春を満喫!ラップで簡単炙りしめ鯖の桜棒寿司
冬とは違って、木々の芽吹きの色や、たくさんの花が楽しめる春キャンプ。
この季節のキャンプ場では、お花見ができる場所も数多くあります。美しい花を楽しめる贅沢なキャンプの時間に、いつもとは違った特別なメニューを作ってみてはいかがでしょうか。
今回は、お花見気分を盛り上げる、春におすすめの華やかなキャンプレシピをご紹介します。特別な道具がなくとも、ラップひとつで簡単に作れるので、ぜひお試しください。
材料(2人前)

今回使用した食材です。
- しめ鯖 1枚
- 白米 1合分
- 桜の花の塩漬け 15g
- 大葉 5枚
- 白いりごま 大さじ1
- すし酢 大さじ2
しめ鯖は、クーラーボックスで保冷できるタイプのものを選ぶといいでしょう。鯖の味付けは、昆布締めのものや、野菜が入ったものも販売されていますが、シンプルな味付けのほうが酢飯との相性がいいです。
作り方
桜の花の塩漬けは、塩抜きをするために30分ほど水にさらします。

桜の花がひとつあるだけで、春らしいキャンプ飯を作ることができますよ。
しめ鯖を炙るために、バットに取り出します。

高温で焼くので、安全を確保した場所で準備しましょう。
トーチバーナー で、鯖の表面を軽く焼きます。バーナーを近付けすぎると、こげ色が強くなってしまうので、火の当たり具合に気を付けましょう。

焼きすぎると、身に火が入りすぎてしまうので注意しましょう。
全体にうっすら焦げ目がつくまで焼きましょう。

炙る際は魚の脂がはねやすいので、注意しましょう。
米を研いだら1合分の水を入れ、絞った桜の塩漬けを入れます。

桜の花は香り付けとして、全体に散らしましょう。
蓋を閉めたら、沸騰するまで強火で加熱します。湯気が出てきたら、弱火にして10〜15分加熱します。

加熱している間は、蓋を開けないように気を付けましょう。
時間が経ったら蓋を開け、水分が表面に浮いていないか確認しましょう。

蓋を開けると、桜の香りが漂います。
白いりごまを入れて全体をかき混ぜたら、再び蓋をして10分ほど蒸らします。

鍋底に水分が溜まっていた場合は、数分加熱時間を増やしましょう。
粗熱が取れたら、大葉の千切り、すし酢を入れてよく混ぜます。

ご飯を潰すことなく、切るように混ぜると美味しい酢飯に仕上がりますよ。
ラップを大きめに広げ、混ぜた酢飯を置きます。ラップを使って包むようにしながら押して、形を整えます。

鯖のサイズになるように、ラップでご飯のサイズを整えましょう。
長方形に整えた酢飯の上に、炙ったしめ鯖を置きます。

しめ鯖は、炙った皮面を上にすると、見た目が綺麗に仕上がります。
ラップで包み、両サイドをねじるようにして形を整えます。

キャンディの形のようにしっかり包むようにすると、酢飯の形が安定しやすいです。
ラップの上から、食べやすい大きさに切ります。切る際に、下に押してしまうと酢飯が潰れて切りにくいので、ノコギリのように大きく前後に包丁を動かしましょう。

ラップの切れ端が食べる部分に入らないように気を付けましょう。
形が崩れないように気を付けながら、ラップを取り除きます。お好みで、仕上げに桜の花の塩漬けを絞って飾り付けをしたら完成です。

春気分を満喫できる、桜の花のしめ鯖寿司です!
炙ったしめ鯖の香ばしさと、桜の花の香りの酢飯が楽しめる、春らしいメニューです。手軽に作れて、冷めても美味しく食べられるので、慌ただしいキャンプ撤収時のお昼ご飯にもおすすめです。
炙るだけでワンランク上の美味しさと仕上がりに!
トーチバーナーを使って炙る作業を挟むことで、いつものしめ鯖がワンランク上の仕上がりになります。炙った香り、桜の香りが楽しめる、豪華で春らしいメニューです。
お花見キャンプは、いつもと一味違った料理を楽しみたい!という方にもおすすめのレシピです。今のシーズンにしか味わえない、特別なキャンプにぜひご活用ください。