やはりナミビアはもはやアフリカではありません。
ドライブを始めてすぐ検問に呼び止められましたが、ぜんぜん余裕です。
最高の笑顔で、How are you?
自分史上最高に滑らかな巻き舌で、
Nice day, isn’t it?
なんて余計な時候の挨拶までしていたら、婦人警官がなにやら書類を書き始めまして、
「はい、罰金4,500円」
なんですとっ!?
罪状はフロントガラスのヒビ。
アフリカの車はみんなヒビだらけじゃないですか!って言っても聞いちゃくれません。
「銀行で払ってください」
正真正銘の罰金です。
あのー、賄賂ってことにして値下げしてくれませんかね?
言えないひと言です。

その後、銀行を探していたらパンク!

ど、どんまいどんまい。
後日身を以て知りますが、ナミビアの名物はパンクです。

サイを眺めながら、軽キャンパーに車中泊

ナミビアで一番人気のサファリは、「エトーシャ国立公園」です。
サバンナが広がる国立公園の入場料は、大人ひとり80NAD(672円)、車は10NAD(84円)。
軽キャンパーで自由自在にゲームドライブできて、野生動物見放題ですから激安ですよね!
公園内のキャンプ場は550NAD(4,628円)もするけれど、夜、池に集まるサイが見ものです。

左の写真は、一眼レフで300mmの望遠レンズ、三脚なし。右はスマホ。スマホでいいじゃん!

昼は、自由自在にゲームドライブ

公園内の道は未舗装ですが、硬く締まっていて穴や凸凹がなく、軽自動車でも問題ありません。
ダチョウがお出迎えしてくれました。

神様の失敗作と言われる、ヌー。

スプリングボックは、鹿にしか見えませんが牛です。属名のAntidorcasは「ガゼルではない」の意味なので、いろいろ勘違いされています。

キリンって、首が長いから生きるのがたいへん。

シマウマは馬ではなく、ロバ。絶対に家畜にならない頑固ものです。

芸術的なツノを持つクドゥ。

迫力満点のゾウ。

ヒョウかと思ったらチーター。チーターの特徴は、目から鼻にかけての黒い線です。

そして、待望のライオン。
どうやらオスライオンはお爺さんのようで、始終ぷるぷる震えてました。

稚内から2年。
流れ流れてやっと、アフリカの野生動物に会えました。
大満足です。
翌朝起きたら、パンクしてたけど。
どんまい、どんまい。

【ナミビア・ドライブ情報】
ビザ:不要
車両保険:なし
検問:賄賂はありません。
キャンプ場情報:iOverlander

石澤義裕・祐子
住みやすい国をリサーチしようという話から2005年から世界一周をスタート。アメリカ、カナダなどをスクーターで旅行し、オーストラリアをキャンピングカーで回ったのをきっかけに2015年の夏から軽キャンピングカーで旅を始めた

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