カヤックフィッシングの雰囲気を少しでも体感?

2018.09.30

連載【漕いで、釣って、食べて】カヤックフィッシング奮闘記Vol.50

これまで、カヤックフィッシングの楽しさを少しでも知ってもらいたくロケを続けてきたが、思い通りにはいかないことも多い。今回のロケもそうだった。まず、狙った魚が釣れない。カヤックには魚探も積んでいるので、魚の群れがいたらだいだい分かるのだが、そこにルアーを落としたからといって釣れるわけではない。というか、かなりの確率で無反応だったりするのだ。

このように魚探に黒い影が映るときは、魚の群れが真下にいるということだ。魚種までは分からないが、恐らくイワシなどの小魚の群れだろう。こういうときは、小魚を狙った大物が周囲にいるはず。その捕食者にアピールするべく、ルアーを落として巻いてくる。しかし、なかなかヒットしない。と思っていたら、グググというアタリが!

上がってきたのはカサゴだった。君ではないのだよ。カサゴは底付近にいたはずで、小魚を狙っていたわけではないだろう。もっと大物が潜んでいるはずなのだが。すると、またアタリが。

今度はサバフグだった。また君か。この魚は非常にたくさんいる。フグといってもサバフグは無毒らしいが、そんなに美味しくないと評判だし、面倒なのでリリース。このように、いるであろう大物は、そんな簡単に釣れないのだ。

また、魚の反応を探しながら移動していると、「ナブラ」に遭遇することもある。捕食魚が小魚を追い詰めて、水面がバシャバシャといっているのだ。写真ではうまく伝わらないと思うが、このときも目の前で「何者か」が小魚を襲っていた。

私も頑張って、手を変え品を変えルアーをキャストしたが、残念ながら手応えはなかった。うっすら水面がざわついているのが、わかるだろうか。目の前にいるのに釣れない、この悔しさ。ちなみに私が乗っている足漕ぎカヤックは安定感も抜群なので、こうして立つことも可能。

ただ、悔し思いをしつつも、カヤックで釣りをするのは、とても楽しい。その雰囲気は写真ではなかなか伝わりづらいかと思い、動画を撮影してみました。それがこちら。

いかがでしょうか。ブレブレで申し訳ないですが、揺れるカヤックでは撮影が難しく。こうして海の上を自分の好きなところへ移動しながら釣りをするのは、カヤックフィッシングの醍醐味ではないかと。機会があれば、ぜひやってみてください。このように、狙った獲物はなかなか釣れませんが。

連載【漕いで、釣って、食べて】カヤックフィッシング奮闘記

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穴澤 賢(あなざわまさる) 1971年大阪生まれ。2005年7月から愛犬との暮らしを綴ったブログ「富士丸な日々」が話題となり、その後エッセイ、コラムなどを執筆するようになる。著書に「またね、富士丸。(集英社文庫)」、「明日もいっしょにおきようね(草思社)」、「また、犬と暮らして(世界文化社)」、自ら選曲したコンピレーションアルバムとエッセイをまとめたCDブック「Another Side Of Music」(ワーナーミュージック・ジャパン)などがある。 株式会社デロリアンズ代表。 Blog:「Another Days」

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取材協力:MARINE BOX100
逗子市新宿2-14-4
http://www.marinebox.co.jp

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