双眼鏡特集!編集部おすすめの逸品

2018.10.30

天体観測もイケる! オススメ双眼鏡図鑑。双眼鏡で天体観測できるの? もちろんできます! 今回はバードウォッチングだけでなく、天体観測もしやすい双眼鏡を紹介。冷え切った夜、サイトの明かりを消して、ゆっくり星空を眺めてみてはどうでしょう。

天体観測もイケる!おすすめ双眼鏡7選

天体観測に向く双眼鏡の選び方。天体観測するなら高倍率がいい…かというと、そうではない。三脚に固定して使う天体望遠鏡とは違って、双眼鏡は手持ちで使うことが多いので何十倍もの高倍率モデルはNG。野鳥観察にも活用するなら6~10倍がお薦め。対物レンズ口径は大きいに超したことはないが、大きくなればとうぜんサイズも大きく、重くなる。したがって、手持ちで使うことや携帯性を考えると30~50mm程度がベストだ。ここで紹介したモデルは¥11,000~¥670,000と大きな価格差があるが、その違いは見える像の"クォリティー"。とはいっても、1万円台の初心者向けでも十分に星空観測は楽しめる。よりクォリティーの高い明るくクリアな像を求めるならば、それなりの投資が必要になる。

コーワ(Kowa)

YF30-6

リーズナブルでビギナーにぴったり! 天体観測に向く広い視野が自慢の機種。そのほか、野鳥観察やスポーツ観戦など幅広く活用できるコストパフォーマンスの高い入門モデル。470gという軽さも魅力。機種は限られるがスマホと組み合わせて観察や撮影ができるアダプターも用意されている。●倍率:6倍 ●対物レンズ有効径:30mm ●最短合焦距離:5.0m ●実視界:8.0度 ●ひとみ径:5.0mm ●明るさ:25.0 ●1,000m先視界:140m ●サイズ:114×160×48mm ●重量:470g

アイカップを回すと(右)レンズから遠ざかり裸眼でのぞきやすい。


ビクセン(Vixen)

アトレックライトBR6X30WP

明るい視野と手ぶれの少なさが自慢。長時間の天体観測でも疲れにくいコンパクトかつ軽量なモデル。リーズナブルながら、対物・接眼レンズ、プリズムすべてにマルチコーティング、レンズ表面には撥油コートが施されている。防水設計になっているのでアウトドアでも安心して使える。●倍率:6倍 ●対物レンズ有効径:30mm ●最短合焦距離:約5.0m ●実視界:8.0度 ●ひとみ径:5.0mm ●明るさ:25.0 ●1,000m先視界:140m ●サイズ:115×160×54mm ●重量:500g

裸眼時のアイカップ切り替えは回転式。目幅約50~70mmに対応。


ケンコー・トキナー(KenkoTokina)

ultraVIEW EX OP 8×32 DH II

対物レンズ32mmで455g! 軽量コンパクトさが魅力。ボディーに軽量な強化プラスチックを採用した、今回紹介する中で最軽量のモデル。手持ちで長時間天体観測しても疲れにくく、携帯性もバツグンだ。手の大きさに関係なく操作しやすい位置に大型ピントリングが配置され、操作性も申し分ない。●倍率:8倍 ●対物レンズ有効径:32mm ●最短合焦距離:2.5m ●実視界:7.5度 ●ひとみ径:4.0mm ●明るさ:16 ●1,000m先視界:131.1m ●サイズ:127.3×138×52mm ●重量:455g

ホールディングしやすいスリムなボディー。アイカップは回転式。


スワロフスキー・オプティック(SWAROVSKI OPTIK)

SLC10x42

色収差の少ないクリアな視野が印象的。特殊な軽合金を採用した高精度なフォーカシングメカニズムが採用され、微妙なピント調節が可能。それと相まって、低分散ガラスを使った対物レンズの色収差が少ないので、大きく見える月の像も輪郭ににじみがなくとてもキレイに見えた。●倍率:10倍 ●対物レンズ有効径:42mm ●最短合焦距離:3.2m ●実視界:6.3度 ●ひとみ径:4.2mm ●1,000m先視界:110m ●サイズ:120×144×63mm ●重量:790g

表面にシボ加工され握りやすいボディー。アイカップは回転式。


ツァイス(ZEISS)

Victory SF 8×42

明るくシャープな視野と像のキレのよさはダントツ! 自然観察に精通したエンジニアが開発。光透過率92%という最高レベルの明るさを誇る。その視野の広さ、操作性のよさは、天体観測はもちろんバードウォッチングにも最適。初心者には少々高価かもしれないがいい道具は最高の体験を保証してくれるはずだ。●倍率:8倍 ●対物レンズ有効径:42mm ●最短合焦距離:1.5m ●ひとみ径:5.3mm ●明るさ:28.1 ●1,000m先視界:148m ●サイズ:125×173mm ●重量:780g

操作性抜群のダイヤル配置でとてもスリム。アイカップは回転式。

スマホ用ブラケットとスマホアダプターで撮影も可能。それぞれ別売り。

三脚アダプター(¥28,000)があれば、三脚に取り付けて観察することも。


ニコン(Nikon)

WX 10×50 IF

いま天文界でも話題騒然の超広視界双眼鏡。見掛け視界76.4°(一般的モデルは40~50°程度)という超広視界。像面湾曲を視野最周辺まで適正化する独自システムの採用で、広い視界の端っこに見える星も点像で見える。これはホントにスゴイ。6月に発売されたばかりのハイエンドモデル。●倍率:10倍 ●対物レンズ有効径:50mm ●実視界:9.0度 ●ひとみ径:5.0mm ●1,000m視界:157m ●サイズ:291×171×80mm ●重量:2,505g

ボディーが重いので三脚に固定して観測できるように、専用三脚アダプターが付属。


キヤノン(Canon)

10×32 IS

像がピタッと止まる手ぶれ補正機構を搭載。双眼鏡をのぞきながら、ボディーにある手ぶれ補正ボタンを押す…。すると! それまでフラフラしていた像がピタッと静止。この光学式手ブレ補正機能にはビックリ仰天。少々高価ではあるが、使ってみればその価値は十分に理解できるはずだ。●倍率:10倍 ●対物レンズ有効径:32mm ●最短合焦距離:約2.0m ●実視界:6度 ●ひとみ径:3.2mm ●明るさ:10.24 ●1,000m先視界:105m ●電源:単3形乾電池×2本 ●サイズ:142×171×77mm ●重量:約780g(電池別)

アイカップはラバー製。ボディーはやや太めだがグリップ性は◎。


※構成/坂本りえ 撮影/中村文隆

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