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ヘッドライトがランタンに早変わり「クラッシャブルランタンシェード」
mont-bell(モンベル) クラッシャブルランタンシェード
●サイズ:直径6×12cm
●重量:7g (ミニカラビナ込み)
●素材:30デニール・ナイロン・リップストップ
●付属品:ミニカラビナ
●対応ヘッドランプサイズ:周囲19.5cm以内
バックパックに装備をまとめて野営地に行くソロキャンプや、時に数日かけて長距離を移動する登山では、荷物を必要最小限にまとめたいところ。
「かさばらないコンパクトなランタンはないだろうか」とお悩みの方におすすめしたいのが、モンベルのクラッシャブルランタンシェード。ヘッドライトの光を広範囲に広げてランタンの明かりのようにしてくれる、とても便利なアイテムだ。
ヘッドライトの光を柔らかく広げてくれる
手持ちのヘッドライトをランタンとして活用できるようになるのが、クラッシャブルランタンシェードの最大の特徴だ。
使い方は簡単。ヘッドライトにシェードを被せ、シェードから出ているコードを締めて固定する。そして、付属のカラビナを使って、テントの天井などに吊るす。なお、カラビナがかけられないような太い部分に吊るす場合や、カラビナを忘れた場合には、ヘッドライトのベルト部分を結んで吊るすことで対応可能だ。
ヘッドライトだけで照らすと、ある一か所が比較的強く照らし出されてしまうため、寝る前の読書やお茶タイムには不向き。しかし、このシェードを装着すれば、柔らかい光の中でそれらを楽しむことができるようになる。
例えば、明るさ300ルーメンのヘッドライトを使って、実際に2人用のテント内で点灯してみると、上の写真のような感じになる。内部を隅々まで明るく照らしてくれるが、シェード自体が白色をしているので、光が柔らかくなり、眩しさを感じることはない。
クラッシャブルランタンシェードがあれば、ランタンが無くてもテント泊のリラックスタイムが充実する、といっても過言ではない。
重量7gという圧倒的な軽さ
はじめてクラッシャブルランタンシェードを手に取った時、その軽さに驚いたのを覚えている。重量は、付属のミニカラビナ込みで7g。バックパックに入れていたのを忘れてしまいそうになるほどの軽さだ。
装備が増えるとしても7gであればまったく気にならず、それでいてランタンと同じレベルの明かりを手に入れられる。U.L.キャンパーやU.L.ハイカーの方々にも非常におすすめだ。
かさばらずどこにでも収納できる
軽さとともにクラッシャブルランタンシェードの大きな魅力となっているのが、収納時のコンパクトさ。バックパックの小さなポケットやサコッシュなどのサブバッグに収納できる。
ちなみに筆者は、ヘッドライトを入れているウエストバッグの小ポケットに収納している。常備していても気にならないサイズなので、キャンプの時は予備のランタンにするために、登山の時はメインのランタンとして使うために、フィールドに出る際はいつも持ち歩いている。
実用に耐えうる耐久性
購入してから4年ほど、宿泊を伴うキャンプや登山で使わなかった時が一度もない、というほど毎回活用しているが、未だに穴が空いたり破けたりすることなく、使い続けることができている。
7gの軽量なシェード、と聞くと、すぐに破損してしまいそうに思るが、そんなことは一切ない。約4年間使用しても現役で、テント内を優しい光で照らし続けてくれている。
▼参考記事
人気のミニマライト専用グローブ「GLOBE SERIES FOR MINIMALIGHT」
5050WORKSHOP GLOBE SERIES FOR MINIMALIGHT
●サイズ:34×80mm
●重量:約30g
●材質:ポリカーボネート
ミニマライト専用グローブは、そんなミニマライトに装着することでプラスアルファの効果を引き出す。
すっぽりと被せるだけの簡単装着
ミニマライト専用のグローブは、すっぽりと被せるだけで装着できる。もちろん、外す時もすっぽり被っているグローブを引き抜くだけなので簡単。難しい操作なしで手軽に脱着できるのは、嬉しいポイントだ。
柔らかい明かりに変換
ミニマライト専用グローブの表面はスリット形状になっている。このスリットに光を通すことで、発色が柔らかくなる。つまり専用グローブを装着するだけで、ミニマライトが間接照明のような温もりのある光に変換されるのだ。
このスリット形状のおかげでライトが滑りにくくて握りやすくなる。小さいお子さんなども手から落としにくくなりそうだ。
カラーは3種類
アンバーグローブはオレンジ系の優しい色で、オニキスグローブはクールなブラック系、ジェイドグローブはグリーン系と個性的な光になる。好みに合わせて選ぶことができるのも、こだわりの強いキャンパーにとっては嬉しいポイントだ。
アンバーグローブはテントに飾ったときに一番映える、オレンジ系の優しい光だ。
オニキスグローブは、グレーがかったクールな印象の明かり。暖色というよりは、白色灯を柔らかくしたような光になる。テント内を照らすのにおすすめの、ちょうど良い調光だ。
ジェイドグローブはグリーンの珍しい光で、実用的というよりはインテリアを楽しむような明かり。遊び心のあるカラーで、他のランタンと並べて違いを眺めてみたくなる。
▼参考記事
伝統木工の高い技術力が詰まった「夢淡灯」
HikU (ハイク) 夢淡灯(ゆめあんどん)
●サイズ:収納時/縦20.8cm、横20.8cm、高さ3cm、開いているとき/縦20.8cm、横20.8cm、高さ12cm
●使用可能LEDランタン:一辺の長さが11cm以内のもの
「淡海」で生まれた、美と絆を灯す行灯のようなウッド提灯シェード
「夢淡灯」を発売したのは、滋賀県長浜市を拠点に活動するクリエーターチームHikU (ハイク)の畠中俊介氏 (PURIBASE)。人と地域に「感謝」を込めた「貢献」活動を軸に「家族」をテーマにしたストーリーのある商品開発販売、体験ワークショップの開催、企業プロデュースや地方創生を手掛けている。
「夢淡灯」は、ユニークな折り畳み構造で、精巧に組み合わせられた木の間から漏れる淡い灯りが滋賀県のシンボルである琵琶湖の異名「淡海」を思わせるような温かな光で空間を満たし、世界に一つだけの心温まる灯りを提供する。
琵琶湖に差し込む穏やかな夕陽を思わせる淡い光から、行灯(あんどん)の「行」の字を「淡」として、自らの灯で多くの人たちを照らし続けたいという「夢」を一文字を加え、「夢淡灯」と名付けられた。
この商品は、持ち上げると、吊るし上げられるように自然と展開し、平らな面に置くことで一つに畳み込まれる構造でできている。
これは、「人が生きていく中で常に誰かを助けたり誰かに助けられているように、互いに支え合い思いやることで人生を豊かにする循環の連鎖が生まれるような、そんな繋がり」を表現しているのだそう。
収納時は3cmでコンパクト
使用時は上部を持ち上げるだけでお互いのパーツが支え合い、一瞬で広げることができる提灯のような構造に設計されている。
樹齢300年の木目を活かした材料選び
樹齢300年の木目を活かし、見た目の美しさにこだわった材料を選んでいる。
多くのLEDランタンにフィット
Goal Zeroなど多くのLEDランタンにフィットする上部形状になっている。
▼参考記事