「つまみを釣りたい!」釣り初心者の女4人が、渡船で堤防釣りに挑戦してみた | 海・川・カヌー・釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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  • 「つまみを釣りたい!」釣り初心者の女4人が、渡船で堤防釣りに挑戦してみた

    2020.06.15

    私が書きました!
    フリーライター
    しま子
    キャンプとお酒と離島旅を愛する兵庫県民。お酒にあう料理・景色・シチュエーションを日々探求している(現時点では、海と夕陽とビールが最強コンボだと思っている)。主なフィールドは関西一円と瀬戸内海沿岸エリア。エンタメ系雑誌の編集部勤務を経て、現在はフリーライターとして活動中。

    きっかけは「釣った魚でお酒が飲みたい」

    数年前のある日、職場の飲み仲間と何気なく「釣りがしたい」という話になりました。そこから「お刺身なら日本酒、フライならビール…」と見切り発車な妄想がふくらみ、釣り初心者の女4人で(打ち上げありきの)釣り部結成。しかし、初心者ばかりでも釣りは楽しめるのでしょうか?初めてだらけだった渡船釣り体験をリポートします!

    よし、船は船でも渡船に乗ろう

    始めは「船釣りしたいね」なんて話していたのですが、そこは初心者4人。揺れ続ける船上で、果たして無事でいられるのか…?と不安になります。そこで候補にあがったのが「渡船」。船にのって、沖にある釣り場まで運んでもらうという方法です。「これなら船にも乗れるし、ちょっと沖に出るんだから何か釣れるだろう」ということで渡船を使った釣りに挑戦することに。

    向かうは日本最長の巨大堤防

    真っ青に晴れ渡った初夏の週末。目的地は兵庫県尼崎市と西宮市の境に流れる武庫川の河口沖にある「武庫川一文字」にしました。通称「ムコイチ」と呼ばれるこの沖堤防は大阪からも好アクセス。しかも全長が4433mもある日本最長の巨大堤防なのです!

    今回利用したのは「武庫川渡船」さん。まずは受付にある売店で、仕掛け、エサなど必要な備品を購入しました。竿はレンタルできます。釣れた魚を入れるための発泡スチロールと氷もお忘れなく!

    沖堤防まで運んでくれる「武庫川渡船」さん。

    堤防へは、船に乗り込んで10分足らず。乗船料は1人2,200円でした(男性は2,400円)。ムコイチに渡るにはライフジャケットの着用が義務付けられていますが、渡船で無料レンタルしてくれるので安心です。船はだいたい1時間おきに行き来しているので、帰りも都合のいい時間の船に乗り込みましょう。

    短い船旅でも、非日常感を得られます!

    ムコイチに着くと、東西に伸びた堤防から、一定の間隔を置いた釣り人たちが糸を垂らしています。ガチ装備の男性客ばかりで怯む、初心者感丸出しの女4人…。

    無料レンタルのライフジャケットもうれしいビギナーたち。

    どこで釣ってもいいとのことなので、我々は船着き場から近い日陰スペースあたりに陣取りました。女性が少ないせいか、数少ない日陰スペースも余裕で確保できました。これはありがたい。

    確保した日陰スペース。あるとないとでは大違いです。

    ムコイチには「内向き」と「外向き」の釣り場があります。外向きは沖に面しているため大物が狙えるそうですが、海面までかなりの高さがあり、足場も幅が1メートルほどしかありません。イワシ、アジなどの小魚であれば内向きでも釣れるとのことなので、私たちはスペースも広くて安全な内向き側で釣ることに。

    「外向き」の釣り場からの眺め。左側の低いエリアが「内向き」です。

    初心者が渡船釣りを楽しむための注意点とポイント

    ここで、渡船初体験だった私が感じた、釣りを楽しむためのコツや注意すべき点をご紹介します。

    飲み物は必須!軽食もあると心強い

    渡船で渡った先には、自動販売機も売店もありません。日光に長時間あたることになるので、必ず飲み物は持参しましょう。長時間滞在するなら、お弁当も用意した方がいいですね。私たちは3時間ほどの滞在でしたが、軽食やおやつを持っていきました。ちょっとつまめるものがあれば、釣れない時間ものんびりと楽しめますよ。

    じっと待つ時間も釣りの一部。潮風に吹かれながらボーっとするだけでもリフレッシュできます。

    トイレは船と共に去りぬ

    堤防にはトイレがありません。ではどうするのか?渡船のトイレを使うことになります。渡船は約1時間おきに堤防にやってくるので、船の姿が見えたら駆け付けましょう。我々が船着き場の近くに陣取ったのは、この理由もあります。運行の妨げにならないよう、手早く済ませましょう。

    ボラとの格闘もまた一興

    これは注意しようがないのですが…。巨大なボラが度々ヒットします。ボラはあまり食用に向かないので、釣りあげる前にバラして(逃がして)しまいたい。というか、そもそも重量オーバーで私たちの竿では釣りあげられません!最初にこいつがヒットしたときは「大物キター!」と大興奮でしたが、あまりの引きの強さに初心者4人パニック状態。近くの釣り人に助けを求めると「それ、ボラやな(食べられへんな)」と言われ呆然としました。

    結局、ボラが針を離してくれるまで根気強く格闘することに…。ただ、この強い引きを体験できたのはよかった!なんだかんだでボラとのファイトを楽しみました。

    はたして、おつまみは釣れたのか…?

    寄ってたかって写真を撮る3人。その箱の中身は…

    釣果はサバ・サバ・サバ!

    小ブリでもサバ。これは立派な食材(おつまみ)です!

    結局、釣れた魚はすべてサバでした。小ぶりですが、最終的に12匹釣れたのでよしとしましょう。サバは堤防を回遊しているらしく、ヒットする時間とそうでない時間があります。タイミングを逃さないように糸を垂らしてじっと待っていれば、初心者でも比較的簡単に釣り上げることができます。

    回遊してきたタイミングを逃さないようにしましょう。一度に2匹、3匹釣れることも!

    釣った魚は即調理。残さず美味しくいただきました

    釣った魚は、すぐに持ち帰ってみんなで調理。頭と内臓をとり、片栗粉をまぶしてシンプルなフライにしました。

    本日の釣果でありご褒美、「サバのフライ」。

    近場での釣りだったので、帰って調理してからでも明るいうちに乾杯できました。念願の「釣った魚のフライとビール」です。やはり自分で釣って調理した魚は最高のおつまみ。

    渡船を使って堤防釣りをしてみた結果。

    当時、右も左もわからない状態で突撃した渡船での堤防釣りでしたが「わからないことは素直に聞く」「他の釣り人の邪魔をしない」ということをしっかり守れば、超初心者の私たちでも大いに楽しめました。「おつまみを釣る」という目標も見事達成できましたし。

    そして「次はお刺身にできるサイズを…」と新たな野望を抱きながら、次の活動日を待っています。

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