お花見にもキャンプにもおすすめのレシピ「桜とピスタチオの春ごはん」 | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 料理・レシピ

    2023.03.23

    お花見にもキャンプにもおすすめのレシピ「桜とピスタチオの春ごはん」

    桜とピスタチオの春ごはんをおにぎりにして

    切り餅を加えて、もっちりとした食感をプラスしました。冷めてもおいしく食べられるので、おにぎりやお弁当にもどうぞ。

    春の香りに心躍る!『桜とピスタチオの春ごはん』

    桜の淡いピンク色に、黄みがかったグリーンが鮮やかなピスタチオを合わせて、春色の桜ごはんを作ってみました。味つけはシンプルに桜の塩漬けの塩味だけ。ふんわりと香る桜の風味と、ほどよい塩みがピスタチオをおいしく引き立てる、春の行楽シーズンにぴったりの一品です。

    桜の塩漬けとピスタチオ

    桜とピスタチオ。ピスタチオグリーンは春を告げる鳥=メジロをイメージして使ってみました。

    【桜とピスタチオの春ごはんのレシピ】

    今回使用した材料

    今回使用した材料です。ここではお米は5分づき米を使用しています。白米など好みの米を使用してください。

    【材料】2〜3人分

    • 米 2合
    • 切り餅 1個
    • 桜の塩漬け 5〜6個
    • ピスタチオ(無塩) 30g

    <下準備>

    • 米を洗い、水けを切ったあと、浸水しておきます。
    • 桜の塩漬けは200mlほどの水を入れたボウルですすぐ程度に塩抜きし、ふきんなどで水けを切っておきます。※塩抜きした水はとっておきます。
    • ピスタチオは殻から取り出し薄皮を剥きます。薄皮が剥きづらい場合は、湯に浸すと剥きやすくなります。※薄皮の剥き方は後半部分で紹介しています。薄皮を剥いたピスタチオは粗く刻みます。 
    • 切り餅は、6〜8等分くらいにカットします。

    <作り方>

    (1)軽く塩抜きしておいた桜の塩漬けは、軸と花びらに分けます。

    桜の花びらと軸の部分

    米と一緒に炊くのは軸のみ。花びらは鮮やかさを活かすため、炊き上がったごはんにさっと混ぜ込みます。

    (2)軸、花びらともに細かく刻み、花びらは炊き上がったご飯に加えます。
    (3)浸水しておいた米に、桜の塩漬けの軸部分、ピスタチオ半量、水2合分(うち桜の塩漬けを戻した上澄みの水100ml)を加えます。

    浸水した米に材料をすべて入れた様子

    ピスタチオは、半量は炊き込んでほっくりとした食感に、残りは仕上げにトッピングをしてカリッとした食感にします。

    (4)蓋をして火にかけます。火加減は中火、沸騰したら火加減は弱火にして10分炊きあげます。
    (5)10分経ったら火を止め、蓋を開けて、桜の花びらを加えてさっくりと混ぜ、蓋をしてさらに10分蒸らします。

    桜の花びらを入れる

    溶けた餅をまんべんなく混ぜ合わせてから桜の花びらを入れ、さっくりと混ぜ合わせます。このとき、桜の花びらも飾り用に少しとっておくとよいでしょう。

    (6)仕上げに残りのピスタチオ、桜の花びらを散らせばできあがりです。

    ピスタチオは、あまり細かくしないほうが食感、味ともにおいしく仕上がります。

    桜の色香を愉しむ「桜の塩漬け」

    桜の塩漬けは、七分咲きの八重桜を塩と梅酢に漬け込んで作られます。春を告げる素材として、お菓子や料理に多く使われています。お祝いの席などでも縁起物として用いられていますね。生の桜から香りを感じることは、あまりありませんが、桜の葉、花を塩漬けにすることで香り成分が生まれるのだとか。塩漬けにした桜の葉や花びらからは、やさしい甘さとほのかにスパイシーな香りがします。

    桜の塩漬け

    上段がまだ塩がついたままの桜の塩漬け。下段がボウルに水を張り塩をさっと取り除いたもの。

    桜の塩漬けは、作るメニューによって、塩の活かし方を変えます。水で戻す時間は、その都度、塩加減を確認しながら使うのがよいでしょう。ご飯ものなどに混ぜ込んで使う場合は、軽く塩抜きする程度で、しっかり塩抜きをしたい場合は、ボウルに水を張り15〜30分程度、水にさらしたものを使用します。

    ピスタチオグリーンを活かす方法

    ピスタチオは薄皮を剥くことで、全体が鮮やかなグリーンになります。薄皮はそのままでは剥きづらいですが、お湯でさっと湯通しすると剥きやすくなります。殻を取り除いたピスタチオを時間にして15秒ほど湯につけたあと、ザルにあけ、冷めないうちに一粒ずつ指でつまんで皮を剥きます。乾煎りすることで食感もよくなります。

    春を、桜を味わう

    桜を使ったメニューは、春の気分をグッと盛り上げてくれます。今がまさにお花見シーズンの場所でも、桜満開にはまだ少し早い地域でも、すでに桜は散ってしまったところでも、春色メニューを取り入れて、桜を、春の景色を、心ゆくまで楽しみましょう。

    私が書きました!
    料理研究家
    小牧由美
    名古屋市在住の料理研究家。東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、銀座のヴィーガンカフェでは立ち上げから店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、旬の素材を使った料理やローフード、プラントベースのレシピ提供、商品開発などをおこなっている。http://yamabon.jp/

    NEW ARTICLES

    『 料理・レシピ 』新着編集部記事

    スープにポテトに!ネットで話題の「淡路島オニオンスパイス」で作るおすすめキャンプ飯2選

    2024.04.20

    野菜好きも肉好きも喜ぶ簡単アメリカンタコスレシピ!

    2024.04.19

    業務スーパーのおすすめチーズは?今買えるチーズを徹底的に解説!

    2024.04.15

    ホットサンドだけじゃない! 食パンで作る「キッシュトースト」のレシピを紹介

    2024.04.15

    焚き火での「べっこう飴」の作り方! 奥が深くて楽しいぞ~

    2024.04.14

    ブラウン初のグリル調理家電「マルチグリル7」は火起こしが苦手なBBQ初心者におすすめ!

    2024.04.14

    魚好き必見!魚料理専用「フィッシャーマンズスパイス」で作る簡単キャンプ飯レシピ2選

    2024.04.13

    汁なしカレー南蛮を100年前のレシピで作ってみた!【自衛隊出身芸人トッカグン小野寺の極上サバイバル飯 VOL.10】

    2024.04.12