ファミキャンテントはコールマン「4Sワイド2ルームカーブ」が最適解!「コクーン」との違いも解説 | テント 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • テント

    2024.04.26

    ファミキャンテントはコールマン「4Sワイド2ルームカーブ」が最適解!「コクーン」との違いも解説

    ファミリー向けのテントを探している人の中には、コールマンのテントを候補にしている人も多いのではないでしょうか。

    そんな方に特におすすめしたいのが、「コールマン4Sワイド2ルームカーブ」。子ども3人の5人家族のわが家も愛用していますが、季節を問わず快適にキャンプを過ごせる逸品です。

    同シリーズ「コクーン」と迷っている人にも、カーブをおすすめできる理由をお伝えしていきます。

    コールマン4Sワイド2ルームカーブってどんなテント?

    数あるコールマンのテントの中でも、ファミリーにぜひおすすめしたい「カーブ」。そもそもどのようなテントなのでしょうか。

    コールマンの最高峰「マスターシリーズ」のテント

    コールマンには「タフシリーズ」「エアーシリーズ」など、テントのシリーズがいくつかあります。その中でも最上位のモデルとして位置づけられるのが、カーブを含む「マスターシリーズ」です。

    「年間通して快適にファミリーキャンプが楽しめるテントを」という開発者の想いから創られたこのシリーズ。機能性・居住空間の快適さに優れているのが特徴です。

    そして、マスターシリーズには「コクーン」「カーブ」「ツインクリフ」の3つの商品が揃えられています。

    カーブはファミリーにもぴったりな2ルームテント

    カーブの内部

    インナーテントで2ルーム仕様のカーブ。

    「コクーン」と「カーブ」は2ルームテントにあたります。タープを張らなくても、テント一つでキャンプが可能なテントです。

    コクーンは定員5~6人、カーブは定員4~5人と、どちらもファミリーにぴったりなサイズです。

    同シリーズ「コクーン」との違いは

    マスターシリーズのテントを選ぶとき、真っ先に検討されるのがマスターシリーズを代表する、コクーン。

    しかし、コクーンは快適さゆえサイズも大きく、お値段もそれなり。そこで、カーブと比較する人もたくさんいます。

    ここでは、コクーンとカーブの2つの違いをお伝えしていきます。

    広さが違う!

    コクーン

    コクーンの全景。カーブよりも一回り大きいのでゆったりキャンプができます。

    とにかく広さに定評のあるのが、コクーン。カーブとの差を本体サイズで比較すると

    • コクーン:奥行 670×幅 400× 高さ 220 (cm)
    • カーブ :奥行 580×幅 350× 高さ 200 (cm)

    と、コクーンの方が一回り大きいです。

    幅が50センチ広くなることで、体感する広さは大きく異なります。リビングスペースに棚などを置いても圧迫感は感じにくくなるので、テント内にギアをたくさん並べたい人には嬉しいですね。

    ただし、収納時のサイズも一回り大きくなってしまうのがコクーンのデメリット。重さも10kgほどの差があるので、カーブの方が積載や持ち運びといった面ではメリットが大きいです。

    サイドのキャノピーも張り出しできる

    コクーンのサイドキャノピー

    サイドのキャノピーもタープのように張れるのが特徴。

    コクーンは、サイドのキャノピーもタープのように張り出せるので、開放感バツグンです。レイアウトの幅も広がります。

    カーブのサイドの扉

    カーブのサイド扉。ゴムで裾が捲られるのでシートが落ちてきません。

    カーブはサイドの扉を開けておけば、外とのつながりを感じ広々と過ごせます。写真のように裾にゴムが取り付けられており、テントが巻きあがるという細やかな気遣いも。

    どちらも2ルームでありながら、外の景色を眺めつつ過ごせるテントです。ただし、大人数で利用することもある人など、よりレイアウトにより自由を求めるなら、コクーンがおすすめです。

    5人家族が使って分かった2ルームカーブのおすすめポイント

    わが家が2年間、愛用している2ルームカーブ。大人2人・子ども3人の5人家族ですが、快適に過ごせています。

    実際に使ってわかったカーブのメリットをお伝えしていきます。

    5人家族でも広さ充分

    カーブでお座敷スタイル

    お座敷スタイルでも広々

    コクーンと比べれば、ひと回り小さいカーブですが、家族5人のファミリーキャンプでも余裕の広さです。

    キャノピーを広げればタープを張らなくても充分な日陰ができますし、冬はフロントを閉め切ってお座敷スタイルにすればゆったり座れます。

    5人でも、特に不便を感じないくらいの広さが確保できます。

    オールシーズン快適に過ごせる!

    実際にキャンプをして体感できたのが、どのような天候でも本当に快適に過ごせるほど高性能だということです。

    カーブの天窓

    天窓のおかげで温かい空気が上へ。熱い夏のキャンプでも熱気がこもらず快適です。

    天窓がついており、夏場のキャンプでは開けておけばベンチレーションを保てるので猛暑でも熱気がこもりません。

    カーブのスカート

    裾はフルスカート装備。寒さ対策のほか雨や雪除けにもなります。

    裾はフルスカート仕様のおかげで、寒い冬のキャンプも閉め切っておけば内部は暖かさを保てます。

    悪天候に強いのも特徴。耐水圧は3,000mmとなっており、丈夫な素材で雨にも強いです。強風時のキャンプも、太いポールのおかげでびくともしません。

    実際に10mの強風のなか夜を過ごしたことがありますが、テントがはためく音以外は気にならず、安心して眠ることができました。

    2ルームカーブはどんな悪天候でも安心して過ごせる、心強いキャンプのパートナーといえます。

    大きくても簡単!設営の流れをお見せします

    収納時の2ルームカーブ

    収納時もそこそこ大きいカーブ

    その広さゆえ、収納時もそこそこ大きく重いのが2ルームカーブ。

    すると、「設営も大変なのでは……?」と思う人もいるかもしれませんが、まったく心配はいりません!

    小さいお子さん連れのファミリーキャンプでも、難なく設営できてしまうのもメリットの一つなのです。

    ここでは、その手順を写真とともにお伝えしていきます。

    フライシートを広げる

    フライシートを広げる

    フライシートを広げます。

    まずはフライシートを広げます。ロゴがある方がテントの前面になります。

    ミドルポールを通す

    ミドルポールを通す

    初めはゴールドのミドルポールを通します。2本のポールを連結させ、二股に分かれた形に。

    ゴールドのミドルポールを裾のクリップに差し込み、フックをかけます。

    メインポールを通しテントを立ち上げる

    メインポールを通す

    サイドに2本、赤のメインポールを通します。

    赤いメインポールを赤色のメッシュに通し、同じく裾のクリップに差し込みます。

    フックをかけ、交差部は面ファスナーで固定。これでテントが立ち上がります。

    フロント・リアポールを通す

    ブルーのフロントポールを通す

    フロントとリア、それぞれに青のポールを通し差し込みます。

    ブルーのフロント・リアポールを2本差し込みます。

    ファスナーを閉めペグダウン

    ペグダウン

    10カ所をペグダウンします(子どもが打っているので角度がおかしいのはご愛敬で……)

    対角線状に、ペグを10ヶ所打ちます。

    インナーテントを設置

    インナーテントを取り付ける

    インナーテントはフックに引っ掛けバックルで留めるだけという簡単さ。

    寝室となるインナーテントを設置します。フックに引っ掛けバックルで固定するだけなので簡単です。

    ロープをかけペグダウン

    フライシートにロープを結びつけ、しっかり張ってペグダウンすれば完成です!

    ペグは、合計10ヶ所打てます。風の強さなど天候に応じて調節してください。

    二人での組み立てが推奨されていますが、要所要所でお互いをフォローすれば大丈夫です。常に二人の手をとられる、ということではないので、小さなお子さん連れでも設営しやすいです。

    コールマン4Sワイド2ルームカーブで快適なファミリーキャンプを

    コールマンのマスターシリーズは優れたテントばかりですが、中でもカーブはファミリーキャンプにぴったりです。

    5人家族のわが家でも広々と快適にキャンプができるので、広さで迷っている人にもおすすめ。コスパも抜群です。

    もっと自由なレイアウトを楽しみたい、子どもが大きくなっても使いたい、という人は一回り大きいコクーンが向いています。

    それぞれのキャンプスタイルに、ちょうどいいテントを見つけられるといいですね。

    コールマン|4Sワイド2ルームカーブ

    本体サイズ:約580×350×200(h)cm
    インナーサイズ:約300×225×185(h)cm​​
    収納時サイズ:約Φ34×83cm
    重量:約24kg
    耐水圧:フライ/約3,000mm、フロア/約10,000mm、ルーフ/約3,000mm
    付属品:ルーフフライ、キャノピーポール×2、ペグ:スチール27本、ロープ、ハンマー、収納ケース

    profile
    私が書きました!
    フリーライター
    ナカヤマ ナツコ
    会社員の傍らライター業を行う3児の母。独身時代キャンプにハマり、それが高じてテントを担いで山を登るのが趣味に。現在は、休日に子どもたちとキャンプに行くのが楽しみ。アウトドアこそ一番の知育。子供たちとテント泊をしながら山々を歩き渡る日を夢見ています。

    NEW ARTICLES

    『 テント 』新着編集部記事

    【2024年】大型テントおすすめ32選|新作から定番まで人気モデルを紹介

    2024.05.06

    アウトドアファン垂涎!「ogawa」新作テントは創業110周年記念モデルだー

    2024.05.04

    ノルディスク「レイサ6」の魅力を徹底解説!ファミリーやグループキャンプにおすすめ

    2024.05.03

    【2024年】コールマンの2ルームテントおすすめ6選|小型からファミリー向けサイズまで

    2024.05.03

    ポップアップテントのたたみ方は?簡単な方法とコツを紹介!

    2024.04.23

    コールマンのタフスクリーン2ルームハウスで快適なキャンプ!メリットデメリットから設営方法まで紹介

    2024.04.21

    テントとシェルターの2WAY仕様!コールマンからコンパクトなトンネル型2ルームテントが登場だ

    2024.04.18

    スノーピーク「エントリーパックTT」は高コスパで初心者に最適!使い勝手も抜群だ

    2024.04.16