ロングセラーにはワケがある!トランギア「アルコールバーナー」の5つの魅力 | 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

ロングセラーにはワケがある!トランギア「アルコールバーナー」の5つの魅力

2021.11.16

写真は筆者の私物です。

アルコールバーナー「TR-B25」は、メスティンで有名なTrangia(トランギア)社の製品。1951年から、ほとんど変わらないデザインで製造されている、アルコールストーブの定番。世界中のアウトドア好きから、長い間愛されている製品です。今回はアルコールバーナーTR-B25の魅力を、愛用者目線でお伝えいたしますね。

アルコールバーナーTR-B25を細かくチェック

3つのパーツ。

TR-B25のつくりは非常にシンプル!画像の左上から時計回りに燃料を入れる本体、火力調節用の蓋、燃料用の蓋のたった3つのパーツから成り立っています。

本体。

本体の中央には穴が開いています。中央の穴は、燃料のアルコールを注ぐ、タンク部分です。その周りには細かい穴が円状に空いています。細かい穴はバーナー部分で、使用時はここから炎が噴き出します。

火力調節用の蓋。

火力調節用の蓋の上部はスライドします。本体の上に取り付け、蓋を閉めることによって弱火、蓋を開けることによって強火になります。

火力調節用の蓋により、ガスバーナーほどではありませんが、TR-B25は火力調節ができます。炊飯の際にとろ火にできるのは便利な機能ですね。

燃料用の蓋。パッキンがあるので、中身がこぼれるのを防ぎます。

燃料用の蓋は、内側にパッキンがついています。

燃料用の蓋をしたTR-B25。

燃料用の蓋をすれば、本体に燃料を入れた状態で持ち運びが可能です。

アルコールバーナーTR-B25の魅力

アルコールバーナーと同じように、アウトドアでおなじみの火器が、ガスバーナーです。ここからはガスバーナーと比較しながら、TR-B25の魅力をご説明いたします。

1.TR-B25はコンパクトに収まる

一般的なガスバーナーとTR-B25。

TR-B25のサイズは、一般的なガスバーナーと比べるとコンパクトです。

クッカーに収納した様子。

本体は、高さがなく、角ばっていないので、クッカーなどにうまく収納できます。

小さなアルコールボトル。

燃料であるアルコールも、詰める容器を小さくすることで、全体のサイズをコンパクトに収めることができます。使う分のアルコールだけを自身で計算して持ち出すことが可能ですね。

ガスバーナーとOD缶。

一般的なガスバーナーは、OD缶(アウトドア缶)やCB缶(カセットボンベ缶)を燃料として使用します。OD缶やCB缶はアルコールのように、使用する分だけ持ち出すことはできません。バーナーをたくさん使う予定がなくても、かさばるOD缶やCB缶を持ち運ぶ必要があります。

バックパッキングスタイルのキャンプや、山登りなど、できるだけ荷物を減らしたい場合には、ガスバーナーよりもTR-B25をおすすめします。

2.燃料が手に入りやすい

TR-B25の燃料のアルコールは、国内ではドラッグストアやホームセンターで手に入ります。世界中どこででも手に入りやすい燃料なので、海外に出かける際にも扱いやすいですね。

3.壊れにくい

TR-B25は構造がシンプルなので、故障することがほとんどありません。仕様に半世紀以上変更がないのは、製品として完成されているということです。著者も5年以上使用していますが、1度だけ蓋の内側のパッキンを交換したのみで、大きな故障がなく使用できています。

4.経年変化が楽しめる

TR-B25の本体は真鍮製。真鍮はジーンズのように経年変化を楽しむことができる素材です。購入当初はピカピカとしていますが、使い込むほどに、色が濃くなり、使い込まれた味がでてきます。長年使えば、どんどんカッコよくなるので、愛着が増してきますよ。

5.静かな時間を味わえる

静かに揺らめく炎。

ガスバーナーは燃焼時に「ゴーッ」と音がでますが、TR-B25は無音で燃焼します。TR-B25は、周りへの配慮が必要な、キャンプのサイレントタイムにはうってつけの道具。風や波の音に没頭し、より深く自然を感じたいときにもおすすめです。

TR-B25を使うにあたって必要なもの

ゴトク

ゴトク。

TR-B25のバーナー部分の上には、クッカー等を直接のせることができません。クッカーを直接のせると、アルコールの気化が妨がれるため、バーナーの炎が消えてしまいます。そのため、TR-B25の使用には、ゴトクが必ず必要になります。ゴトクはトランギアからも純正のものが販売されています。

TR-B25と併用すると便利なもの

風防

風防。

バーナーの部分はむき出しのため、強風時は消えてしまうことがあります。アウトドアで使うことを考えると、風防の併用をおすすめします。

軍手や皮手袋

TR-B25は、使用中と使用後のしばらくの時間、本体が非常に高温になります。素手で触ると火傷してしまうので、軍手や皮手袋などがあれば、便利です。

目盛りつきの容器

目盛りつきの容器。

目盛りつきの容器があれば、アルコール燃料の残量が簡単に把握できます。

TR-B25の使い方

TR-B25は誰にでも簡単に扱うことができます。使い方をご説明いたします。

1.使用する場所を見極める

地面が平らかどうか確かめましょう。

TR-B25が使用中に倒れると、こぼれたアルコールが燃焼を続けるので、あたり一面が火の海になります。使用の際は必ず平らな場所で使用しましょう。また、燃焼中は本体が高温になるため、木製の机の上で使用すると、机が焦げる恐れがありますのでご注意ください。

2.タンクにアルコールを注ぐ

タンクの中央にアルコールを注ぐ。

TR-B25の蓋を開け、ゴトクを乗せた後、タンクの中央にアルコールを注ぎます。タンクの内側だけでなく、タンクの外側にも数滴のアルコールを垂らすことで、着火がしやすくなります。

3.着火

着火

ライターやマッチなどで着火します。

4.炎が安定するのを待つ

外気温にもよりますが、10秒から20秒ほどすると、本体が温まり、タンクに入れたアルコールが気化します。気化したアルコールは円形に配置された穴から噴き出し、青色の炎が上がります。小さなボディには似合わないほどの大きな炎です!

日中に使用する際、TR-B25の炎は見えにくいので、火傷にご注意くださいね。

おわりに

TR-B25はアルコールバーナーの定番!

TR-B25はコンパクトに収納ができ、扱いやすいアルコールバーナーです。飽きがこないシンプルなデザインで、使えば使うほど味がでるので、愛着が湧きますよ!ガスバーナーを既にお持ちの方には、セカンドストーブとしてもおすすめできます!ぜひその使い勝手を体験してみてくださいね。

TrangiaアルコールバーナーTR-B25

使用燃料:エチルアルコール、メチルアルコール
重量:110g 
収納サイズ:直径7.5×H4.5cm
価格:2,750円

私が書きました!
アウトドアライター
のまどう
行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。
この記事をシェアしよう!

関連記事

『 バーナー 』新着ユーザー投稿記事

『 バーナー 』新着ユーザー投稿写真

『 バーナー 』新着編集部記事

おすすめ記事

【消費税の価格表記について】
記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年3月以前の記事に関しては(税抜)表示の場合もあります。