楽しい自転車ライフ!達人が教える輪行の魅力 | 自転車・MTB 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.05.20

    気合いを入れすぎずゆったり観光旅行の気分で

    2年ほど前、体力作りのためにクロスバイクを購入した会社員の渡部あやみさん。

    その3か月後には「もっと走りたい」とロードバイクを入手。さらに自転車仲間に誘われて輪行を始めると、すっかりその虜になった。この1年で30回以上輪行しており、ソロ輪行もこなすまでに成長した。

    「以前はかなりのインドア派だったので、テレビでしか見たことがなかった絶景を見るたびに感動しています! 自走のみのツーリングも楽しいですが、輪行はより効率的に愛車と遠くに行けるのがいいですね。サイクルジャージでスポーティーにというよりは、街になじむカジュアルな服装がお気に入りです。駅のコインロッカーに荷物を預けるなどして、なるべく身軽に走るようにしています。おいしいものを食べたり、カフェでのんびりしたり、写真を撮ったり。ゆるーく走るのが大好きです」

    自分のスタイルを確立している渡部さんだが、初めての輪行の前には、自転車の梱包やパンク修理を何度も練習したそう。また、電車に乗るときの車両選びや自転車を置く位置など、常に周囲に迷惑をかけないよう心がけているとのこと。輪行の作法もバッチリだ。

    次にやってみたいのは、テント持参での輪行キャンプツーリング。渡部さんの楽しみ方はまだまだ広がりそうだ。

    「スポーツバイク歴2年足らずとは思えないほど自転車にハマっている。ギアにも女性ならではのこだわりがあり、ウェアブランドは街歩きもしやすいデザインの『バレット』が好き」と渡部さん。

    「スポーツ」しすぎず、気ままに立ち止まりながら楽しむのが渡部さん流。温泉や紅葉など、メインの目的を設定して楽しく走る。

    輪行袋パッキング術

    今回は、一般的なリアエンド幅130㎜のロードバイクを例に輪行手順を紹介。最近では、ブレーキの仕様、エンド幅の規格が増えているので、自分の自転車に合った輪行方法を購入時に販売店で教わろう。

    収納された状態の輪行袋。軽くコンパクトにたためるオーストリッチ SL-100を使用。

    まず、変速をトップ(前:大きいギア、後ろ:小さいギア)にセットする。

    ホイールを外すために、ブレーキアーチのクイックリリースレバーを起こす。

    フロントハブのクイックリリースハブを緩める。レバーがあるので、工具の必要はない。

    フロントフォークから前輪をはずし、クイックリリースレバーを緩めて後輪をはずす。

    別売りのエンド金具を用意。後輪のクイックレバーを抜いて使用すると便利だ。エンド金具のシャフトをチェーンの間に通してからリアエンドの間に入れ、エンド金具がフレーム後方に位置するようにセットしてクイックリリースレバーを締める。

    ハンドルを曲げ、反対側に前後輪をセット。そのほうがベルトで固定しやすい。

    輪行袋に付属する3本のストラップで、フレームとホイールなど3か所を固定する。ショルダーストラップの片側をボトムブラット周りに通して、同様に固定。

    輪行袋の中(底のほう)にプリントされたサドルとリアエンドの位置を確認し、輪行袋に入れる。ボトムブラケットに固定したストラップを輪行袋のスリットに通し、もう一方の端をヘッド周りに固定。

    完成

    ハンドルやフォークなど、すべての部分を輪行袋の中に収納して完成。タテ型なら省スペース、ヨコ型なら梱包が簡単などそれぞれメリットがある。自分に合ったものを選ぼう。

    渡部さんの愛車
    バッソ/ヴァイパー

    クロモリ製ながら9.5㎏と軽量なモデル。持ち運びのために「10㎏を切りたい乙女心」と走行安定性維持とを両立。ホイールも変更してさらなる快速仕様にカスタムしている。

    渡部さんのGOOD ITEM

    ミニマム装備ながらさまざまな状況に対処

    荷物が重すぎて山を登りきれなかったという初期の失敗から、身軽に走ることを重視している。「最低限の荷物」の見極めが大切だ。

    サドルバッグはいつでも優秀

    王道アイテムだが、パンク修理キットなどの収納に大変便利。

    夜に備えて大光量の2灯態勢

    荷物は減らしても必需品は減らさない。輪行時ははずしてバッグへ。

    渡部さん流・輪行の心得

    1.街を歩けるアウトドアスタイルでカジュアルに

    2.荷物は最低限、コインロッカーもフル活用

    3.周囲の迷惑にならないよう、常に注意しながら

    ※構成/山畑理絵 撮影/奥村純一 協力/モトクロスインターナショナル

     

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