ついに親子でアツアツ山めしデビュー!「SOTO」のストーブとクッカーセットが最高すぎた | バーナー・燃焼器具 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.12.14

    ついに親子でアツアツ山めしデビュー!「SOTO」のストーブとクッカーセットが最高すぎた

    SOTO展示会

    11月某日都内にて、山歩きで使うストーブを探しに「SOTO」の展示会に行ってきました。

    山頂で温かなメニューが食べたくて

    月に数度はトレッキングに出かける私ですが、とにかく究極の面倒くさがり屋でして、簡単で便利なモノをこよなく愛し、その結果、山頂ではコンビニのおにぎりかサンドイッチしか食べません。でも先日のこと、5歳の次男が寒い寒いと震えながら山頂で冷たいサンドイッチを頬張っている姿を見て、コレはいかんなと。せっかく山に行くなら、楽しい思い出を作ってあげたい。
    というわけで山めしといえばストーブ。ストーブといえばSOTOの展示会に行ってきたのでした。

    広報の坂之上さんと

    いつもお世話になっています、広報の坂之上丈二さんと。

    山めしといいましても、モノグサ過ぎる私なのでたいしたものは作れませんし、作りません。簡単にササッと使用できて、軽くてコンパクトなグッズはなんでしょう。そして最低限なにを用意すれば、山のてっぺんでホットミールがいただけるのでしょう…。坂之上さんに思いの丈をぶちまけさせていただきましたところ、以下のストーブと鍋セットをすすめてくださいました。

    これさえあれば温かな山めしが食べられる!

    今回山に持っていったモノ

    とても軽くてコンパクトになるセットです。

    左からご紹介します。

    ◆ウインドマスター&ウインドマスター専用ゴトク フォーフレックス

    横風の進入を防ぐスリ鉢状のバーナーヘッドが特徴の、耐風性と耐寒性を備えたストーブです。吹きさらしになることが多い冬の山頂にピッタリですね。標準装備で3本ゴトクが付いてきましたが、わが家には小さな子どもがいるので鍋を火に掛けたときの安定性重視のため、別売りオプションの4本ゴトクを坂之上さんにすすめていただきました。工具不要で簡単に装着できましたよ。

    • 価格:8,800円(本体)+1,980円(専用ゴトク)
    • 本体サイズ:幅47×高さ44×奥行き77mm(収納時)
    • 重量:87g(本体とセットで)

    ◆パワーガス250トリプルミックス

    • 価格:715円
    • 本体サイズ:直径110×長さ90mm
    • 重量:385g
    • 容量:230g

    ◆サーモススタック クッカーコンボ

    350ml、400ml、750mlの3種類のマグがコンパクトになったクッカーコンボ。本当に軽くてビックリしました。今回長男と2人での使用だったのでこの鍋セットがサイズ的にピッタリでした。

    • 価格:8,800円
    • 本体収納サイズ:直径105×高さ125mm
    • 総重量:310g

    ◆SOTO 問い合わせ先

    コンパクトになります

    クッカーコンボのなかにストーブもインして、ずいぶんコンパクトになりました。

    山めしセットを背負って奥高尾方面へ

    小仏城山山頂にて

    小仏城山の山頂にて。

    小学校で展覧会があり月曜日が代休だった長男を誘って高尾山方面へ。事前に「高尾山口観光案内所」に火器の利用についておたずねしたところ、「その場所のルールを確認し、自然やほかのハイカーにも配慮してもらえれば」とのことでした。また、せっかくなのでいつもの高尾山トレッキング以外の楽しみ方も教えていただきました。

    • 10歳の長男と行く予定
    • 縦走がしたい
    • 早朝スタートではなく、ゆとりをもって楽しめるルート
    • 次男のお迎えがあるので夕方には世田谷に帰りたい

    そこでおすすめされたのが、小仏からの高尾山縦走でした。ルート上にたくさんのベンチがあり、登山客の多くがストーブを使って調理を楽しんでいると。ただ気をつけるべくは、平日の朝はバスが1時間に1本しかないこと。休日はもう少し多いみたいですが。また、バスが出ているのは京王線終点の高尾山口駅ではなく、そのひとつ手前の「高尾」駅です。JRと交差する駅です。

    次男と夫を送り出し、自宅を9時前に出発。地元で食料を購入しました。高尾駅北口で10時12分発のバスに乗車。

    終点の小仏着

    ●10:26● 終点の「小仏」着。頭上には中央道が通っていました。※旅の参考のため、今回も通過時間(一番左)を表記します。

    「小仏」といえば中央自動車道上り方面の渋滞の名所。この近辺は、ゆるい上り坂でクルマがどんどん詰まっていきます。それが渋滞の原因なんですね…。ラジオのトラフィック情報では「都県境の小仏トンネル渋滞〇〇km」と、よく耳にします。

    バスを降りてしばらくは車道を歩く

    バスを降りてしばらくは車道を歩きます。この先から登山道を歩いて50分くらいで小仏峠に着きます。

    初めての山は、なんだかワクワクしますネ。

    最後の紅葉

    最後の紅葉がとてもキレイだった。

    駐車場の先は鬱蒼とした山道。

    ●10:50● 舗装路が終わると鬱蒼とした山道。

    平日ということで人は少なかったです。

    クマ対策

    クマ大丈夫かなと、長男と棒きれを振り回しながら歩きました。ちょっと今年、出没情報が多すぎて心配です。

    あちこちにベンチ

    あちこちにお昼が楽しめそうなベンチがありました。

    これまで山では、コンビニのおにぎりとかサンドイッチとかしか食べてこなかったので、火を使うウンヌンを考えたこともなかったです。今回すっかり視点が変わったことに気づきました。

    もうすぐ頂上

    ●11:43● 大きなアンテナが見えてくるともうすぐ頂上。

    バスを降り、写真を撮りながらゆっくり歩いて、1時間半かからないくらいで小仏城山のてっぺんに着きました。勾配も距離もちょうどいい感じでしたね。平日なので子どもの姿は無し。慣れた感じの熟年ハイカーが多かったです。皆さん長男に声を掛けてくれたりやさしかった。

    小仏城山頂上からの風景

    小仏城山頂上からの風景。東京方面は都心の高層ビルが、神奈川サイドは相模湖などが見えました。

    小仏城山は高尾山の隣に位置する、標高670.3mの山です。このルートをすすめてくれた観光案内所の方いわく、学校の遠足など大勢で弁当が食べられるくらいの規模。うん、たしかに頂上はだだっ広い。芝生もありました。簡易水洗のトイレもありましたが備え付けのペーパーはなかったので持参してくださいねー。

    あと、てっぺんにある茶屋は休日はやっていますが、12月から春先までの平日はお休みだそうです。

    茶屋は平日休み

    誰もいない茶屋。

    え、茶屋やっていないの!?大変な忘れ物しちゃったのでガーン。はい、カトラリー、箸とかスプーンとか忘れちゃいましたー!

    小仏へ向かうバスのなかで気づき、うわーもうコンビニとかないしなー。でも、頂上に茶屋があるみたいだから、そこでいただければと、思っていたのです。

    最終手段は枝でも拾って箸にするか。とワイルドなことを考えていたのですが、たまたま別の山小屋でお茶を飲んでいた管理人さん的な方を見つけ、長男が箸を忘れた旨を伝えるとご親切に割り箸を2膳くださいました。助かりました。ありがとうございます。 

    箸を頂きました

    山めしを食べ慣れている皆さまは大丈夫だと思いますが、カトラリー類の忘れ物にはご注意です。

    私たちのカバンの中身お見せします!

    カバンの中身

    ギアは私の担当。食料は長男が背負ってくれましたが私よりずっと重かったと思います。若者、がんばれー(笑)。

    今回、持っていった食べ物は以下です。

    • 鮭おにぎり×2(コンビニ)
    • チーズベーコンブレッド(コンビニ)
    • 水2L(安かったのでコンビニで購入)
    • お茶漬けの素(スーパーで購入)
    • オニオンコンソメスープの素(スーパー)
    • みかん(家から持参)

    万年ダイエッターである私の、バランスに富んだ山めしのコダワリをお見せしたいと思います!

    塩分控えめタンパク質重視の「鮭茶漬け」

    鮭おにぎりを鮭茶漬けに

    鮭おにぎりのパッケージを長男がむきます。

    お湯を注いで鮭茶漬けに

    お湯を注いで「鮭茶漬け」に。おにぎりの海苔増し増しで香りがいい感じ。

    鮭おにぎりはお茶漬けの素をかけてお湯を注げば、即席「鮭茶漬け」になります。おにぎりに塩分があるので、お茶漬けの素は半量でいいと思います。今回は2食分作ったのでちょうど1袋なくなりました。

    タンパク質と糖質のバランスが絶妙な「オニグラスープ」風

    オニグラスープ

    オニグラスープの材料。

    チーズベーコンブレッドは、オニオンコンソメスープの素とお湯を注げば「オニオングラタンスープ」風になりました。こちらも2回に分けて食べたので、スープの素は1袋で十分。

    リフター

    クッカーにはリフターも付属しています。挟むだけで簡単操作。

    鼻水垂らしながら食べる長男

    オニグラスープ、長男がおいしさのあまり感動して、鼻水垂らしながら食べていました(笑)。

    今回これらのメニューにした理由は「タンパク質と炭水化物のバランス」です。山で食べるカップラーメンもきっとおいしいと思うのですが、この食べ物って塩分と炭水化物のバランスが健康的にはどうなのだろうと。また、「残り汁をどうするか問題」もあると思うのです。

    スープの粉末を半量にするという手もありますが、汁なしカップラーメンって…、うーむ。とにかく今回はやめました。塩分カロリー控えめなおいしいカップラーメンがあれば食べてみたいですけどね。
    皆さんならバーナーを使った簡単料理、なにを食べます?

    3つに分かれた鍋の使い方

    冬なので鍋やバーナーはすぐに冷めました。片付け簡単。

    クッカーコンボですが、今回は一番大きな鍋をお湯沸かし専用にして、小さく分けられる2つをお茶漬け用とオニグラ用にしました。

    周りを見渡すとストーブを使っているハイカーの多いこと。これまでまったく目に留まらなかったのですが、おもしろいですね。おでんをつつきながら日本酒をちびちびやっているパーティ-もいました。ええ話です(笑)。

    温かなごはんに対満足

    温かなごはんに大満足して、ふたたび歩き始めました。

    というわけで、なんだか急にアウトドア感が増した私たちの山めしだったのです。次はなに作ろう~。

    私が書きました!
    旅のエッセイスト
    国井律子
    1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ(キャンピングカー所有)、自転車、サーフィン(ショートもロングも)、スノーボード、ファミリートレッキングなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納(整理収納アドバイザー1級資格取得)。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。直近は苦手な掃除をがんばっている。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/

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