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2025.10.11

マムート×ナイジェル・ケーボンの初コラボ!モチーフは日本隊が挑んだアイガー北壁の直登ルート

マムート×ナイジェル・ケーボンの初コラボ!モチーフは日本隊が挑んだアイガー北壁の直登ルート
マムートとナイジェル・ケーボンが、初のコラボレーション・コレクションを発表した。

1969年に日本の登山家が挑んだアイガー北壁の直登ルート「ジャパン・ディレティシマ」へのオマージュとして、遠征隊が用いた実物衣料を手がかりに、ナイジェル・ケーボンがヴィンテージ遠征ウェアを独自の視点で再解釈。

現代仕様に再構築したジャケットやセーターなど全12アイテムをラインアップする。

コラボのモチーフは1969年のアイガー北壁の直登ルート

ナイジェル・ケーボン氏。2025年、アイガー北壁にて 。

マムートの今回のパートナーは、英国のヘリテージ好きにはおなじみのデザイナー、ナイジェル・ケーボンだ。1970年代からハリスツイードやベンタイルなど“本物”の生地にこだわり、流行より長く使えるデザインを作り続けてきた人である。膨大なヴィンテージを現代の手仕事で読み替えるのが持ち味だ。

モチーフは1969年、日本隊が挑んだアイガー北壁の直登ルート「ジャパン・ディレティシマ」。当時27歳の今井通子氏は、日本隊で唯一の女性メンバーとして参加し、隊の医師を務めながら新ルート開拓にも関わった。

スイスの「アイガー北壁」の初登攀に、女性として初めて参加した今井通子氏。

制約の多かった時代に成し遂げた挑戦であり、今も多くの人を勇気づける偉業。今井氏は「当時の空気を残しつつ新素材で仕立て直した本コレクションを、登山や自然に触れるきっかけにしてほしい」と語る。

カプセルコレクションの注目3アイテムを紹介

ラインアップはユニセックスの全12型。遠征装備を手がかりに、ケーボンがヴィンテージ遠征ウェアを再解釈し、いま着やすい形へと組み直した。

素材はベンタイルコットン、スコットランドウール、スイス軍ブランケット生地などを採用。さらにパーテックス・クァンタムの裏地やドライダウンなど現行テクノロジーも合わせ、見た目はクラシック、性能は今どきという仕上がりだ。

制作では、英国シェフィールドの屋根裏で見つかった資料を含む古い登山ウェアを丁寧にリサーチ。結果として、山の厳しさに応える機能と、日常にも馴染む“レトロフューチャー”な表情を併せ持つ限定カプセルになった。

ここからは代表的なアイテム3つを詳しく紹介しよう。

1、 マムート x ケーボン ディレティシマ インサレーション パーカー

遠征用パーカの原点に学びつつ、850フィルパワーのグースダウンで究極の暖かさを実現。

アウターシェルに、1930年代の開発以来、冒険家や登山家が天候対策に用いてきたVentileを採用したパーカ。遠征用パーカの系譜を踏まえつつ、850フィルパワーのグースダウンで高い保温力を確保した。

フリース裏地付きの立体ポケットと胸ポケットは、手を入れたときの温かさと収納性を両立。MAMMUTロゴの刺繡がアクセントとなり、機能一辺倒に見えない表情をつくる。

歴史的な素材使いと現行スペックを組み合わせ、先人たちの登攀史へのオマージュを現代の一着に落とし込んだモデルだ。

2、 マムート x ケーボン ディレティシマ インサレーション ジャケット

マムートナイジェルケーボン

当時の意匠を踏まえたアシンメトリー構造の前合わせを採用したジャケット。独自の重なりが風の侵入を抑え、効率よく保温力を引き出す。

胸元にはパッチポケット、アクセントとしてMAMMUT GARANTIEロゴの刺繍を配し、過度にレトロへ寄りすぎない佇まいとなっている。

ヴィンテージの機能美を今に置き換え、登山ウェアの歴史へのオマージュを日常にも取り入れやすくした一着だ。

3、マムート x ケーボン ディレティシマ ウール ミッドレイヤー セーター

1969年のアイガー北壁・日本直登ルートに着想を得て、当時の登山家が愛用したセーターをもとにデザインした一枚。

60年代に防寒用として信頼された高保温ウールを採用し、スコットランドの名門工場で編み上げられた。

フルファッション編みによる立体的な仕立てに、ジャカードのマンモス柄、袖口と裾のストライプを組み合わせ、当時の空気感を素直に映している。

ヴィンテージの機能美をいまの日常にも取り入れやすい、タイムレスな登山スタイルのセーターだ。

左上から順番に
Mammut x Cabourn Direttissima Blanket Jacket / ウールジャケット / 99,000円(税込)
Mammut x Cabourn Direttissima IN Parka / ダウンパーカー / 297,000円(税込)
Mammut x Cabourn Direttissima IN Hooded Jacket / ダウンジャケット / 181,500円(税込)
Mammut x Cabourn Direttissima IN Jacket / ダウンジャケット / 148,500円(税込)
Mammut x Cabourn Direttissima Wool ML Jacket / ウールフリース / 74,800円(税込)
Mammut x Cabourn Direttissima Wool ML Sweater / ウールセーター / 41,800円(税込)Mammut x Cabourn Direttissima Shirt / フランネルシャツ / 49,500円(税込)
Mammut x Cabourn Direttissima Baselayer / ベースレイヤー / 33,000円(税込)
Mammut x Cabourn Direttissima Cord Pant / コーデュロイパンツ / 46,200円(税込)
Mammut x Cabourn Direttissima Cotton Pant / コットンパンツ / 58,300円(税込)
Mammut x Cabourn Direttissima Beanie / ビーニー / 13,200円(税込)
Mammut x Cabourn Direttissima Silk Scarf / シルクスカーフ / 13,200円(税込)

詳細はマムート公式オンラインストアにて確認を。

短編映画「SENKU-SHA」を公開

アイガー北壁:マムートアスリート小林由佳が再現した2025年(左)と、1969年に今井通子がディレティシマルートで登攀した際のオリジナル画像(右) – (写真クレジット左:マムートスポーツグループ、右:加藤滝男コレクション – All Rights Reserved)

ドキュメンタリームービー「SENKU-SHA(先駆者)」は、83歳となった今井通子氏がマムートとともに再びアイガーに立ち、人生を変えた登攀を自らの言葉で振り返る約12分の短編映画。

彼女の証言に耳を傾け、その足跡をたどる過程で、1969年の登攀で生まれた象徴的なシーンの一つを再現した。

新コレクション「マムート × ナイジェル・ケーボン」を身にまとった日本人マムート・アスリートの小林由佳も、同ルートでの登攀を再現している。

「SENKU-SHA」―アイガー初登攀の日本人女性へのオマージュ

山の記憶を、いま着る

このコレクションは、遠征装備の知恵を現代の素材と設計で引き直し、いまのフィールドにも街にも自然に持ち込める実用品である。

ナイジェル・ケーボン氏は「ミチコの物語、そして日本チーム全体の偉業は、人間が山で成し遂げ得ることを力強く思い出させてくれます」と語る。

その言葉どおり、先人の挑戦に背中を押されるように、自分の次の山行や日常の一歩に、どの一枚を連れていくかを静かに選びたい。

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