キャンプ × スポーツ!ありそうでなかった新しいスタイルが誕生するかも?? | イベント 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2018.11.29

    キャンプ × スポーツ!ありそうでなかった新しいスタイルが誕生するかも??

    メインカット

    去る11月中旬、スポル品川大井町にて新しい試みが実施された。それはキャンプをしながら、テニスサークルの合宿を行うというものだ。練習の前後や食事、寝泊りはテントサイトでくつろぐ……。ありそうで、なかったコラボレーション? さっそくモニターイベントに潜入してみた!

    都会の真ん中でキャンプとスポーツ

    モニターイベントの会場となったのは、今年8月にオープンしたばかりの話題の施設、スポル品川大井町。なにが話題かというと、大井町駅から徒歩5分ほどというアクセスの良さで、サーフィンやボルダリングをはじめとしたさまざまなスポーツが夜遅くまで楽しめるからだ。

     

    スポル品川大井町

    今年8月にオープンしたスポル品川大井町。テニス、サッカー、アーチェリーなどさまざまなスポーツが楽しめる施設。

    この日も仕事帰りに波乗りを楽しむ方々の姿が!  

     

    仕事帰りに波乗りができるなんて…。もう少し水深があればリバーカヤックでもサーフィンを楽しめそうな波。

    ボルダリング

    屋外に設置されたボルダリングウォール。夜はライトアップされるので、遅くまでトライOK。ボルダリングはオリンピックに向けて人気急上昇中だ。

    施設内には屋根付きのテニスコートもあり、ここが今回のメインとなる。伊達公子氏監修の本格的なコートだという。テニスコート脇にはすでにコールマンテントとタープが張られ、参加者が続々とやってきた。通常、宿泊はできない施設だが、この日は特別にキャンプイン。

    キャンプサイト

    テニスコート脇に設えられたキャンプサイト。イベントということもあり、この日は特別にキャンプが行われた。通常、施設内に宿泊用のキャンプサイトはないのでご注意!

    今回はモニターイベントの様式であるので、テントの設置はスタッフが担当、参加は学校や仕事を終えて集まった30名。大学のテニスサークルを中心に社会人の方の姿もある。

    大半は、普段キャンプなどアウトドアの経験はあまりないとのこと。なかにはテントに寝るのもはじめだと話し、「ちゃんと寝られるかなぁ~」と、少々心配そうにしていたが、そこは若者たち! 仲間が集まれば和気あいあいと楽しそうに談笑している。

    タープ下で、くつろぐ参加者たち。夜の練習までの間、このスペースで食事を済ませ、談笑。いつもとはちょっと違う雰囲気に自然と笑みもこぼれる。

    そう……このイベントはアウトドアとはあまり縁がなかった人びとが、アウトドアに触れる機会でもあり「ちょっと面白いかも」と、フィールドへ踏み出すきっかけになるかもしれない可能性もあるのだ。

    もちろん、場所は駅が目と鼻の先の都会のど真ん中。アウトドア慣れしたビーパル読者の皆さんには物足りない環境かもしれない。でも、まったくテントに触れたことがなかったとしたら、タープやキャンプチェア、ランタンがあるだけでもちょっと感激するかも。快適性を考えられたキャンプ道具は、十分リラックスもできる。

    サイト

    テント、タープ、キャンプ道具一式はコールマンがサポート。環境上、焚き火などができないが道具が揃うだけでグッと雰囲気が出る。

    イベント当日の夜はそれなりに冷え込んでいたものの、きっとテントが暖かいものだと実感できたのではないだろうか。

    「とても実験的な試みではあるんです。仕事を終えて、夜キャンプでリラックスしてスポーツを楽しみ、テントに泊まって、翌朝またスポーツで汗を流したり…。いろんな可能性がある気がします」と、話すのはスポル品川大井町のテニスコートを運営するGODAI グループの満岡英生さん。テントをベースにしてスポーツを楽しむ、キャンプとスポーツの組み合わせ。これはありかもしれない! 

    夜遅くまで練習に励む参加者たち。屋根付きコートなので、天候に左右されず思いっきりプレー! この後は、施設内のシャワーで汗を流し、テントで就寝。

    今イベントは平日の夜に行われていたのだが、施設を利用している人がとても多かった印象だ。駅近で23時までオープンしており、仕事帰りでも十分に立ち寄れる。スポル品川大井町への入場自体は無料なので、公園のようにベンチでくつろぐ人やスポーツする様子を見学する人などなど多くの人が行き交っていた。敷地内にはスポーツ施設のほかに、バーベキュー施設も完備されおり、平日ながら外で食事を楽しんでいたグループも多数。昨今のバーベキュー人気もあるが、外でみんなでいただく食事は楽しいしおいしいのだ。

    BBQエリア

    施設内にあるバーベキューエリア。今回このエリアは使用されていなかったが、ここでサークルメンバーが食事するというのもよい。

    2020年東京オリンピックに向けて、スポーツの盛り上がりとともに親和性の高いアウトドア&キャンプもますます人気が上昇しそう。キャンプを一度一緒にすれば、お互いがよく見え距離もグッと縮まる。合宿にキャンプ、その波は来るかも??

    テニスコート脇

    特設キャンプサイトから徒歩0分! テニスコートはすぐ隣。こんな環境ならたっぷり練習も可能だ。

    第一石鹸

    今回のイベントを協賛した第一石鹸。洗濯仕上げ済みのタオルやボディソープなどを提供し、会社帰りや学校帰りの参加者の都心の手軽なテニス合宿をサポートした。

     

     

    ※取材/須藤ナオミ

     

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