キャンプ好き音楽好きが集まる人気の New Acoustic Camp。今年のテーマは星空!

2018.08.23

オーガナイザーであるOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDのTOSHI-LOWさんとMARTINさんにインタビュー!

 

ニューアコはキャンプイベントなんです

 昨年のNIKKEIプラス1 夏フェスランキングで見事1位に輝いたNew Acoustic Camp(ニュー・アコースティック・キャンプ/以下、ニューアコ)が今年も9月15、16日に開催される。2018年は星空がテーマ。

 ファミリーでも楽しめることから徐々に人気を集め、来年はいよいよ10周年を迎えるニューアコ。趣向を凝らした会場の雰囲気が魅力的で、出演アーティストが発表される前から参加を決めている人は多い。毎回ビーパルも兄弟誌b*pが参加して、ワークショップを展開するなど、初秋の恒例行事のようになっている。開催場所は、群馬県みなかみ町の最奥・藤原にある水上高原リゾートのゴルフ場で、白樺の森や山々に囲まれたロケーションも抜群だ。

 いわゆる音楽フェスと呼ばれるイベントではあるものの、キャンプが十分に楽しめるのが特徴のひとつ。ほとんどの場合、入場料とは別にキャンプで寝泊まりする際に料金がかかるが、ニューアコは2日通し券を購入すればキャンプインが可能だ。「音楽もあるけど、ニューアコはあくまでキャンプイベントなんですよ」と、話すのはオーガナイザーであるOVERGRAND ACOUSTIC UNDERGROUND(以下、OAU)のTOSHI-LOWさんとMARTINさん。

 OAUは、6人組のアコースティックバンドだ。ニューアコのステージはすべてアコースティックで演奏される。普段はエレキギターをかき鳴らし激しいパフォーマンスをしていても、この日ばかりは大自然のなかで優しい音を奏でるのだ。なかなか聴けない音、見られないアーティストの姿がここでは披露される。OAU自身もTOSHI-LOWさんをはじめ4名はロックバンドBRAHMANのメンバーでもある。

星空をテーマに。故郷の懐かしい星空を想って…

 OAUは開催を前に、ニューアコのテーマソング『MIDNIGHT SUN』をリリース。4年ぶりの新曲となる。新曲と今年のニューアコ開催に向けて、フロントマンであるおふたりにお話しをうかがった。

 まだなにもないニューアコの会場で…。

BE-PAL まだなにもない、まっさらの状態ですね。いかがですか。

MARTIN 年を追うごとにいろいろ(作り込みが)増えていっているから、このなにもない景色もいいね。

TOSHI-LOW 確かに、いい。なにもないところから作っていくから、いいんだよね。あらためてサラの状態を見ると、もっといろいろ出来るかもと逆にイメージが湧いてくる。

BE-PAL さて、OAUにとっては4年ぶりの新曲。ニューアコの新たなテーマソング『MIDNIGHT SUN』がリリースされました。

MARTIN 運転しながら曲をリピートしてここ(水上高原)まで来たけど、ちょっとアクセル踏みそうになっちゃう感じだね。とくに自然のなかを走ってきたから気持ち良かったし、山や川、そうした風景が合っているんだなって思った。

BE-PAL わたしも車の中で聴きながらきましたが、とても気分がよかったです。星空がテーマなんですよね。曲はどんなふうに制作されたんですか。

TOSHI-LOW MARTINが元となるデモを作ってきてくれて、その世界観をもっと、どうやってキラキラさせようかなって、考えていきました。

BE-PAL ニューアコでも晴れていれば天の川もよく見えますよね。

MARTIN そう、雨が降っていなければね。ニューアコの星空ももちろん見ているけれど、ぼくの地元の星空がとってもきれいで、曲を作ったときはそれを思い出したりしたかな。

BE-PAL 地元はどちらですか。

MARTIN アメリカのフロリダ州。小さな町で街灯もほとんどないから、夜は星がとってもよく見える。

BE-PAL MARTINさんの昔の思い出も投影されているんですね。

太陽、星、キャンプのシーンに合う音があってもいい

MARTIN ぼくの親はミュージシャンで、ぼくも子どもの頃にファミリーバンドとして出ていて。よくキャンプしながら、いくつもの音楽フェスに出演して、車で旅をしていた。『MIDNIGHT SUN』は、ぼくのルーツ、ジャンル的にはブルーグラスだけど、そういう古い記憶からきているかな。

BE-PAL 前作の『Making Time』はこれから始まる!明るい太陽みたいな高揚感があった曲だったので、『MIDNIGHT SUN』は逆に夜というか。キャンプは朝から夜まで、一日外で過ごすものだから、その場面ごとのテーマみたいでいいなと思いました。

TOSHI-LOW テーマがあるっていいと思う。太陽的な昼のテーマがあってもいいし、クロージングがあってもいい。ニューアコでおきる2日間の出来事があってもいいかもね。色んなシーンがある。

MARTIN 曲を作るときには、ニューアコの色んなシーンを思い浮かべた。子どもを抱っこして空を見上げている人、ステージで盛り上がっているお客さんたち、夫婦がキャンプでBBQを楽しんでいるところとかね。ぼくも子どもをニューアコに連れてきたりするから、その時の思い出とか気持ちもプラスして。でも、曲の歌詞は、その楽しんでいる人たちの目線ではなくて…。

BE-PAL と言いますと?

MARTIN 歌っているのは星空。自然のなかで遊んで楽しんでいる人たちを、空が見て喜んでいる。星空を見上げて人が喜ぶ、その喜んでいる人を見て空も喜んでいるというか。愛されている気持ちになって喜んでいる。

BE-PAL そうなんですね。なんだか大きく包まれている温かい感じですね。

MARTIN ぼくもこういう歌詞はあまり書いたことないけれど、少し変わったラブソング。星って願いをかけたりするし、亡くなってしまった人が星になる、なんて言うよね。遠くから見守られているような、そんな話しなんです。

もっと予定調和じゃない楽しさを!10年目の展望?

BE-PAL たくさんのテントの上に、たくさんの星。見守られているみたいな。ニューアコのまた新たなシーンや世界が生まれそうな予感がします。

TOSHI-LOW 音楽フェスは、その年の出演アーティストによってカラーが決まってしまうようなところがある。でも、ニューアコはベースに自分たちのカラーがある。だから、色自体も毎年少しずつ変えていけたりできるんだよね。それってとっても面白い。

MARTIN TOSHI-LOWともよく話しをするんだけど、フロリダ・フォーク・フェスティバルっていうのがあって、ニューアコはそのフェスの雰囲気に近い。ぼくが子どものころに見たフェス。色んなところで音楽が鳴っていて、においが似ているっていうか…。

BE-PAL そのフロリダ・フォーク・フェスティバルが、マーティンさんの原風景としてあるんですね。

TOSHI-LOW もっとそこらじゅうで音が鳴っていてもいいよね。ニューアコも。いろいろなところで、音楽だけじゃなくパフォーマンスでもいい。誰かが色んな場所で色んなことやをってるような。メインステージ(YONDER)含めて4つのステージがあるから、どうしても俯瞰して全体を考えて作っちゃうけど。

それぞれ独立して、個性がもっと強く出るような感じ。たまたま通った道で、面白いの見つけちゃった、ラッキー!みたいな。。

BE-PAL それ、楽しいですね!予定調和じゃない嬉しさ。10年目に向けてまたまたニューアコが進化しそうな気がしてきました。きょうはありがとうございました。

New Acoustic Camp 2018
開催日:2018年9月15〜16日
場所:群馬県水上高原リゾート200
http://newacousticcamp.com/

 

OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
2005年結成。ヴァイオリニストでフロントマンも務めるMARTIN(Vo, Violin, A.Gt)とパーカッショニストKAKUEI(Perc)に、ハードコア・パンク・バンドBRAHMANのTOSHI-LOW(Vo, A.Gt)、KOHKI(A.Gt)、MAKOTO(Cb)、RONZI(Dr)のメンバー全員が参加する、生楽器だけの編成による6人組アコースティック・バンド。欧米をはじめとしたトラッドやルーツ・ミュージックを巧みに織り込んだ有機的な音楽性に、繊細さとダイナミズムとを併せ持ったパフォーマンスで多くのオーディエンスを魅了。国内最大級のフェスや海外でのライブを重ねるほか、2010年からは、全てのアーティストがアコースティック限定の編成で出演するキャンプフェス「New Acoustic Camp」のオーガナイザーを務めている。
http://oau-tc.com/

8/24(金)には、New Acoustic Camp 公式テーマ曲「MIDNIGHT SUN」が配信限定リリース。同日、過去作品全曲のサブスクリプション配信も解禁。

2018/8/24(金)配信限定発売
New Acoustic Camp 公式テーマ曲「MIDNIGHT SUN」
iTunes/レコチョクなど各配信サイトにてリリース!

 

※構成/須藤ナオミ 撮影/sumi☆photo、JON…

 

この記事をシェアしよう!

関連記事

『 イベント取材・体験レポート 』新着ユーザー投稿記事

『 イベント取材・体験レポート 』新着編集部記事

おすすめ記事

  • 12/7(金)最終選考会にて決定 今年の1台、決まる。日本カー・オブ・ザ・イヤー 2018-2019 1980年の第1回開催から39年。今年はどのモデルが栄誉に輝くのか。
  • プレゼントクイズ 応募はこちら
  • 12/7(金)最終選考会にて決定 今年の1台、決まる。日本カー・オブ・ザ・イヤー 2018-2019 1980年の第1回開催から39年。今年はどのモデルが栄誉に輝くのか。
  • プレゼントクイズ 応募はこちら
  • ライフスタイルマガジン『b*p』