生息地はアフリカ大陸!希少な「ケープペンギン」の知られざる実態って?【動物ドッキリクイズ・その18】 | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2024.12.22

生息地はアフリカ大陸!希少な「ケープペンギン」の知られざる実態って?【動物ドッキリクイズ・その18】

生息地はアフリカ大陸!希少な「ケープペンギン」の知られざる実態って?【動物ドッキリクイズ・その18】
南アフリカからナミビアにかけて生息する「ケープペンギン」は、アフリカ大陸で唯一見られるペンギンです。日本の動物園・水族館でも飼育されているので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

1910年時点では150万羽いたと言われているケープペンギンですが、1982年には繁殖可能なつがいが2ペアになったこともあり、絶滅危惧種(EN)に指定されました。その後の保護活動が実を結び、生息数は回復してきたものの、気候変動や食料不足により再び減少が続き、今年10月には近絶滅種(CR)に引き上げられてしまいました。

そんな希少なケープペンギンはどのような生態なのか、クイズでご紹介します。

【第1問】独特な鳴き声からついたケープペンギンの別名は?

a)キャットペンギン(猫)
b)ホースペンギン(馬)
c)ジャッカスペンギン(ロバ)
d)シールペンギン(アシカ)

ケープペンギンは他のペンギンと違った鳴き声に特徴があります。その鳴き声から、「ケープペンギン」以外の名前で呼ばれることがあるのですが、どんな動物の鳴き声に似ているのでしょうか?

巣でじっとしているケープペンギン。

正解は、c)ジャッカスペンギン(ロバ)です。

低い声で騒々しく鳴き、足が黒いところが雄のロバに似ているケープペンギン。雄のロバ「ジャッカス(Jackass)」が由来となり「ジャッカスペンギン」の別名をもちます。かわいい見た目とは違う鳴き声を、ぜひYouTubeなどで聴いてみてください。

【第2問】南アフリカでケープペンギンと一緒にできることは?

a)餌付け
b)海水浴
c)キャンプ
d)ハイタッチ

南アフリカのケープ半島にある小さな町サイモンズタウンでは、野生のケープペンギンが身近な存在です。早朝や夕方には、住宅街に迷い込んだケープペンギンが近くを歩いていることも!人間がケープペンギンと何を一緒にできるのでしょうか?

ビーチにいるケープペンギン。

正解は、b)海水浴です。

サイモンズタウンの「ボルダーズビーチ」には、保護施設を兼ねているビジターセンターがあります。ビジターセンターといっても柵があるわけではないため、周辺のビーチにはケープペンギンが遊びに来ていることも。ビーチには観光客も入ることができるので、運が良ければ一緒に海水浴を楽しめるのです。

観光客も入れるビーチの様子ですが、ケープペンギンがいるのがわかりますか?

拡大してみました。このように、ケープペンギンのすぐそばに近づくことができるのです!

もちろん、野生のケープペンギンたちなので、見つけても触ったり驚かせたり、勝手に食べ物を与えることは禁止です。

【第3問】ケープペンギンの主なエサは?

a)イワシ
b)サンマ
c)アジ
d)サバ

ビジターセンターの遊歩道からは、砂浜をよちよち歩きしたあと、波打ち際から泳ぎに行くケープペンギンたちの様子を見ることができます。さて、ケープペンギンはどんな魚をエサとして食べているのでしょうか?

遊歩道からは海に向かって泳いでいくケープペンギンの様子を見ることができます。

正解は、a)イワシです。

ケープペンギンの主なエサはイワシ。ケープペンギンを保護するために、生息エリアの近隣では商業漁業を禁止する動きが進んでいます。

【第4問】ケープペンギンの換羽時期は?

a)2月~4月
b)5月~7月
c)8月~10月
d)11月~1月

若いケープペンギンはまだ白と黒の羽ではなく、灰色や茶色と白い羽が混じっています。成長過程で何度か換羽(かんう=羽が抜け替わること)をするため、生まれた時期により換羽時期は異なります。それでも、南アフリカでより多くのケープペンギンが換羽するのは、だいたいどの時期でしょうか?

若いケープペンギンの羽はまだ真っ黒ではありません。

正解は、d)11月~1月です。

若いケープペンギンの換羽は、南アフリカに夏が訪れる11月から1月頃にかけてピークを迎えます。換羽をするとしばらくの間は海でエサを探すことができず断食をすることになるため、海辺でじっとしていることが多くなります。

この時期はクリスマスホリデーや年末年始で観光のベストシーズン。世界中からたくさんの観光客が訪れますが、ビーチで動かないたくさんの若いケープペンギンたちに、がっかりする人もいるとか。

換羽中のケープペンギン。

海辺でじっとしているケープペンギン。

いかがでしたか?

南アフリカでは、ケープペンギンをすぐそばで見られる遊歩道や、海から眺められるボートツアーがあります。日本の水族館や動物園でも、ぜひケープペンギンに注目してみてくださいね。

私が書きました!
南アフリカ在住ライター
(海外書き人クラブ)
村上未来
登山好きの父に連れられ、2歳から山登り開始。6歳で大雪山、11歳で尾瀬・至仏山、13歳でキナバル山(マレーシア)などへ挑戦。大人になってからは主に2017年に雲取山(標高2017メートル)に登るようなミーハー登山。旅行会社勤務、外資系航空会社機内誌編集長を経て、現在は夫の海外駐在に帯同し南アフリカ共和国で生活中。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員。

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