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マルチグリドルはふたがあると便利!

『焼く』『炒める』だけではなく、『煮る』『蒸す』まで一枚でこなしたいなら、マルチグリドルにふたを組み合わせましょう。まずは、ベースとなるマルチグリドルの特徴と、専用ふたをプラスするメリットを紹介します。
マルチグリドルとキャンプは相性抜群
マルチグリドルが支持される最大の理由は、『軽さ』と『調理性能』のバランスのよさにあります。
高純度アルミニウム製で、一般的な鋳鉄製の鉄板やスキレットと比べると圧倒的に軽いため、荷物が多くなりがちなキャンプでも気軽に持ち運べます。熱伝導率に優れているので、火にかけてから温まるまでの時間が短く、調理の立ち上がりがスムーズです。
表面には『イノーブルコーティング』といった特殊なコーティングが施されており、食材がくっ付きにくくなっています。目玉焼きやホットケーキ、薄切り肉などもスルッと剥がれてくれるので、ストレスなく料理を楽しめるでしょう。
頑固なこびり付きも少なく、キッチンペーパーで汚れをさっと拭い落としてから水洗いすればOKです。熱伝導が高く、焼く・炒める・煮る・揚げるといった幅広い調理をテンポよくこなせることから、『キャンプ飯の万能ギア』として重宝されています。
- 商品名:JHQ「JHQマルチグリドル 33cm」
- 公式オンラインストア:商品はこちら
JHQ JHQマルチグリドル 33cm
サイズ:約40cm(持ち手を含む長さ) × 約33cm 重量:1kg
ふたがあると料理の幅が広がる
そんなマルチグリドルの実力をさらに引き出してくれるのが、専用のふたです。本体サイズに合わせて約29cm・約33cmの2種類があり、ふちのシリコンが鉄板にしっかり密着することで、高い密閉性を実現しています。
ふたによって密閉されると、熱と蒸気が逃げにくくなり、厚みのある肉や根菜類にもムラなく火が通ります。ステーキは中までジューシーに、野菜はホクホクとした食感に、本格的な蒸し料理や煮込み料理が可能です。
ガラス越しに鍋の中を確認できるため、ふたを開けずに煮詰まり具合や食材の火の通りをチェックできます。頻繁にふたを開けて温度を下げてしまう心配がなく、吹きこぼれを防ぐ蒸気穴も備わっているので、煮込み料理や炊飯でも安心です。
- 商品名:JHQ「JHQマルチグリドル33cm専用ふた」
- 公式オンラインストア:商品はこちら
JHQ JHQマルチグリドル33cm専用ふた
サイズ:32cm×32cm
代用可能なマルチグリドルのおすすめふた2選

ここでは、マルチグリドルのふたに代用できる商品を二つ紹介します。いずれもシリコン製で軽量になっており、割れにくく価格も手頃なため、マルチグリドル+ふたの使い心地を試したいときにおすすめです。
IKEA「クロックレン」
直径約33cmとなっており、『JHQマルチグリドル 33cm』にぴったりフィットするスペックです。シリコンが柔らかくしなってくれるため、グリドルの縁に吸い付くように密着して灰や虫の混入を防ぎ、蒸し焼き調理もしやすくなります。
また、オーブン・電子レンジ・冷凍庫まで対応できる、約220℃までの耐熱設計です。キャンプだけでなく、自宅キッチンでもラップ代わり・油はね防止のふた・保存用カバーなど、一枚で何役もこなしてくれる万能アイテムです。
専用ふたより控えめな価格なので、「まずはコスパよくマルチグリドル用のふたを試したい」というキャンパーに、うってつけの選択肢といえるでしょう。
- 商品名:IKEA「クロックレン」
- 公式オンラインストア:商品はこちら
IKEA クロックレン
直径:33cm
ダイソー「エア弁付シリコーン蓋」
30cmタイプは約26〜28cmのフライパン向けに作られており、同程度のサイズのマルチグリドルと組み合わせれば、油はね防止や簡単な蒸し焼き用のカバーとして活躍してくれます。
シリコン製で耐熱は約230℃、耐冷は約-30℃まで対応しているため、一般的なキャンプ調理の温度帯であれば安心して使えるスペックです。
中心部に『エア弁』が付いていて、この弁を開けておくことで、内部の蒸気を適度に逃がしながら加熱できます。フタがボコボコと持ち上がったり、過度な圧力がかかったりしにくく、煮込みや蒸し焼きの際も扱いやすいのがメリットです。
専用ふたほどのジャストフィット感やビジュアルを求めない代わりに、「低予算で手軽にふたの便利さを体験したい」というニーズにしっかり応えてくれるアイテムです。
- 商品名:ダイソー「エア弁付シリコーン蓋」
- 公式オンラインストア:商品はこちら
ダイソー エア弁付シリコーン蓋
サイズ:30 ×31 ×3cm
マルチグリドルとふたを活用!おすすめキャンプ飯3選

マルチグリドル+ふたの実力は、実際に料理を作ってみると分かります。ここでは、『見た目の華やかさ』や『仕込みの手軽さ』をテーマに、キャンプでも挑戦しやすい3つのレシピをピックアップしました。
食卓が華やかに!パエリア
【材料】(2〜3人分)
- 米:1合前後
- 鶏肉:150g
- パプリカ:1個
- タマネギ:1個
- シーフード:適量
- 水:米の約1.5倍量
- コンソメまたはブイヨン:小さじ1と1/2
- オリーブオイル:適量
- 塩・コショウ:適量
- レモン:適量
【作り方】
- マルチグリドルを中火で温め、オリーブオイルをひき、鶏肉とみじん切りのタマネギを炒める。軽く塩・コショウをして焼き色を付ける
- 火を少し弱め、洗っていない米を加えて透き通るまで炒める。コンソメと水を加え、全体になじませる
- 好みのシーフードやパプリカを上に彩りよく並べ、ふたをして沸騰するまで中火にかける
- フツフツしてきたら弱火に落として約15分加熱する。水分が飛んだら火を止め、ふたをしたまま5分ほど蒸らす
米は洗わずに使うことでパラっとした食感になりやすく、ベチャつきを防げます。鶏肉メインにしても十分おいしく仕上がるので、材料が限られるキャンプでも作りやすいレシピです。
野菜もホクホク!チーズタッカルビ
【材料】(2〜3人分)
- 鶏もも肉:200~250g
- キャベツ:1/4玉
- タマネギ:1個
- じゃがいも:小2個
- とろけるチーズ:200g
- コチュジャン:大さじ2
- しょうゆ:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- 酒:大さじ1
- にんにく:1片
【作り方】
- コチュジャン・しょうゆ・砂糖・酒・にんにくを混ぜ、タレを作る
- 一口大に切った鶏肉をタレに漬け込み、キャベツ・タマネギ・じゃがいもをカットしておく
- マルチグリドルに油を少量ひき、じゃがいもと鶏肉を広げて中火で焼く。焼き色が付いたらキャベツとタマネギも加える
- 全体をざっと混ぜたら、ふたをして弱〜中火で数分蒸し焼きにする
- 火が通ってきたら両端へ具材を寄せ、中央のくぼみ部分を空ける。そこにたっぷりとチーズを入れ、再度ふたをしてチーズを溶かせば完成
マルチグリドル中央のくぼみを『チーズフォンデュゾーン』にして、具材をチーズに絡めながら食べるスタイルがキャンプと相性抜群です。タレが焦げやすいため、中火から弱火のコントロールを意識すると失敗しにくくなります。
包む手間要らず!ジャンボ餃子
【材料】(2〜3人分)
- 餃子の皮:20枚程度
- 豚ひき肉:200g
- キャベツ・ニラ・長ねぎなど:合わせて150g
- にんにくチューブ:5cm程度
- しょうがチューブ:5cm程度
- ごま油:大さじ2
- 酒:大さじ2
- 塩コショウ:適量
【作り方(流れ)】
- ボウルに豚ひき肉とみじん切りにした野菜、調味料を入れ、よく練り混ぜて餃子のタネを作る
- マルチグリドルを温め油をひき、餃子の皮を少し重ねながら円形に並べる
- 並べた皮の上にタネを平らに広げて乗せ、上からも皮をかぶせてサンド状にする。周囲を軽く押さえて閉じる
- 中火で焼き、底面にこんがり焼き色が付いたら、水またはお湯を少量入れてふたをし、蒸し焼きにする
- 水分が飛んだらふたを外し、仕上げにごま油を少し回しかけて表面をカリッと焼けば完成
皮をきれいに敷き詰めるのが、見た目よく仕上げるコツです。蒸し焼きで中までしっかり火を通し、ふたを外してから水分を飛ばして、表面をパリッとした食感に仕上げましょう。
まとめ

マルチグリドルは軽くて熱伝導に優れ、焦げ付きにくいコーティングのおかげで、キャンプのメイン調理ギアとして非常に扱いやすい万能アイテムです。
専用ふたを組み合わせることで、蒸し料理・煮込み料理・炊飯までこなせるようになり、キャンプ飯のバリエーションが一気に広がります。
専用ふたまでは手が出しにくい場合は、IKEA『クロックレン』や、ダイソー『エア弁付シリコーン蓋』のようなシリコン製の代用ふたを活用し、手頃な価格で『マルチグリドル+ふた』の便利さを体験してみてはいかがでしょうか。







