東京都心から車で1時間ほどの里山で、自然派暮らしを楽しんでいる長野さん。
自宅の裏庭には雑木が生い茂り、高台の絶景スポットには、みんなが集える(長野家にはとにかくお客さんが多いのだ!)ファイヤープレイスが据え付けられている。
「焚き火はゲストをもてなすものであり、生活の憩いの場。遊びに来てくれた人には、どこで焚き火をして楽しんでも構わないシステムになってますよ(笑)」
それと同時に、火を焚いたら必ずといっていいほど、料理に利用する。
「フキでキャラブキを作ったり、山菜を茹でたり。時間のかかるタンシチューや牛筋の煮込みを作るときは焚き火の出番。子どもが友達を連れてきたときは、マシュマロを炙って食べたりしてますよ」
今回、BE-PAL10月号(絶賛発売中!)の特集『究極のワイルドバーベ-キュー入門 肉と酒と焚き火の夜』とは別に、同じく本誌10月号の「アウトドア達人の自然派暮らし」で、豪快な子豚の丸焼きを披露した長野さん。
その下ごしらえも、もちろん庭のファイヤープレイスを利用。半日以上かけて炙った力作だ。この子豚の丸焼きは、一般的な炭火横向き回転式に対し、トライポットと焚き火を使用した吊るし焼きで仕上げていることが最大の特徴(子豚のサイズだからできるともいえる)。じっくり焼き上げるので、ローストポ
ークよりは、ハムに近い仕上がりになってくる。
秋のイベントやアウトドアパーティーに、ぜひチャレンジして周りをアッと言わせて下さい!