クーラーボックスに入れる保冷剤の入れ方!効果を長続きさせるために必要なことは?
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    2024.06.25

    クーラーボックスに入れる保冷剤の入れ方!効果を長続きさせるために必要なことは?

    クーラーボックスに入れる保冷剤の入れ方!効果を長続きさせるために必要なことは?
    夏のキャンプに欠かせないのがクーラーボックス。キャンプサイトでキンキンに冷えたビールを味わったり、BBQの食材を冷やして持ち運んだりと、大活躍するアイテムです。ただし、クーラーボックスの性能を十分に引き出すためには、保冷材の入れ方が重要です!意外と知らない方も多いのではないでしょうか?本記事ではクーラーボックスの種類や特徴と、適切な保冷材の入れ方をお伝えします。

    クーラーボックスに入れる保冷剤の入れ方は?

    クーラーボックスの中に保冷剤が入っている。

    何も考えずにただ保冷剤を入れておくだけでは、クーラーボックスの機能を生かせません!

    クーラーボックスをうまく活用するために、保冷剤を適当に中に入れるだけでは、クーラーボックスの性能を活かすことができません。保冷剤を適切な位置に入れて、無駄なくクーラーボックスの内部を冷やす必要があります。

    適切な保冷剤の入れ方をご紹介する前に、クーラーボックスの種類についても知識を深めておきましょう。

    クーラーボックスは大きく2種類

    ハードタイプのクーラーボックス

    ウッドデッキにクーラーボックスが置かれている。

    ハードタイプのクーラーボックス

    ハードタイプのクーラーボックスとはその名の通り、表面が固い素材でおおわれているクーラーのこと。金属やプラスチックなどの固い素材の間に、断熱材が挟み込まれており、気密性が高いため、長時間冷たさを保ちます。温度が上がると傷みやすいお肉や、魚介類などを保管するのにぴったりのクーラーと言えます。

    ハードタイプのメリットは、主に以下になります。

    • ソフトタイプよりも保冷性が高い傾向がある
    • 開け閉めがしやすい
    • 頑丈なものならば、キャンプサイトで椅子やテーブルの代わりとして使用できる
    • クーラーを落下させたりぶつけてしまったりしても、中身の食材を破損することなく守れる
    • 排水機能があり、クーラーボックス内で氷が解けて発生した水分を簡単に排水できる(これにより、中の食材が水浸しにならず、食材が痛むリスクを軽減できる)
    • ボックス状で硬いため、車などに積載がしやすい

    デメリットは、ソフトタイプよりもかさばる点と価格が高額な点。価格は保冷力と比例して高額になります。保冷力を重視するならばハードタイプを選べばよいでしょう。

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    ソフトタイプのクーラーボックス

    クーラーボックスがウッドデッキに置かれている。

    ソフトタイプのクーラーボックス

    ソフトタイプのクーラーボックスは、表面がポリエステルやナイロンなどの柔らかい素材でおおわれたクーラーです。ハードタイプ同様、断熱材が表面と内側の間に挟み込まれており、中に入れた食材や飲み物を冷たいままに保つことができます。ハードタイプのようなボックス型のものから、リュックのように背負えるもの、トートバッグ型まで、さまざまな形状のものがある点が魅力です。

    ソフトタイプのメリットは、主に以下になります。

    • 使用しない時には折りたたんでコンパクトになる
    • さまざまな形状があり、軽いため持ち運びやすい
    • ハードタイプよりも安値な商品が多い

    デメリットは、ハードタイプよりも保冷力に劣る傾向がある点。ぺットボトルや缶に入った飲み物、野菜など、多少クーラー内の温度が上がっても問題ないものを入れておくのにおすすめです。ただし、近年では保冷力がハードタイプに負けず劣らずの製品も発売されているため、一概には保冷力が低いとは言えないのが現状です。

    携行性や収納性を重視するならば、ソフトクーラーを選んで間違いはないでしょう。

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    効果の高い保冷剤の入れ方

    クーラーボックスの上部に保冷剤が入っている。

    保冷材はクーラーボックスの上部に入れましょう。

    冷気には下のほうに流れる性質があり、クーラーボックスの中でも下のほうに溜まります。そのため、クーラーボックスは上部よりも下部が気温が低くなっています。

    この性質を利用して、保冷剤はクーラーボックスの上部に入れましょう。中に入れた食材の上に入れるかたちです。野菜や果物などは、型崩れしない容器に入れる、紙で包んで入れるなどして、保冷剤でつぶさないように工夫しましょう。

    ただし、大容量のクーラーボックスの場合は、上部に保冷剤を置くだけでは効率よく冷やすことができません。側面や底面にも保冷剤を置くようにしましょう。

    上部に入れた保冷剤から下がってくる冷気と、下部に溜まった冷気で、無駄なく食材を冷やせますよ!

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    保冷剤の種類に注意

    保冷剤が並んで置かれている。

    左が氷点下タイプの保冷剤、右0度Cタイプの保冷剤です。

    保冷材には氷点下タイプと0度Cタイプがあります。氷点下タイプは肉や魚介類、アイスクリームなどの熱に弱い食材を凍ったまま保存するのに向いている保冷剤です。野菜などに触れるかたちで置いてしまうと、表面が凍ってしまい、逆に鮮度を下げることがあるので注意しましょう。

    0度Cタイプの保冷剤ならば、食材を凍らせてしまうことはありません。持ち運ぶ食材の種類によって、保冷剤を使い分けるようにしましょう。

    キャンプにおすすめの保冷剤7選。選び方や効果的な使い方も紹介

    クーラーボックス自体はどこに置くべき?

    日が当たらない場所

    クーラーボックスは日に当たらない場所に置きましょう。とくに、夏場には直射日光の下に置いてしまうと、クーラーボックス内側の温度が上昇してしまい、保冷機能が下がってしまいます。

    タープの下や、テントのリビング・全室部分などの風通しのよい日陰に設置しましょう。

    地面に直接置かない

    クーラーボックスを直接地面に置いてしまうと、太陽であたたまった地面から熱が伝わり、クーラーボックスの保冷機能が下がってしまいます。

    キャンプサイトでは、キャンプ用のテーブルや、棚の上にクーラーボックスを設置しましょう。

    クーラーボックスの効果的な使い方をマスターしよう

    クーラーボックスにはハードタイプとソフトタイプがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。保冷材の種類や、入れ方に注意して、手持ちのクーラーボックスの性能を最大限に引き出しましょう!クーラーボックスを活用して、これからはじまる夏キャンプを快適にお過ごしくださいね!

    ▼参考動画|【クーラーボックス】クーラボックスの性能を最大限に引き出す方法

     

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。インスタはこちら

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