静かな森でマウンテンバイクを満喫!人気キャンプ場にあるバイクトレイルがオープン | 自転車・MTB 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.03.06 山本修二

    私が書きました!
    名古屋在住ライター
    山本修二
    1963年東京生まれ、名古屋在住。自転車が得意なフリーランスライターとして、本誌を中心に25年以上東京で活動。2015年に名古屋へ移住し、スポーツバイクの輸入代理店に勤務。2019年12月に再びフリーランスとなり、アウトドア遊びのパラダイス=名古屋から、ディープな情報をお届けします。著書『スポーツ自転車でまた走ろう』(技術評論社) http://yamabon.jp

    マウンテンバイクで遊んでみませんか?

    森の中に整備された走りやすいトレイル。名古屋からなら自動車で約1時間。日帰りでもたっぷり遊べる26ismあさぎりトレイル。

    降雪や霜の影響で、冬の間クローズしていた山間部のマウンテンバイクパークが、35月にかけて今シーズンの営業をスタートする。各地のパークに先駆け、31日に2020シーズンを開始したのが、愛知県豊田市にある26ismあさぎりトレイルだ。三河高原キャンプ村内にある常設コースで、今シーズンで10年目を迎える。

    コース全体像はこんな感じ。コンパクトな里山に縦横無尽にトレイルが作られている。

    里山の中にある自然の起伏を利用して、縦横無尽にマウンテンバイク専用のトレイルが作られている。道幅は1mほど。シングルトラックと呼ばれる道幅が狭いトレイルゆえ、軽快なハンドリングやコース取りを考え攻略する楽しみがある。
    スキー場を使ったダウンヒル系のパークとは違い、リフトやゴンドラで頂上まで送迎するサービスはない。自分で上り、自分で下るクロスカントリースタイル。とはいっても高低差は30mほど。運動不足の初心者でも安心して走れるレベルだ。

    受付を済ませたらいよいよトレイルへ

    駐車場近くにある朝霧荘が受付。ここで利用料金を支払ってからコースに入る。お昼には、この中にある食堂のチェックもお忘れなく。

    コースを利用する際は、キャンプ場受付で入場料を支払い、走行許可証となるゼッケンプレートを借りる。もちろんレンタルバイクを利用するのもあり。受付を済ませ、ヘルメットをかぶり、グローブを付けたらいざコースへ。

    コース幅は1mほど。良く整備されているので、この日はサスペンションも変速機もないマイバイクでも十分に楽しめた。

    シーズン初日のためか、トレイルはきれいに整備されていた。雨上がりで、若干、緩い路面ではあったが、サスペンションがない自分のマウンテンバイクでも気持ちよく走れる。繰り返し現われる小さなコーナーをリズムよくこなす。時折、出現する滑りやすいむき出しになった木の根をかわす。少し下っては、少し上る。変化に富んだ小気味よいコースだ。植林された杉や松の間から木漏れ日が差しこみ、森林浴感も満点。そして、自転車を止めると、鳥の声以外なにも聞こえない静寂が訪れる。森にいる心地よさを実感。

    安心して走れる整備されたコースに裏方あり

    この日もコース整備をしていた26ismスタッフの武藤貴彦さん(右)と藤本裕貴さん。整備されたコースは水はけがよく、雨上がりにも関わらず快適に走れた。

    コース上部に行くと、今シーズンから新しく登場するパンプトラック(小さなデコボコが連続して作られたトレーニングコース)があり、そこで26ismのスタッフが整備をしていた。コース管理者のひとり、武藤貴彦さんが、コースについて説明してくれた。

    「東海エリアには、いくつものマウンテンバイクパークがあって、それぞれに特徴があるんです。このパークは、人気のキャンプ場に隣接していることもあり、ふらっと来た人がレンタルを利用して気軽にマウンテンバイクを体験できるよう、難易度を下げています。今は、お子様連れの家族が安心して楽しめるよう、このパンプトラックを増設しているところです。土が粘土質なんで固まるまでに時間がかかります。水たまりができたら、それをつぶし、そんな作業を繰り返して、ゆっくりと完成させていきます。ほかのトレイルは、しっかりと固まっていますので、楽しく走ってくださいね」。

    変化に富んだコースを満喫しよう

    週に2回はマウンテンバイクに乗るという武藤さん。コースを案内してもらいつつ、ライディングしてもらう。

    一見すると怖そうなラダーセクション。でも走ってみると案外、難易度は低いそうだ。

    パンプトラックの近くには、2×4の木材を敷き詰めたラダーと呼ばれるテクニカルなゾーンがある。「視覚的に難しく見えますが、ゆっくりと走れば誰でも、このスリルを体験できます」と武藤さんは、ラダーをスイスイとクリアしてみせた。「このエリアの裏側にある連続する下りのカーブも楽しいですよ」と話し、またまたスイスイと楽しそうに下った。

    「最近では、20代の方の利用が増えています。その世代の親が昔、マウンテンバイクにハマっていて、その影響もあるみたいですね。もちろん、場所がらキャンプに来たついでに、マウンテンバイクを楽しむ方も多いですよ」。

    この日も、キャンプ場利用のカップルと親子がいたり、お母さんに送ってもらったという地元の中高生が遊んでいたり、いい感じに利用されていることがわかった。

    食堂でいただける五平餅が美味い

    朝霧荘でいただける五平餅は400円。自家製の味噌で作ったという甘みが疲れた体にしみる。

    そして、このパークの便利なところは、キャンプ場受付にある食堂を利用できること。定食やうどんのほか、ローカルソールフードである五平餅まで食べられる。五平餅は、注文を受けてから焼いてくれるため、アツアツで美味い。味噌の中に、うっすらと広がる山椒の香りがまた良い。しかもすごいボリューム。これで400円は素晴らしい。

    じつは東海地方では有名なキャンプ場でした

    大型テント利用者に人気というテントサイト=グリーン区を上から見た様子。じつは、このキャンプ場、50年以上の歴史があり、なかには3世代に亘り利用しているお客様もいるそうだ。

    キャンプ場の代表を務める川合成幸さんに話を聞いてみた。
    「最近はキャンプブームで、ソロの方もいれば、大型テントを利用しておしゃれなサイトを作る方も増えていますね。ソロの方には、静かなウォークインサイト(A区)が人気で、今どきのおしゃれキャンパーには、Free Wi-Fiが使えるグリーン区が好まれます。長いこと経営していますが、冬の間もこれほどお客様が入ったことはなかったです」

    川合さんが話すとおり、グリーン区には大型テントが並び、デイキャンプ利用の方も続々やってくる。そして、ルアー&フライ専用の釣場にもたくさんの人が。もちろんマウンテンバイクエリアも昼過ぎには、にぎわっていた。

    名古屋市内からは自動車で1時間ちょっと。豊田市やお隣の静岡県浜松あたりからのアクセスも良いため、圧倒的に近隣に暮らす方の利用が多いそうだ。空の抜けた牧場、そして、森の中に張り巡らされたマウンテンバイクトレイル。気軽にアクセスできて、しかも様々なアクティビティを楽しめるキャンプ場として、じつは東海エリアでは知られた存在らしい。全国の皆様も、ぜひ、遊びに行ってみよう。

    施設情報

    三河高原キャンプ村

    愛知県豊田市東大林町半ノ木2番地
    電話 0565-90-3530
    http://www.mikawakougen.com/

    26ism あさぎりトレイル

    (三河高原キャンプ村内常設コース)
    営業期間:3月1日~12月15日
    定休日:木曜(5、7、8、11月は無休)
    営業時間:9時~16時30分(受付は15時30分まで)
    料金:一日 大人1000円、子供500円
    レンタル料金:2時間 大人2000円、小学生以下1000円 ヘルメット付き
    https://www.26ism.com/

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