オフロード仕様の軽トラがアツい!タイヤやカスタムの特徴を解説 | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • キャンピングカー・車中泊

    2024.01.04

    オフロード仕様の軽トラがアツい!タイヤやカスタムの特徴を解説

    山道や砂利道を軽トラで走ることが多い人は、オフロード仕様にしてみてはいかがでしょうか。オフロード軽トラのタイヤの特徴や、代表的なカスタムを紹介します。カスタム済みのおすすめ車種も紹介するので、買い替えを検討している人も必見です。

    オフロード仕様軽トラのタイヤの特徴

    通常の軽トラとオフロード仕様の軽トラの大きな違いは、タイヤにあります。オフロード仕様の軽トラのタイヤの特徴や種類を解説します。

    舗装路用とオフロード用タイヤの違い

    舗装路用はサマータイヤともいい、軽トラを走らせる強度を持ちながら、乗用車と同じトレッドパターンになっているタイヤです。走行時の静音性や燃費に優れており、運送業など長距離の荷物の運搬に向いています。

    一方オフロード用のタイヤは、山道などの不整地を走るのに適したタイプで、農作業やキャンプに向いているタイヤです。

    トレッドパターンは、舗装路用が排水性を重視して縦溝を多くしているのに対し、オフロード用は横溝を多くしています。サイドウォールが分厚いこともまた、オフロード用タイヤの特徴です。

    オフロード用タイヤのメリット・デメリット

    オフロード用タイヤのトレッドパターンは縦と横の溝を組み合わせ、かつ深く刻んでいるためグリップ力が高くなっています。溝が深いことで地面に引っかかりやすくなり、推進力が上がるのです。

    偏平率を高くすることで、高い推進力と耐衝撃性を確保しているのもメリットの一つです。

    オフロード用タイヤでも舗装路を走れますが、快適性には若干難があります。走行中に独特の音が鳴るため、人によってはストレスに感じるかもしれません。

    溝が深いため消耗も早く、重量があることから燃費が悪いこともデメリットです。

    オフロード用タイヤの三つの種類

    オフロード用タイヤの種類は、以下の三つです。

    • マッドテレーン
    • オールテレーン
    • ハイウェイテレーン

    『マッドテレーン』は一番不整地向きで、ごつごつした見た目が特徴です。悪路の走行性は高いですが、舗装路では特有のノイズや燃費の低化など、オフロードタイヤのデメリットが大きく表れるタイプでもあります。

    『オールテレーン』は、オフロードと舗装路どちらにも対応しているタイプです。浅い雪道であれば問題なく走行できますが、凍結路面ではスタッドレスタイヤやチェーンを装着する必要があります。

    『ハイウェイテレーン』は、舗装路の走行に特化しています。SUVによく使われているタイプで、舗装路の走行を基本としながら、オフロードにも対応しているイメージです。舗装路での走行しやすさや燃費は他のタイプよりも優れていますが、凍結路面には向いていません。

    オフロードに適した軽トラのカスタマイズ

    自分で軽トラをオフロード仕様にしたいと思っている人に向けて、代表的なカスタマイズを二つ紹介します。あまり改造しすぎると、構造変更の手続きや車検に通らないこともあり得るので、注意点もしっかりと把握しましょう。

    リフトアップ

    リフトアップとは、車高を上げることです。具体的にはスプリングやタイヤを交換することで、車高をアップさせます。

    メリットはオフロードでの走行性が高くなることや、視界が広くなることが挙げられます。口径の大きいタイヤを後から装着しやすくなるのもメリットです。

    しかし重心が高くなるので、コーナリングや強風によって横方向の安定性が損なわれてしまいます。大幅なリフトアップは車検時に構造変更の届出が必要な場合があるので、届出が不要な4cm以内の『ちょいアゲ』がおすすめです。

    通常、リフトアップの改造により車両の高さに変更が生じる場合、管轄の運輸支局で「構造等変更検査」を受ける必要があります。ただし、車両高の変化がプラスマイナス4センチ以下の場合は、軽微な変更とみなされ、検査・届け出は不要になります。

    構造等変更の手続|自動車検査登録総合ポータルサイト|国土交通省

    タイヤのインチアップ

    インチアップとは、タイヤのホイールの直径を大きいサイズに交換することです。インチアップすると見た目がかっこよくなり、悪路での走行性が向上します。

    一方で乗り心地や燃費の悪化、走行音が大きくなるといったデメリットもあります。

    インチアップをするときは、タイヤの外径を変えないことが重要です。外径が変わるとメーターが正確に動かなくなり、車検に通らなくなることがあります。また、タイヤが車体からはみ出ないよう注意しましょう。

    道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2022.6.22】第178条(車枠及び車体)|国土交通省

    オフロード仕様の軽トラのおすすめモデル

    自分でカスタムするのも楽しいですが、ギーク(軽トラ改装のプロ)たちがカスタマイズした既製品の軽トラを購入するのも一つの手段です。オフロード仕様の軽トラのおすすめモデルを五つ紹介します。

    SAMURAIPICK「ハイゼットジャンボ 静波」

    ハイゼットジャンボ 静波は、約2インチ(約5cm)のリフトアップをした入門モデルです。山仕事の猟師から高い人気を誇り、タイヤを純正の12インチから14インチへの変更が可能です。林道をはじめとする悪路の走破性が良く、実用性の高い仕様になっています。

    タイヤ以外の見た目は普通の軽トラなので、大げさなカスタマイズが好みではない人におすすめです。車体色は全9色から選べるため、ここで個性を出すのもよいでしょう。

    コストパフォーマンスが高く、乗る人を選びにくいモデルです。

    • 商品名:SAMURAIPICK「ハイゼットジャンボ 静波」
    • 公式サイト:商品はこちら

    カースタイル「アゲトラクルーザー」

    ハイゼットを約3インチリフトアップさせたモデルです。クルーザーバンパーと約0.9cmのオーバーフェンダーが装着されており、見た目のインパクトは抜群です。

    ホイールはデイトナssの14インチ・ブラックで、タイヤはマッド性能に長けたトーヨータイヤの『OPEN COUNTRY 165/80 R14』を搭載しています。

    豊富なオプションが用意されており、カラーパックやCVTをはじめ、約4インチへのリフトアップや各種パーツの追加・交換が可能です。コンプリートモデルでもカスタマイズにこだわりたい人におすすめです。

    • 商品名:カースタイル「アゲトラクルーザー」
    • 公式サイト:商品はこちら

    T-STYLE「D`s Pickコンプリート KC 5MT」

    キャリイKCをベースにカスタマイズをしたモデルです。約2インチのリフトアップを施しており、フロントバンパーガードやリアロールゲージが迫力を出しています。

    差額を支払えば別グレードでの製作も可能で、カラーは純正色から選択が可能です。ワイルドな見た目とは裏腹に、シートカバーはブラックで内装はシックな印象を与えます。荷台の使い勝手を重視する人におすすめです。

    • 商品名:T-STYLE「D`s Pickコンプリート KC 5MT」
    • 公式サイト:商品はこちら

    SAMURAIPICK「ハイゼットジャンボ 嵐」

    オフロードの走破性を大幅に高めたSAMURAIPICKのハイエンドモデルです。4インチ(約10cm)のリフトアップをしており、よりワイルドな見た目になっています。本格的なオフロードでの走行や迫力のある走りを追求したい人におすすめです。

    オフロードタイヤの装着も可能で、195/R14のタイヤを取り付ければ積雪エリアでもスムーズな走行ができるでしょう。特に、雪道を運転することを想定している人におすすめなモデルです。

    • 商品名:SAMURAIPICK「ハイゼットジャンボ 嵐」
    • 公式サイト:商品はこちら

    グローバル「ハイゼットトラック アゲトラ GLOBALコンプリート」

    ハイゼットベースで、スタンダードとエクストラの2グレードを選べるモデルです。モデルは全7色から選べるほか、高級感のあるマットブラックマスク仕様・ゴールドフェイス仕様というオリジナルオプションも選択できます。

    足回りは約2インチのリフトアップを行っており、オプションでキットの購入も可能です。各グレードでスマートアシスト付きモデルも製作可能なので、必要であれば相談しましょう。軽トラで走るのが楽しくなる1台です。

    • 商品名:グローバル「ハイゼットトラック アゲトラ GLOBALコンプリート」
    • 公式サイト:商品はこちら

    まとめ

    オフロード仕様の軽トラの特徴は、車高のリフトアップとオフロード仕様のタイヤへ交換できることです。リフトアップをすることで見た目のかっこよさや視界の良さが手に入り、タイヤ交換によってオフロードでの走破性が高まります。

    ただしどちらもやりすぎると車検に通らない可能性があるため、そうならないためには車検に通る範囲内でのカスタマイズがおすすめです。自分でカスタマイズする自信がない人は、コンプリートモデルを購入するのもよいでしょう。

    NEW ARTICLES

    『 キャンピングカー・車中泊 』新着編集部記事

    その名も「シャーミング(車眠具)」!車内で使いやすいクッションとハンモックを発見

    2024.07.25

    LEDライトほか、100均「ダイソー」アイテムでキャンピングカーが快適に!イチオシはこれだ

    2024.07.18

    バンライフで生活費はいくらかかる?キャンピングカーでヨーロッパを旅する夫婦の費用を公開

    2024.07.17

    車内の傘立て、天井収納…100均「セリア」で買えるキャンピングカー快適化アイテムを試してみた

    2024.07.10

    車中泊の暑さ対策!キャンピングカーライファーが教える注意点と対策、おすすめアイテム

    2024.07.05

    松本明子さんが始めた軽キャンピングカーのレンタカー業、そのきっかけは?

    2024.06.28

    関東エリアほか絶景を楽しめるRVパーク続々誕生!富士山麓、夕日海岸、瀬戸内海で車中泊

    2024.06.28

    キャンピングカー旅の本場・ヨーロッパでの車中泊スポットの見つけ方!便利なアプリや治安事情も

    2024.06.20