トゥクトゥクでサーフトリップ!inスリランカ【後編・ミリッサを目指して】 | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.02.03

    トゥクトゥクでサーフトリップ!inスリランカ【後編・ミリッサを目指して】

    シンガーソングライター東田トモヒロさんの連載エッセイ、スリランカ旅の後編です!(前半は記事最後の「あわせてよみたい」をチェック)

    気分はあの有名な怪盗一味

    前回お届けした前編では、僕らの旅のメインステージであるサーフポイント「ミリッサ」についてのお話が中心でしたが、滞在期間中一日だけね、他のポイントにも旅をしましたので、後編となる今回はその時のお話をしつつ、スリランカの旅について締めくくろうと思います。

    ご存知の方もいらっしゃると思いますが、スリランカにはトゥクトゥクという三輪のタクシーが走っています。

    東南アジアから南アジアに見られるスタイルなのですが、僕はかつてバンコクでこのトゥクトゥクに乗って以来ね、そのフォルムもさることながら、乗車している時のなんとも言えない愉快な感じもあいまって、アジアの旅の代名詞的存在だと思っていますし、スリランカを楽しむには最高の乗り物だと結論づけたいところです。

    緑のトゥクトゥク

    ワイルドで愉快な旅が満喫できるトゥクトゥク。

    お隣のインドではリキシャーとかリクシャーと呼ばれているのですが、ここスリランカではタイと同じようにトゥクトゥクって呼ばれています、はい。

    滞在三日目となる朝、今回の僕のスリランカライブツアー参加者の中から、エクストラアドベンチャー参加希望者を募り、トゥクトゥクを5台ほどチャーターしました。そしてそれぞれのサーフボードを屋根に積んでね、肩が触れ合うほどの狭い車内に乗り込めば、気分はまさにワイルドな冒険家です。

    エンジン音がうるさい割にはそれほどスピードのでないトゥクトゥクですが、車内の窮屈さと豪快でユニークな走りは、ルパンと次元と五右衛門がレモン色の小さな車に乗って突っ走る、『カリオストロの城』のあの名場面を彷彿とさせるではありませんか。ついでに申し上げますと、個人的には次元が好きです。

    町を走るトゥクトゥク

    スリランカの地方都市ではいまだにトゥクトゥクが所狭しと走っています。

    ミリッサを離れてただ単にサーフポイントに移動するだけでは勿体無いのでね、せっかくだからいろいろな場所を尋ねてみようって事になりました。
    海の上にたたずむ寺院を観たり、ローカルマーケットを散策したり、観光客向けではない食堂でフォーキーでリアルなスリランカカレーを食べたりと、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

    スリランカカレーは手でいただく!

    レンストランの店内

    カレーは手で食べるのがスリランカスタイル。

    余談ですが、スリランカカレーはスプーンやフォークではなく、現地の人に倣って手で食すことをお勧めします。右手で具とライスを混ぜながら、時間を掛けてゆっくりと味わう。

    とても不思議なのですが、こうする方がずっと美味しいってことに気がつきました。それからチキンや魚、野菜などの具材は、とても辛いスープに浸かっていますので、バイキングスタイルのお店なんかでは、具材を取るときにこのスープをよそい過ぎないように注意してください。美味しいけれどへこむほど辛い場合があるのでね。

    マーケット

    マーケットの野菜や果物はとても生き生きとしています。

    マーケットを覗いてみると、野菜や果物は不揃いのものが多いのですが、それはかえって安心材料でもあります。そのほとんどが農薬や化学肥料などを使わないオーガニックなもので構成されているようです。アーユルベーダやオーガニックといったことに興味のある方は、食文化はもちろんの事、スリランカに伝統的に息づくカルチャーをとても楽しむことができると思いますよ。

    遠いインド洋の海の上で…

    さて、トゥクトゥクサーフトリップ。一つ目の「ディックウェラビーチ」ってポイントは、日本人でもおそらく僕らのツアーコーディネーターである友人くらいしか知り得ない、シークレット的な無名のポイントです。うねりが入って来づらいポイントなのか波は小さかったのですが、ほとんど僕らだけの貸し切りでサーフィンしました。

    サーフィン風景

    無名のポイントでメローな波をライド。

    白く美しく広い砂浜、そして青い海に降り注ぐ太陽の光。小波とはいえ、メロウな海は入っているだけで最高の心地良さを与えてくれます。

    僕はこの時ばかりはロングボードを借りて、このポイントの優しい波を堪能しました。日本から遠く離れた異国の地で、仲間だけで海を楽しむなんて、まさしく夢見心地です。

    海に入っている時間に、ふと思ったものです。いったいどんな不思議な導きがあって、今こうして僕はインド洋に浮かんでいるのだろうかと。幸せでもあり不思議で仕方ありません。本当に遠いところまで来ると、そんな気持ちにもなっちゃいますよね誰でも、うん。

    話は逸れてしまいましたが、そこからもう少し南へと走り「ヒリケティア」というポイントでもサンセットサーフィンを楽しみました。こちらは先程のポイントとは打って変わって、世界中のツーリストでごった返したなかなかの賑わいを見せているビーチリゾートでしたね。

    もしかしたらスリランカで今一番盛り上がっているサーフポイントかも知れません。夏の鵠沼かってくらい混雑していたのですが、波は抜群のレフトがブレイクしていましたよ。
    僕はビーチのインサイドで、ツアー参加者の中のサーフィン初心者の方に、少しだけサーフレッスンをしました。レッスンと言っても技術的なことはプロのようには伝えられませんので、サーファーとしての最低限のマナーとともに、いつもこんな言葉を掛けるようにしています。

    「テイクオフしたら、自分が行きたい方向をしっかりと見てください。そしたらサーフボードは自然とその方向に向かって走るはずです。人生もまた同じで、自分が行きたいと願った方向に進んでゆくものです」ってね。やばっ、かっけー。

    さて、ヒリケティアの海を上がった頃には、すっかり陽も落ちかけていました。再びサーフボードをトゥクトゥクの屋根に積んで、愛すべきホームタウン、ミリッサに帰ります。走り出すと、海の向こうの群青色の空には、太陽が残した淡いオレンジ色が重なって、うっとりするほど綺麗でした。あの空の色はこの先も忘れないでしょうね、きっといつまでも。

    集合写真

    トゥクトゥクアドベンチャーに参加してくれたみなさん。

    ありがとうメリッサ、また近いうちに

    そしてツアー最終日のミリッサの波、これがもう最高でした。ポイントは友人たちに加えて、顔見知りになったビジターばかりでしたので、僕はここぞとばかり図々しくも、あんたローカルサーファーの重鎮ですかってくらい厚かましくね、一番奥でセットが来るのを待ち続けていました。いやほんとにいい波だったなあ、マジで。

    それからね、これ結構大切な話なのですが、サーフライドの瞬間だけではなく、波を待っている時間も僕にとってこれまで以上に輝かしく心地よく感じられました。特にミリッサのように洋上にゲティングアウトした時、前後左右にテトラポットや堤防などの人工物の見当たらないポイントは、特別な解放感と自由なスピリットを与えてくれるような気がするのですよ、うん。なんか大自然から、人生の教訓となるような素晴らしいギフトを受け取ったようなね。

    波待ち

    ひたすら海と空を眺める過ごす日々でした。

    毎日2ラウンド以上海に入る日々なんて、サーフィンを始めた頃以来でしたので、わずか4泊の滞在ではありましたけれど十分に満足できましたし、大袈裟かも知れませんが、起きて過ごすほとんどの時間を海と空を眺めるために費やしていたような気がします。

    そのおかげでね、錯覚かも知れませんが、僕もなんだか心が一回り大きくなったような・・・なんてね、そんな気がしている今日この頃です。あ〜、行ってよかったスリランカ。この場を借りてさまざまなご縁に感謝したいと思います。ありがとう。

    スリランカは仏教国だからかも知れませんが、僕ら日本人にとってはそれが初めての旅だとしても、スッと溶け込める馴染みやすさみたいなものがあるように感じます。ツーリストの中でも彼らスリランカ人は、日本人に特に好意を持って接してくれるようですので。
    ぜひいつかスリランカの「ミリッサ」に行ってみてください。もしかしたら新しい自分に巡り会えるかもしれませんよ。

    僕もまたいつか行くんだろうな、麗しのミリッサへ。なぜならスリランカルピアを数万円分ぐらいエクスチェンジしないまま帰って来ちゃいましたから。帰国した後に知ったのですが、スリランカのお金は日本国内では両替できないのです。このちょっとしたミステイクも、またいつかおいでって事なのかもって前向きに捉えています。

    寺院

    洋上の寺院の佇まいはとても神秘的。

    *スリランカレポートは、ツアーに参加してくれた網走在住のカメラマン、Abechan の写真を交えてお届けしました。https://www.instagram.com/the_day_photography?igsh=MWFkbnRsMno3NnhnOA==

    今回のアウトドアにお勧めの曲

    Villagers 「A Trick of the Light」
    トゥクトゥクで走る風を浴びながら、旅の切なさを感じつつ聴きたいですね。

    東田トモヒロNEWS

    サブスクリプションコミュニティTSC(Tomo Surf Club)
    シンガーソングライター東田トモヒロとつくる、持続可能な音楽のコミュニティです。
    月額制のサブスクリプションで、独自の配信ライブや、インターネットラジオ配信等いくつかのオリジナルコンテンツを用意して、みなさんとコミュニケーションを図っています。ぜひご参加ください。
    https://community.camp-fire.jp/projects/view/338326

    東田トモヒロYUKITABI@北海道
    東田トモヒロ毎年恒例冬の北海道を舞台とした、スノーボードとライブのツアー
    http://live.higashidatomohiro.jp/?eid=562#gsc.tab=0

    【2024.2.22-2.26 東田トモヒロ 雪旅 in 北海道 feat.ケンちゃんソース】
    2月22日 稚内 (thecat’swhiskers fromミュー不動産)
    @soya.films
    open 18:00 start19:00
    前売り2500 当日3000
    328 movie show (Donation style)

    2月23日 興部 CLC
    チケット問合せ @city_lights_coop_okp
    open 18:00 start19:00
    前売り2500 当日3000
    328 movie show (Donation style)

    2月24日 旭川 old farm (オールドファーム)
    チケット問合せ
    @spray_boss
    open 18:00 start19:00
    前売り2500 当日3000

    2月25日 黒岳ロープウェイ2F
    BLACK MOUNTAIN COFFEE by Columbia
    チケット問合せ
    @the_day_photography
    open 13:00 start14:00
    前売り2500 当日3000
    ※ご入場時、別途ドリンク代

    2月26日 当麻(ココペリ)
    チケット問合せ
    @hidamoriaki_
    ココペリ
    open 18:00 start19:00
    前売り2500 当日3000
    ※ご入場時、別途ドリンク代
    info:ココペリ 
    北海道上川郡当麻町中央6区
    0166-84-5938 

     

    私が書きました!
    シンガーソングライター
    東田トモヒロ
    1972年生まれ熊本市在住。ニューヨークでのレコーディングを経て2003年にメジャーデビュー。旅とサーフィン、スノーボーディングをこよなく愛し、そのオーガニックなサウンドを通して「LOVE&FREEDOM」を発信し続けるシンガーソングライター。

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