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    2025.05.25

    松本明子さんとのなれそめは?運転手であり、レンタカー事業の業務部長でもある謎の男の正体

    松本明子さんとのなれそめは?運転手であり、レンタカー事業の業務部長でもある謎の男の正体
    タレントの松本明子さんの人気連載企画。この連載が始まって以来、なんだかよく同じ男性が登場しているな…と思った方もいるのでは?今回はその男性のお話です。
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    事務所で、レンタカーを予約した外国人とメールをする廣田さん。

    松本明子のアポなし軽キャン日記 第11回 30年間寄り添っている謎の男

    この連載がはじまって以降、たびたび登場している、業務部長の廣田さん。読者のみなさん、気になりませんか? 気になりますよね。芸能のお仕事のときも、はじめて会う人には、弟さんですか? なーんて聞かれることも。

    いえいえ、松本明子の運転手です。しかもなんと、今年で30周年! そこで今回、廣田さんについて少々語ってみようと思います。
     
    出身は山口県周防大島町。その形から、別名金魚島と呼ばれる、瀬戸内のハワイです。幼少期からテレビっ子で『ザ・ドリフターズ』と『ハナ肇とクレージーキャッツ』のファンでした。

    芸能界に興味があったので、はたちで上京し、渡辺プロダクションの門を叩きました。当時は弟子入り制度が多かったので、何か募集はありませんか、と押しかけた(!?)ところ、たまたまハナ肇さんの運転手兼付き人を募集していたんだそうです。
     
    ネットもない時代でしたから、それが当たり前でした。志村けんさんがいかりや長介さんの自宅に行って、雪の降るなか一日中帰りを待っていたとか、たけし軍団のみなさんも、ニッポン放送でのたけしさんの『オールナイトニッポン』が終わるのを夜中の3時まで待っていたとか、とにかく直談判勝負でした。
     
    私なんかは恐れ多くて、後輩の身分ではハナ肇さんには話しかけられませんでしたよ。よくぞ押しかけました。
     
    以降、ハナ肇さんの弟子であり、付き人であり、ドライバー。クレージーキャッツのぼーや(バンド・ボーイ)も務めていました。道を覚えるために自転車で走ったり、ドラムのセットの仕方を確認したり、とにかく覚えることが多くて大変だったみたいです。

    ハナさんの家近くの風呂なしアパートに住み、4年間務めました。車がセンチュリーで1回だけカーブミラーで擦ったことがあリましたが、“保険で直すからいいよ”と、怒られることはなかったそうです。

    「私と出会ったのが運のツキ!?」

    そんなハナさんが’93年に他界され、ちょうど運転手を探していた私に紹介されたのが、廣田さんでした。’95年のことです。最初の印象は素朴さと真面目そうな人柄、ハナ肇さんについていた信頼度もあったので、迷うことなくお願いしました。
     
    当時は松本明子全盛期。『DAISUKI!』に『電波少年』に『TVチャンピオン』、さらにドラマの主演もやらせてもらっていたので、休みなんて無しでした。労働の規制もない時代ですよっ。車で着替えて、車で食事して、車で寝る。当時から車中泊!
     
    もう車が部屋みたいなもので、家に帰って寝る以外は、ずっと廣田さんと一緒でした。

    廣田さんは一生のパートナー

    両親を四国から呼び寄せていたので、プライベートでは両親の面倒もよく見てもらいました。日常のことはもちろん、遠出してもらうこともありました。

    “ひろちゃん、ここ遠いかなぁ?” って私の母にいわれ、長野の高遠まで桜を見に連れていってもらったことも。当時飼っていたワンちゃんと一緒に片道3時間かけて!茨城県の袋田の滝を見に母を連れていってもらったこともありました。

    「松本さんからは、いつも突然、電話がかかってくるんですよ。今日、天気がいいからふもとっぱら行こう! とか。思いたったら即行動、といいますが、松本さんの場合、思ったらちょっとは相談してほしいです。どんどん突っ走っていっちゃうので」(廣田さん談)。
     
    アムズレンタカーもそうでしたね、“ひろちゃん、レンタカーやるからー”って、事後報告。でも、コロナ禍に突入し、芸能の仕事がゼロになり、決まっていた仕事も白紙、レギュラーもリモートに。

    そんななか、廣田さんのお仕事も減ったら困るっていう不安もあったので、どんなに辛くても、赤字でも続けてきたんです。だって、廣田さんとは常に二人三脚でやってきましたから。仕事はもちろん、デパ地下も銀行も病院も一緒。廣田さんがすべて覚えているので、離れると不安になるんですよ。

    公私共に支えてくれている廣田さんに感謝です!

    芸能界隈では、仏のヒロちゃんと呼ばれています。穏やかで常に平常心、いじられキャラなんです。長いので、若手の芸人からは、廣田先輩と呼ばれていたりします。
     
    東京〜香川県を車でのべ7往復! 最後は1週間泊まり込みして実家じまいもふたりでやり遂げました。感謝です!
     
    アムズレンタカーをはじめてから、同僚として一緒に食事をしたり、お酒を飲むようになりました。でも、全然黒字にならないので、業務部長のギャラを払わなきゃならないけど、缶ビールで勘弁してもらっています。
    「事実です」(廣田さん談)。

    クールライダー1号にルーフテントを装備!

    今回付けるルーフテント

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    マッツでルーフテント「イージー・キャンパー・シェルフィッシュ」(¥302,500)を取り付け。

    テントを付ける位置を調整

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    テントをクレーンで吊り上げて、車の屋根に既に設置済みのキャリアの上で、位置を調節する。

    問題発生!

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    もともと付けていたサイドオーニングとバックルが干渉し、テントが開けないという事態に。

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    オーニングテントの取りはずし

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    サイドオーニングを取りはずしたところ、どうやらキャリアの位置も移動したほうが良さそう。

    キャリアごと位置を調整

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    先にキャリアにルーフテントを設置し、キャリアごと前方に移動。バックドアとの干渉を回避!

    作業完了

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    お客さんも
    これなら簡単に
    使える!

    取り付け完了! ガスダンパー式で開閉が楽チン。付属の伸縮ハシゴでで上り下りする。

    先月、テレビのロケの合間に行ってきました!

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    岐阜のマチュピチュみたいな苗木城跡や女城主の岩村城跡を訪ねたそう。

    松本明子さん

    まつもと・あきこ 1966年生まれ。香川県出身。 ’83年に歌手デビューし、『DAISUKI!』や『進め! 電波少年』などで元祖バラドルとしての地位を確立。2021年から軽キャンのレンタカー事業(オフィスアムズ)を始める。

    ※構成/大石裕美 写真提供/オフィス アムズ 撮影/小倉雄一郎

    (BE-PAL 2025年5月号より)

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