ラップランドでウインターアクティビティー【第2弾】雪中ハイキングinオウランカ国立公園 | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 3
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    2015.12.25

    ラップランドでウインターアクティビティー【第2弾】雪中ハイキングinオウランカ国立公園

    『そして思いつく究極のナチュラル!!』

    ということでもう渡っております!!

    吊り橋を渡るオグ裸師匠。オグ裸師匠を抜きにした写真を想像してみてください。幻想的ですよ、 これ!

    吊り橋を渡るオグ裸師匠。オグ裸師匠を抜きにした写真を想像してみてください。幻想的ですよ、これ!

    橋を渡った先は、ちょっとした広場になっていて、その雪の上に寝っころがってみた。
    これがまた気持ちいい!
    さっきの山小屋までで1.6キロでしょ、ってことはもうこの広場までは2キロ歩いてるワケで、体もポッポしちゃってるんですよ。そんな状態で、服着たままだけど雪にゴロン。

    脊髄からヒンヤリとした冷気が伝わってきてね、これを人は法悦というのだろう

    脊髄からヒンヤリとした冷気が伝わってきてね、これを人は法悦というのだろう

     で! 目に入ってくる光景がコレ!!

    ラ、ラップランド丸出しじゃ~! なんか自然との一体感がすごいぞ、この感じ!!

    ラ、ラップランド丸出しじゃ~! なんか自然との一体感がすごいぞ、この感じ!!

    丸ごと大自然になったかのような気分でさっきの山小屋に戻ると、そこにはランチが用意してあっ
    た。
    サーモンクリームスープとヨーロッパの北部では一般的な黒パンである! 

    スープをよそう時にサーモンが大量に入ったんで「オ~フィッシャーマン!!」といわれた。フィン ランドジョークのひとつなのか? 一瞬、オレが釣りのダイワの防寒下着着てて、写真でもわかるよ うに袖口からロゴが飛び出てたんで、それをいってるのかと思ったよ

    スープをよそう時にサーモンが大量に入ったんで「オ~フィッシャーマン!!」といわれた。フィンランドジョークのひとつなのか? 一瞬、オレが釣りのダイワの防寒下着着てて、写真でもわかるように袖口からロゴが飛び出てたんで、それをいってるのかと思ったよ

    このスープが香草のディルが効いてて、イヤんなっちゃうくらいうまい!! 
    そして食後には紅茶やコーヒーが出るんだけど、第一弾でも書いたように、オレ、猫舌で熱い飲み物がダメなんだよ。
    スープはフーフーして少しずつ飲むから大丈夫だけど、飲み物はグビグビグビ~っていきたいんですよ。

    しかしラップランドはそんな猫舌にも優しかった!!

    熱い紅茶をカップに半分もらって、あとはラップランドの雪をカップに入れるのだ! それにしても、オレの頭頂部も、ラップランドの雪景色の如く、ずいぶん風雪流れ旅になってきたなァ…

    熱い紅茶をカップに半分もらって、あとはラップランドの雪をカップに入れるのだ! それにしても、オレの頭頂部も、ラップランドの雪景色の如く、ずいぶん風雪流れ旅になってきたなァ…

    この雪入りアイスティーをゴクゴクいく!
    いや、雪がうまいんだね。東京のホコリ臭い雪とは比べ物にならない、もうナチュラルスノー!!
    あ~この雪で宇治金時作りたい! イチゴシロップでもいい!! 
    イヤイヤイヤ! フィンランド名物のベリーのジャムをかけるのが一番だ!
    今度ラップランド行く時は絶対これやる!
    いつもスプーンとベリージャムは凍らないように懐に入れて持ち歩いて、そこらへんの雪にジャム垂らしては、容器なんぞ使わず、スプーンで雪ごとすくって喰! 
    食材が自然なら容器も自然。これがナチュラルスイーツ、ぜひみなさんやっていただきたい!
     
    そして食後、バスの待つ駐車場まで行きに通った雪道を再び歩いて帰った。結局片道2キロの4キロ歩いたんだな~。
    最初は苦闘と思ってたけど、楽勝っていうか、享楽の4キロ!
    自然と一体化する4キロ!

    アイスティーもうまかったしな~。ただひとつ、今原稿を書いている時点での心残りは、ベリージャムかき氷ができなかったことである。
                                (第三弾 厳寒激流下りにつづく!)
                                                 
    ルカの観光情報:http://www.ruka.fi/en/
    ルカ アドベンチャーズ:http://www.rukaadventures.fi/en/

     

    構成/カーツさとう 撮影/小倉雄一郎

     

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