5人家族で車中泊できる!噂の軽キャンパー「Registro」をチェックしてきましたよ。
2017.04.09
ピックアップトラックや軽トラックの荷台を活かし、独自のキャンパーシェル(居住空間)を搭載したキャンピングカーを「トラック・キャンパー」(通称:トラキャン)と呼ぶ。そんな「トラキャン」シーンを牽引するのが山梨県にあるメーカー「M.Y.Sミスティック」だ。
昨年デビューした『J-cabin Mini W』は、グッドデザイン賞を受賞。アメリカンクラシックなスタイルや実用性が高次元で融合したモデルだ。今回は、先日デビューしたその兄弟モデル『レジストロ』の魅力を探ってみたい。
一見すると、「トラキャン」のようなスタイルだが、荷台の上にキャンパーシェルが積載されているわけではなく、ボディと一体化されているのがわかる。そう、このレジストロは「トラキャン」ではなく、「キャブコン」(※)なのだ。
※「キャブ・コンバージョン」:トラック系の車両に居住部分を架装=コンバージョンしたキャンピングカー。
でも、どうして「キャブコン」にする必要があるのか?
「軽トラキャン」は、キャンパーシェルの着脱ができるのが大きな魅力だが、乗車定員が2人に限られてしまう。
一方、キャンパーシェルを車両と一体化し、「軽キャブコン」にすることで、軽トラック・ベースながら、5人の乗車定員を確保。これにより、ファミリーで旅に出かけることが可能になった。
ちなみに、この大型シェルを搭載したことで、ナンバーは軽自動車の黄色ではなく、白8ナンバーへと変更される。