一度は見てほしい箱根「金時山」の絶景!初心者に優しい最短コースを紹介 | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

山・ハイキング・クライミング

2024.02.11

一度は見てほしい箱根「金時山」の絶景!初心者に優しい最短コースを紹介

一度は見てほしい箱根「金時山」の絶景!初心者に優しい最短コースを紹介
神奈川県の温泉郷としても知られる箱根。そこには、日本三百名山に数えられる山が存在します。それは天下の秀峰、金時山です。

温泉のあるところに火山あり。金時山は、大昔に存在した火山の大噴火によって作られた外輪山のひとつ。大迫力のカルデラや、勇ましくそびえる富士山を真正面から眺められる山頂は、天下の秀峰に恥じない美しさです。

今回はそんな金時山を、初心者におすすめ最短ルートを含め紹介していきます。

金時山の基本情報

金時山は神奈川県足柄下郡箱根町に位置し、標高は1,213mです。

箱根の外輪山のひとつで、神奈川県と静岡県の県境にそびえています。山頂景色の良さと山道の美しさが高い評価をされており、日本三百名山にも選ばれています。

登山口から山頂までの道も長くなく、危険箇所も山頂付近以外ほとんど無い初心者向けの山と言えます。

事前の計画と準備をしっかりすれば、ビギナーでも登りやすい山です。

「天下の秀峰」と金時山が呼ばれる理由

金時山は周辺の温泉を含め、数えきれないほど魅力がありますが、特筆すべきは山頂からの景色です。

金時山が位置する場所や、箱根が歩んできた火山活動の歴史によって、以下の2つの絶景が山頂から見ることができます。

仙石原カルデラを一望できる絶景!

金時山の山頂風景カルデラ方面

奥に芦ノ湖、手前に仙石原高原、左手には大涌谷が見えます。

大昔から度重なる大爆発を起こしてきた箱根には、カルデラと呼ばれる地形が作られています。

カルデラとは、爆発が起きた火山に空洞ができ、その部分が陥没してできた凹んだ地形のことです。

現在その地域は仙石原と名付けられ、多くの温泉施設やゴルフ場など観光地として人気を博しています。

富士山を麓から丸ごと見られる絶景!

金時山の山頂

この特徴的な形をした標識で記念撮影する人多数。

金時山は箱根の最北。神奈川県と静岡県の県境に位置していることから、富士山の姿を見るのに非常に適した山頂となっています。

そのため、晴れているときは富士山を麓から全て丸ごと見ることができるのです!

これが最短!初心者におすすめの金時見晴パーキングコース

金時見晴駐車場

クルマを35台停められる駐車場です。

金時山の山頂へ至るまでの選択肢はいくつかありますが、今回私がおすすめしたいのは金時見晴パーキングから登るコース。

駐車場から山頂まで1時間と、コースタイムは非常に短いです。さらに危険箇所もほとんど無く、登山初心者や無理せず頂上まで登りたい方にはもってこいです。

※コースタイムは神奈川県公式ホームページを参考にしています。

情報を集めしっかり計画を立てれば、誰でも登ることのできるコースとなっています。

幻想的!笹藪の間を通る序盤

笹の道

程よい風と笹の匂いに、青い空とのコントラストは本当に癒されます。

笹の中を歩く幻想的な道をまずは歩きます。

空の青さと相まって、非常に美しく気持ちの良い山道です。

かなり整備が行き届いており、分岐には真新しい道標も立っています。

振り返ろう!大涌谷の煙が見えるぞ

煙を上げる大涌谷

この日、私の写真フォルダにはありえない量の大涌谷が追加されました。

中盤からは背中に煙をモクモクあげる大涌谷と、その隣には仙石原のカルデラも控えているため、振り返れば絶景という条件で登ることができます。

傾斜も高くなりきつくなってくると思いますので、立ち止まって絶景を見ながら息を整えましょう。

頑張って登り、山頂に到達すれば、先ほど紹介した絶景を拝むことができますよ。

絶対に注意しなければならない点

道標

ところどころに「山頂にトイレあります」の標識があります。

このコースでは、登山口となる金時見晴駐車場から山頂までの道中にトイレがありません。

一番近い場所でも仙石原まで下りないといけないので、駐車場に入る前に必ずどこかでトイレを済ませておくことが賢い選択です。

山頂にはトイレがありますが、維持管理のために使用者は100円を支払う必要があります。小銭の携帯を忘れないようにしましょう。

登山をするうえで、トイレ事情を調べておくことは重要ポイントの一つなので覚えておきましょう。

☆☆☆

金時山周辺には寄るべきスポットが点在しています。

温泉施設やススキだらけの高原、美術館やカフェなど観光名所がたくさん!

途方もなく長い火山の歴史が生んだ絶景と観光資源。金時山ではその両方を満喫することができます。

一度訪れてみてはいかがでしょうか。

大寺岳まる
私が書きました!
自然・山岳ライター
大寺岳まる
登山歴15年以上 神奈川出身の自然・山岳ライター。幼少期から亡き祖父と登山をはじめ、低山高山問わず全国様々な山に登る。現在も祖父の意志を継ぎ、強い情熱で日本の自然や山の魅力を発信している。

NEW ARTICLES

『 山・ハイキング・クライミング 』新着編集部記事

静岡県のおすすめ登山ルート8選!難易度と絶景ポイントも紹介

2026.02.02

温泉や絶景を楽しめる!栃木県のおすすめ山登りスポット7選

2026.01.31

足で登って出会った絶景。熊のいない千葉県鋸山で気軽に楽しむ産業遺産ハイキング

2026.01.22

【ヨーロッパ各国の最高峰チャレンジ】ブルガリアの頂上「ムサラ山」へ。白銀のてっぺんにいた“山の主”とは?

2026.01.21

初心者も楽しいスノーシューハイクに出かけよう♪おすすめポイントとギアも解説!

2026.01.18

【神奈川県のおすすめ低山5選!】透き通った景色を愛でながらハイキングしよう

2026.01.15

【ヨーロッパ各国の最高峰チャレンジ】拍子抜けするほど“ゆるい”!?ハンガリーのてっぺん・標高1,014mの「ケーケシュ山」へ

2026.01.12

東野登山隊が奥穂高岳・ジャンダルムにアタック!東野幸治さんと庄司智春さんに聞く登山の面白さ

2026.01.09

大菩薩峠と大菩薩嶺の違いとは?初心者におすすめの登山ルートとアクセス案内

2025.12.30