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【パルパーク・ プロジェクト】山田緑地 地産地創 の クラフト体験会開催! !

2018.12.19

子どもたちに、ナイフの体験でたくましく生きる力を! パルパーク第1号山田緑地で開かれた、森の木を材料にしたクラフトイベントをレポートします!

「……」
 無言、没頭。子どもたちは足がしびれるのか時折体勢を変えるものの、意識を手先に集中させ続けている。左手には少しずつ削られて薄くなってきた木が握られている。そして右手には初めてのナイフ――木々が色づき始めた
10月の週末、パルパーク第1号の山田緑地でナイフを使うクラフトイベントが開かれた。
 2014年にプロジェクトが始まった当初から、編集オオサワは子どもたちにナイフを握らせたいと考えていた。
「“子どもたちに、たくましく生きる力を”がパルパークのコンセプト。危ないからといって子どもたちから。ナイフを遠ざけるのではなく、正しい使い方をきちんと教えてあげるべきだと思うんだ」
 北九州市公園緑地部の梅野はもろ手をあげてそれに乗った。
「山田緑地は里山の森。再生・維持のためには木を切る必要があるので、クラフトの材料ならいくらでもありますよ。地産地創・ のイベントをやりましょう!」
 その1日目。梅野は対象を18歳以上とした。
「参加者には2日目にスタッフとして来てもらおうかと。彼らもパルになってもらうんです」
 そして迎えた2日目。10数組の親子と新たなパルが集まった。子どもたちはおそるおそる鞘からナイフを抜き、前日のイベントで切り出しておいた木に手を伸ばした。
「ナイフを握った手を動かさずに、木のほうを動かすんだよ」
 長野さんの魔法のようなナイフさばきに目を丸くした子どもたちは、それを忠実に真似ようとする。ナイ
フの右手をギュッと左腿ももに押し付け、左手の木を動かす。うまくできない子は、新たなパルがサポートした。
すると最初はぎこちなかった動きが、徐々にスムーズになっていった。
 3時間後。子どもたちは完成したバターナイフを使ってバターを切り、パンの上にのせると、誇らしげに口いっぱいにほおばった。
「おいしい~!」
「最初は無理と思ったけど、できてうれしかった。またやりたいです!」
 少しだけたくましくなった子どもたちが、そこにはいた。

講師
クラフト作家 長野修平さん
自然素材であらゆる生活道具を作るクラフトの達人。ナイフのある暮らしを提唱している。「まずは安全な使い方から覚えましょう」

1日目 森で材料を調達

「生木(グリーンウッド)は水分を含んでいて柔らかいので、削りやすい。初めてのクラフトにうってつけです」と長野さん。

山田緑地では夏の豪雨・台風で多数の木が倒れた。その中から、まだ枯れていないものを選んで切り出した。

午前中に材料を切り出し、午後はナイフを使ってクラフト。大人にとっても新鮮な体験だ。

ハニーディッパー完成!

ハチミツの瓶に入らないほど巨大なもの、曲がったもの…。十人十色の作品ができた。

北九州市立大学の学生の皆さん。「だんだん楽しくなって、いつの間にか削りすぎちゃいました」

 

2日目 子どもたちの初ナイフ

真剣そのものの表情。5歳から小学5年生まで全員が3時間集中し続けたのは、いい意味で予想外だった。

ナイフを使ってグリーンウッドワークに挑戦!

バターナイフを作るには、最初に木を斧おので割って薄い板にする。斧を使うのも、もちろん初めてだ。

「作品は下手でいいんだ。やってりゃ、すぐに上手になるから。それより、ナイフの正しい扱い方を覚えような」

バターナイフ完成!

マイ・バターナイフでバターをパンにのせる。おかわり続出で、パンとバターはあっという間になくなった。

「ナイフが意外に使いやすかった」と女の子。「娘以上に夢中になってしまいました」とお母さん。

「今日使ったナイフはこのパルパークに常備しています。これからもどんどん遊びに来てください!」とオオサワが締めて無事終了。

 

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