
アウトドアの暑さ対策には扇風機が効果的!
キャンプなどのアウトドアシーンで活躍する扇風機。その使い方や種類をフリーライター・おおしま はなさんに紹介してもらった。
扇風機はキャンプの暑さ対策に効果的だ。直接風に当たるのはもちろん、テント内の暑い空気を外へ逃すのにも使える。
キャンプで使うには、コードレスタイプや、ハンディタイプの扇風機もおすすめ。サーキュレーターより安価で、さらに持ち運びやすいのが特徴。
首からかけられるタイプは、汗でメイク崩れが気になる女性にもおすすめしたい。
▼参考記事
卓上など好きな場所で使えるコードレス扇風機8選
『BE-PAL』(2022年9月~2025年7月号まで)に掲載されたモデルほか、注目のコードレス扇風機を紹介。パワフルなモデルのほか、首振りやソーラーパネル付きなど、機能性にも注目だ。
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 |
---|---|---|---|
価格 | |||
Snow Peak(スノーピーク) フィールドファン | ![]() | ¥13,200 | |
Coleman(コールマン) アウトドアリチャージャブルファン | ![]() | ¥11,880 | |
CLAYMORE(クレイモア) FAN V600+ | ![]() | ¥9,900 | |
YAMAZEN ELEIN バッテリー対応扇風機 | ![]() | ¥3,940 | |
DEWALT(デウォルト) 18V XRジョブサイトファン | ![]() | ¥22,000 | |
siroca(シロカ) コードレス扇風機 ANDON(アンドン)FAN | ![]() | ¥14,800 | |
LUMENA(ルーメナー) ファンプライム2 | ![]() | ¥13,200 | |
SOTOMO(ソトモ) ソーラーパワーファン | ![]() | ¥15,800 | |
Snow Peak(スノーピーク) フィールドファン
軽量ながら、最大風量180m/分を誇るハイパワーな小型扇風機。リチウムイオンバッテリー(別売り)、またはAC電源で使用可能。
(BE-PAL 2025年7月号より)
▼参考記事
Coleman(コールマン) アウトドアリチャージャブルファン
直径が40cm近くあるビッグなモデル。充電池、AC、DCの3電源に対応しているから、テント内ではもちろんキャンピングカーなどでも重宝する。首振り機能付きで、両サイドにはLEDライトが付いている。
●サイズ:(約)直径39×17×H50cm
●重量:約2.1kg
撮影/永易量行
(BE-PAL 2022年9月号より)
▼参考記事
CLAYMORE(クレイモア) FAN V600+
約600gと軽量で小型のサーキュレーターは、見た目に反してパワフルな風を生み出す。バッテリー搭載で、最大32時間の連続運転も可能だ。
●サイズ:24.3×22.6×H35cm
●重量:約600g
別売の「スイベル369」を使用すれば、首振りファンにすることもできる。
YAMAZEN ELEIN バッテリー対応扇風機
バッテリーでも使えるから、キャンプで活躍。また、自動首振り機能やオフタイマーなど便利機能も充実しており、キャンプと家の両方で使いたくなる。(写真左)
●サイズ:30.5×17.5×H40.5cm
●重量:2.6kg
撮影/三浦孝明
(BE-PAL 2024年8月号より)
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DEWALT(デウォルト) 18V XRジョブサイトファン
本製品はデウォルトの電動工具など共通の18Vバッテリーシリーズを採用。1回の充電あたり約4時間(5.0Ahバッテリー使用時)稼働し、最大毎分18m3のパワフルな風量を備えている。
●サイズ:L20×W30×H40cm(充電池除く)
●本体重量:2.7kg(5.0Ah充電池込み3.32kg)
ベース部分には収納式フックを装備。さらに0度から180度の14段階角度調節機能を搭載。ベース部には収納式のフックなどを備え、置く、吊る、掛ける、壁付けといった多彩な設置方法に対応する。
防塵防水性能(IP54準拠)を備えているを備えているので、悪天候の野外や車中泊、ガレージなどで幅広く活躍しそうだ。
風量調節(無段階)機能付き。
▼参考記事
siroca(シロカ) コードレス扇風機 ANDON(アンドン)FAN
扇風機駆動に必要なファンモーター、首振りモーター。電池といった動力源と操作部を本体に集約した独自構造を採用。本体がコンパクトなので、手軽に屋外に持ち出すことができる。
テントのポールなどに挟んで使えるクリップユニットと、テーブルなどに置いて使えるパイプユニットという、2つの脚部アタッチメントを付属。アタッチメントを付け替えるだけで、多様なシーンで使用することができる。
付属のリモコンはカラビナ付きで、本体に取り付けて一緒に持ち運ぶ事が可能。猿をモチーフにしたアロマケースも付属し、中のフェルトにアロマオイルを染み込ませて風と一緒に好みの香りを楽しむことができる。
本製品の電池から、スマートフォンへの給電も可能。緊急時にはモバイルバッテリーとして使用することもできる。充電時間は約4.5時間。連続使用時間は約30時間(風量1、首振りなしの場合)。
▼参考記事
LUMENA(ルーメナー) ファンプライム2
ハイスペックなLEDライトで知られる同ブランドのポータブルファン。新パーツ「タープベルト」でタープのグロメットやファミリーテントの天井などに吊り下げ可能。ファンの上下の角度を思いのままに変えられ、左右の自動首振りも作動させることができる。
根のつなぎ目とDCモーターを強化されたことによって、風量は約20%アップし、最大風量にすると約10m先まで風が届く。消費電力は約10%減少(1段階使用時)、バッテリー持続時間は約20%向上し、風量1段階で左右首振りなしなら約30時間連続して使用できる。また、静音性も向上している(1段階使用時で20db)。
また、上下の角度調節だけではなく、高さの調節と左右の自動首振りも可能。家庭の扇風機をコードレスにしたものと考えるとわかりやすく、使い心地は上々だ。
高低差は14cm。支柱の上部のネジをゆるめて上下させる。
上下の可動域は70度(自動ではなく手動)。
左右自動首振りの可動域は120度。
▼参考記事
SOTOMO(ソトモ) ソーラーパワーファン
夏の強い日差しを電気に変えることができるソーラーパネル付きファン。USB充電もできるので、天気が悪いことを見越して事前に家で充電しておくことも可能。なおかつ、内蔵している1万mAhの充電池は出力ができるので、モバイルバッテリーとして他の電子機器の充電もできる。たたむと厚さは9.5cm。
反対側の全面がソーラーパネル。ハンドル(くぼみ)が付いているので、移動しやすい。
▼参考記事
ハンディ・首掛けで使えるポータブル扇風機3選
『BE-PAL』(2022年9月号)やBE-PAL.NETに掲載されたおすすめのポータブル扇風機をピックアップ。小型ファンはコンパクトで使い勝手も◎。
MAGICOOL(マジクール) クイッククール(ハイパワー)
ファンが起こす風でミストの気化を促進する、ファン併用タイプ。メーカーのテストによると、たった5秒で肌面が5度Cも下がる性能を持つ。
●サイズ:5.2×H12.5cm
●重量:約65g(電池別)
キャンプサイトのセットで火照った顔にワンプッシュすれば、スーッと熱が引く。
撮影/永易量行
(BE-PAL 2022年9月号より)
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PRISMATE(プリズメイト) 襟エアーファン
服の中へダイレクトに風を送り、爽やかな風を地肌に届けてくれる小型ファン。使い方は襟元にクリップで止めるだけ!小さなサイズながら、風が直接肌に届くので「涼しい」と実感できるアイテムだ。本体に抗菌剤を練り込んでおり、99.9%の抗菌率があるため雑菌の繁殖も抑制してくれる。
▼参考記事
DANSOON(ダンスーン) 羽なし 首掛け扇風機 Neck Band Fan Rolling
首にかける紐をくるくると巻きつけて本体に収納できるコンパクトな首かけファン。角度調整がしやすく、見た目もおしゃれ!約3時間の充電で最大約6.5時間使える(「弱」で使用した場合)。
▼参考記事
酷暑のアウトドアを快適にする扇風機付きウェア
酷暑の中でもアウトドアアクティビティーを楽しめる、扇風機が取り付け可能なウェアを紹介。
mont-bell(モンベル) ファンブロー ベスト
背面にファンを取り付けることができ、夏場汗をかいたときに風を送って汗の気化を促進し、涼しく快適にするというベスト。
ポイントはファンを取り付ける2か所の穴の位置。バックパックを背負っていても風が抜けていくようにショルダーハーネスに干渉せず、かつ左右非対称に配置するという工夫がされている。
撮影/奥田高文
(BE-PAL 2024年2月号より)
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