アメリカのキャンピングトレーラーには夢がある!とっても広~い室内をチェックしてみた | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンピングカー・車中泊

2024.09.16

アメリカのキャンピングトレーラーには夢がある!とっても広~い室内をチェックしてみた

アメリカのキャンピングトレーラーには夢がある!とっても広~い室内をチェックしてみた
キャンピングカーの達人、伴 隆之が注目モデルを徹底解説!今回はアメリカのアウトドア文化が生み出した夢の空間、キャンピングトレーラーだ。
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キャンピングトレーラーならではの魅力

トレーラーはエンジンや運転席まわりなどがないため、自走式のキャンピングカーより広い空間が魅力。

キャンピングトレーラー(以下:トレーラー)はキャンピングカーというジャンルの中でもっとも個性的で特別なジャンルです。というのも、もともとが馬車から発展したという経緯があり、移動にはヘッド車と呼ばれるけん引するためのクルマが必要になります。またエンジンやキャブと呼ばれるフロントシートまわりの空間やハンドルなどの操作まわりも存在しません。

そんなトレーラーのいちばんの魅力といえば、エンジンやキャブがないことによる広大な空間です。まるで家を引っ張りながら移動しているような感覚は、ほかの自走式キャンピングカーでは味わえない独特なものです。フットワークよく観光地を転々としながらといった旅には自走式のモデルと比べて不向きですが、いざキャンプ場などの宿泊地に到着しさえすればヘッド車とトレーラーを切り離してヘッド車のみで買い物や観光などにサクサクと向かうこともできます。

おまけにトレーラーは自走式に比べてリビングやキッチンなどが広いモデルがほとんど。それだけに就寝時や休憩時の快適さはその比ではありません。

アメリカンモデルならではの質感や広さ

フォレストリバー社のキャンピングトレーラーの中でもウルフパップシリーズはコンパクトで扱いやすいのが特徴。

今回はそんなトレーラーの中から、アメリカの最大手メーカーである「フォレストリバー」社の最新モデル、「ウルフパップ13BCWリミテッド」を紹介しようと思います。

アメリカのトレーラーはヨーロッパや国産のトレーラーとは大きく異なり、堅牢なボディで耐久性に優れているのが大きな特徴です。また安全性についてもヨーロッパの慣性式ではなく電気式ブレーキを採用するモデルがほとんど。

ヨーロッパが軽量設計に向かっているのに対して、アメリカは重厚かつタフさに重きを置いているのは文化の違いによるもので、ヘッド車にしてもヨーロッパでは小型車に対応するものも多いですが、アメリカはSUVやピックアップトラックなどでけん引するのが一般的となっています。内装についてもリアルウッドの質感やソファやベッドのゆとりあるサイズ、キッチンやリビングの広さなどは本場アメリカを感じさせてくれます。

アメリカンモデルらしい、大理石調の調理台やリアルウッドの家具類。全体的に余裕がありキッチンスペースも広々。

日本でも使いやすいコンパクトモデル

Forest River Wolf Pup 13BCW LIMITED。全長×全幅×全高:5700×2300×3200mm。就寝定員:2人。

このウルフパップ13BCWリミテッドはアメリカンモデルのなかではコンパクトなモデルで、ヨーロッパや日本でも人気のある全長6mを切る5.7m。けん引のしやすさも大きな魅力となっています。車重は1421kg750kgを超えるため、けん引免許は必要。エクステリアはアルミサイディング式パネルを採用しています。

注目は外部シャワーや外部冷蔵庫、外部スピーカーを装備しているところ。遊んですぐにシャワーが浴びられるし、冷たい飲み物もすぐ手に取れる。さらには外で音楽が楽しめるのというのもこのモデルならでは。さらに、ペット連れにはうれしいリードフックもボディに備わっています。

日よけや雨よけで活躍する、電動サイドオーニングが標準装備。

外部冷蔵庫があれば、冷たいドリンクなどがすぐに取り出せて便利。

ヨーロッパや国産トレーラーよりも給水タンクの容量が大きいのも特徴。13BCWは98Lもの容量があり、数日の滞在でも安心。外部シャワーは外遊びやペットとの旅ではうれしい装備。

ブルートゥースオーディオを標準装備し、外部スピーカーで音楽を楽しむこともできる。

右壁面下にはワンちゃん用のリードフックも装備。

インテリアのほうは大人4人がのんびりとくつろげる大型ソファを前方に配置し、中央はキッチンスペースで後方にトイレ&シャワーというレイアウト。

就寝人数は2人となっていますが、リビングではゲストを招いてゆっくりできる広々とした空間。ソファのサイズやキッチンの広さもヨーロッパモデルよりも大きめなので、ゆったりと使える点もアメリカンモデルらしさを感じます。またキッチンには2口コンロのほかにも電子レンジも備わり、本格的な調理も楽しめます。

室内高は2m。ソファは大柄な人でも安心のサイズ。テーブルの天板は94×65cm。

壁にはモニター用ホルダーが備わり、モニターの装着も可能。ソファの片側をフラットにして足を伸ばして映画などを観ながらくつろげる設計。

ベッド展開は座面を軽く持ち上げて手前に引き出すだけ。ベッドは長さ1850×幅1500mmと広々。クッション性もよく寝心地もいい。

大理石調のキッチン天板がアメリカモデルらしさを演出。2口コンロ部はガラストップ付きなので、フタを閉めて調理台としても利用可能。キッチン天板は1320×600mmと大きい。

キッチンの上部棚には電子レンジや収納棚があるほか、ブルートゥースオーディオなども内蔵。

まるで家のような大型の2ドア冷蔵庫が備わり、長期滞在でも困ることはなし。

トイレ&シャワールームのほうもそれぞれ広さに余裕があり、温水ボイラーもあるので寒い日のシャワーも快適です。

標準装備が充実しているのもポイントで、ルーフクーラーやFFヒーターといった空調設備に加え、ソーラーパネルや電動サイドオーニングなども備わり、特にオプションでなにかを追加することなく、納車後そのまま旅にでられるほどに快適な仕様。

トイレスペースにも余裕があってまったく狭さを感じさせない。

外部だけではなく、車内にもシャワールームを完備。シャワーパンもしっかりしていて、洗濯ものを干す際も重宝する。

トイレ横には大型のクローゼットと収納棚を配置。コンパクトモデルとは思えないほど、余裕のある間取り。

アメリカモデルでは定番のルーフクーラーも標準装備。

アメリカではコンパクトなモデルの位置付けながら、日本では扱いやすさやインテリアの質感や広さが光る1台。優雅にカップル旅やペットとの旅を楽しみたい人はチェックしてみてはいかがでしょうか? 気になる価格は580万8000円~(取材時の価格で為替により変動します)。

問)プラチナムインターナショナル

伴 隆之さん

編集者・ライター

大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。

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