初心者にもわかりやすいルアースナップの種類、選び方を解説。意外なメリットもあり! | 釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

釣り

2024.06.02

初心者にもわかりやすいルアースナップの種類、選び方を解説。意外なメリットもあり!

初心者にもわかりやすいルアースナップの種類、選び方を解説。意外なメリットもあり!
釣り具の「ルアースナップ(以下、スナップ)」とは、ルアーの交換を簡単にしてくれる小型の金具です。

あらかじめラインに結んでおいたスナップを介してルアーを接続することで、ルアーを交換するたびにラインを結び直す、という手間を省くことができます。

スナップにはいくつもの種類があります。今回は、狙う魚ごとの使い分けやそれぞれのメリットを解説します。

スナップの種類

最もポピュラー、開閉タイプのスナップ

ポピュラーなタイプのスナップの、閉じた状態と開いた状態

閉じた状態(左)と、開いた状態(右)。

まず、こちらのスナップはワンタッチで開閉するタイプ。最もポピュラーなスナップです。

ワイヤー先端のツメがひっかかりロックするだけ、というシンプルな構造で、いろんなルアーのアイ(ラインを結ぶためのリング)に装着可能です。

スナップを使用してルアーを装着した状態

シンプルな構造ながら、60㎝くらいのスズキの引きにも耐えられるスナップです。

各メーカーから発売されておりサイズのラインナップも豊富で、渓流ルアーフィッシングから海のスズキ、イカ釣りなど幅広い釣りに使用できます。

初心者の方は、迷ったらまずこのタイプを使用すれば間違いないでしょう。

小型の魚を狙うスナップ

小型のスナップの拡大写真

10mmにも満たない超小型スナップです。

続いて紹介するスナップは、小型のルアーを使用し30cm程度までの魚を狙うことに特化したタイプです。

スナップを開閉することなく、一瞬でルアーを交換できることが特徴です。

ジグヘッドリグをスナップに装着した状態

アジやメバルを狙う「ジグヘッドリグ」は交換頻度も多く、一瞬で脱着できる点は大きなメリットです。

多種多様なルアーを使用してアジやメバルなどの小型の魚種を狙うにはもってこいです。

注意点としては、ツメなどでロックされる構造ではないため大きな負荷には耐えられない点が挙げられます。

強度重視、クロスロックスナップ

クロスロックスナップを閉じた状態と開いた状態

閉じた状態(左)と、閉じた状態(右)。

こちらのスナップはロック部のワイヤーがクロスしているため、強い負荷がかかってもロックが開くということが起きません。

そのため非常に強度が高く、通常の開閉タイプのスナップに比べ1.5倍以上の耐荷重を誇ります。

ルアーを装着したスナップに負荷をかけている状態

ワイヤー同士がクロスしていて、思い切り引っ張ってもびくともしません。

海のルアーフィッシングなどで大型の魚や引きの強烈な魚が釣れる可能性があるエリアでは、このスナップを使用すれば安心です。

クロスロックの発展形、音速スナップ

音速スナップの拡大写真

クロスロックタイプと近い構造の、音速スナップ。

クロスロックスナップのロック部の間隔を少し広げるひと工夫で、非常に素早くルアーの脱着を可能にしているのが音速スナップです。

ルアーを音速スナップに装着しようとしている写真

こちら側のワイヤーにルアーのアイを引っかけ、クルッとひねるだけで装着できます。

クロスロックスナップの特徴である、ワイヤーがクロスしていることによる高い強度も持ち合わせています。

ルアーの脱着時にロックを開閉させることがないため、金属疲労による強度低下が起きづらいというメリットもあります。

さらに、開閉動作がないことで、暗いなかでも直感的にルアーを交換できる点もメリットです。

音速スナップに負荷をかけている状態

思い切り引っ張ると、たわむもののワイヤー同士のクロス部がロックされます。

注意点としては、ロッド(竿)でルアーを激しく動かすと外れてしまう可能性がある点。また、スナップをひねって脱着する構造上、アイの位置や形状が特殊なルアーは装着できない点があります。

アイが奥まったルアー

このようなアイが奥まったルアーなどは装着できません。

リールを巻くだけでルアー先端のリップが水の抵抗を受けて自動で泳ぐ、「ミノータイプ」などのルアーの使用に特化したスナップと言えます。

夜間や薄暗い時間帯に、ロッドを激しくアクションさせたりせず、“スローにルアーを魚に見せる釣り”に非常にマッチします。

じっくり回遊を待つスズキ釣りなどが、これにあたります。

<番外編>最強の接続方法、コンビリング

コンビリングにルアーを装着した写真

スナップリング(左)と、ソリッドリング(右)を組み合わせ、コンビリングと呼びます。

最後に紹介するのはコンビリングと呼ばれ、二つのリングを使用してルアーを装着する方法です。

継ぎ目のないソリッドリングにラインを結び、スプリットリングにルアーを装着します。

スプリットリングプライヤーでスプリットリングを開いた状態

先端がスプリットリングを開くための特殊な形状になっているプライヤーです。

ルアーの脱着にスプリットリングプライヤーというアイテムが必要になりますが、リング形状は開閉可能なスナップよりも強度が高く、大型の回遊魚を狙う際などに重宝します。

また、寒い時期などグローブを装着して釣りをする際、スナップの開閉よりもプライヤーで脱着したほうが作業性が良いという意外なメリットがあります。

スナップでルアーの動きが良くなる!?

実はスナップを使用することの意外なメリットは、ルアーの脱着を容易にするというだけではありません。ルアーの動きを良くする、という効果もあるのです。

ラインを直接ルアーのアイに結んだ状態でリールを巻くと、ルアーは一方向に引っ張られるだけですが、スナップを介せば「遊び」が生まれてルアーが自由に動けるようになるからです。

スナップにより得られる円弧状のルアーの可動範囲

ルアーの動作範囲は広がり、実際の釣りでもルアーが動いていることが手元に伝わります。

特にこのような円弧形状のスナップは、ルアーが左右に動く範囲が広がるため、より大きくルアーが動けるようになります。
ルアーがよく動くことによって、より広い範囲の魚ににルアーの存在をアピールすることができます。

小さな積み重ねが釣果へのカギ

ルアースナップは釣り道具の中では小さなアイテムに過ぎませんが、ルアーフィッシングを快適に行なえる大きなメリットを持っています。

ラインの結び直しが無くなれば、それだけ水中にルアーが入っている時間が長くなります。

このような小さな積み重ねが釣果に繋がりますので、小さなアイテムにもこだわりを持って釣りをしましょう!

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私が書きました!
釣りの探究者
志田 こうたろう
30代、2児の子育て中の釣り大好きパパ。 幼少から釣りに触れていたものの、”趣味としての釣り”をするようになってからは10年を越えたところ。 子どもたちの成長と共に少なくなる一方の釣行を、可能な限り有意義なものにしようと奮闘中。 シーバス、ライトソルト、渓流・本流トラウトなどのルアーフィッシングを楽しみ、夏は特に好きな鮎の友釣りで川に入り浸る。
Youtubeチャンネルあります。

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