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釣り

2025.03.19

シマノ最高峰のリール「ステラ」の美しさと、釣りにおける性能について語りたい

シマノ最高峰のリール「ステラ」の美しさと、釣りにおける性能について語りたい
リールはルアー釣りではほぼ必須といえる釣り道具です。メーカーはいくつかありますが、なかでもシマノのフラグシップモデル「ステラ」は、まさに最高峰といえるつくりをしています。今回はそんな「ステラ」の実釣におけるメリットや、魅力を紹介します。
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シマノのフラグシップリール「ステラ」

3台のステラ

左から2014年モデル、2018年モデル、2022年モデル。すべて私物。

シマノは世界に誇る自転車部品に加え、リールをはじめロッドはもちろんアパレルや小物まで、あらゆる釣り道具をラインナップする総合釣り具メーカーでもあります。

そんなシマノが製造するリールのなかでも最高峰に位置づけられているモデルが「ステラ」です。1992年の初代モデル誕生以来、積み重ねられたありとあらゆる技術が詰め込まれています。

実釣における性能

冷間鍛造金属製ギア

冷間鍛造ギア

ステラの内部を構成するギア(歯車)は堅牢な金属製。

通常、ギアを製造する際は金属の塊から削り出す切削加工が用いられますが、シマノは冷間鍛造という技術で切削加工無しでギアを製造しています。

超高圧のプレスによって高密度化された金属組織や、そのうえ切削による金属表面の組織の破壊もないことから、冷間鍛造で製造されたギアの強度は非常に高く、2025年現在ではシマノのリールにおけるギア強度は唯一無二といえます。

その一方で、魚を釣るという目的においては少々オーバースペックとも取れる冷間鍛造ギアですが、「ステラ」をはじめとする上位機種のリールのギアは、歯を細かくする「マイクロモジュールギア」という技術で、遊びのないカッチリした巻き心地の実現や巻き取りパワーの伝達力のロスを防いでいます。

また、冷間鍛造は大量生産によりコストカットでき、切削にてギアを製造するよりも同価格帯において他の箇所に付加価値を与えられるメリットもあります。

金属製ボディ

2022年モデル

ほとんどのリールで樹脂製となるローター(ラインを巻き取る際に回転する部品)も、「ステラ」ではアルミニウムまたはマグネシウムとなっている。

「ステラ」のボディ材料にもアルミニウムやマグネシウムといった金属が採用されています。

なかでもボディ本体に使用されるマグネシウムは比強度(強度/密度)においてアルミニウムを上回りますが、非常に高価なため使用されているリールはごく一部の高級機種のみとなっており、「ステラ」もそのひとつに数えられます。

さらに近年では、金属製パーツと樹脂製パーツを組み合わせてボディが構成される機種が多いなか、「ステラ」のボディは全てが金属でできています。

全てが金属でできている「ステラ」のボディは非常に堅牢で、ボディのたわみを最小に抑えることから先述のマイクロモジュールギアのパワー伝達力や、高精度なギア同士のかみ合いを実現しています。

滑らかなドラグ性能

ドラグ強度を調整するドラグノブ

ステラはドラグ強度も綿密に調整できるつくりになっている。ドラグ強度はスプール先端部のドラグノブで調整。

そして「ステラ」が他のリールの追随を許さないといえる性能がドラグです。ドラグとは魚が急に走るなどして大きな負荷が掛かった際に、ラインを自動的に送り出すことによってライン切れや魚の口の切れによるバラシ(逃がすこと)を防ぐ機能です。

ドラグが滑らかに作動することでラインや釣り針への大きな負荷を防ぎつつも、ジリジリと粘るようなドラグは走る魚に対して適度な負荷をかけ続け、やり取りにおいて釣り人に優位性をもたらします。

スプール本体(ラインを巻き取る部品)、スプールを支持する軸やワッシャーなどにも滑らかなドラグを追求する機能が盛り込まれていますが、やはり何よりもボディが堅牢であることに尽きます。

余計なたわみが発生しないボディだからこそ、意図する負荷でスプールが正確に回転し、滑らかなドラグ性能を実現しているといえるでしょう。

釣り人を満足させる美観

2014年モデル

2014年モデルの「ステラ」は特に塗装が美しい。

「ステラ」の実釣におけるも性能さることながら、その外観の美しさも釣り人を魅了します。ボディ本体からローターにかけて流れるようなデザインとなっていたり、リールの部品各所は実釣性能を追求しながらも美しさも実現しています。

また、年代により意匠はさまざまで、配色も非常に作りこまれており、塗装に至ってはじっくり見るとキラキラとしたラメが吹き付けられているモデルもあります。

実際に使用していて感じる金属の剛性感であったり、自宅で眺めているだけでも惚れ惚れする美観は釣り人を大変満足させることでしょう。

道具にこだわると一層楽しい

釣りなどの道具を使用するアクティビティは、実際に遊んで楽しむ他にも道具にこだわる楽しみもあります。道具にこだわることでその楽しみは一層深まり、たとえ魚が釣れなくても充実した釣行になるはずです。

志田 こうたろう

アウトドアライター 釣りYouTuber

幼少から釣りに触れていたものの、“趣味としての釣り”をするようになってからは12年。 子どもたちの成長と共に少なくなる一方の釣行を可能な限り有意義なものにしようと奮闘中。 夏は特に好きな鮎の友釣りで川に入り浸る。クルマ好きで国家2級自動車整備士。

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