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アウトドア用レインコートの選び方
使用シーンと素材の面から、レインコートを選ぶポイントを確認しましょう。
レインコート選びのポイント
使用シーンに合わせてスタイルを選ぶ
雨の日に着る服のことをレインコートと言いがちですが、実はレインウェアには様々なタイプの形状があります。天候やレジャーの種類によって、使いやすいスタイルが変わってくるため、まずどのようなシーンで使うのかを考えてみましょう。
形状は、主に次の4タイプに分かれます。
- レインコート
- レインウェア
- レインジャケット
- レインポンチョ
レインコート・レインポンチョは、比較的着るのが簡単です。取り出してすぐに羽織れるため、例えばキャンプ中のにわか雨を一時的によける際に活躍します。
一方、雨風をしのぎながら山登りを続ける場合、足元までしっかりカバーできるレインウェアが最適です。天候にかかわらず着られるレインジャケットは、雲行きが怪しい日に重宝するでしょう。
素材・機能性から選ぶ
同じレイン用として販売されていても、製品によってその性能は大きく異なります。性能の差によって快適度が変わるため、慎重に見極めたいところです。
レイン用アイテムの機能のうち、特に注目したいのは耐水性・透湿性・収納性の3点です。耐水圧は防水性の高さを示したもので、大雨に対応するのは1万mm以上、登山など本格的なシーンでは2万mm以上がよいとされています。
透湿性とは湿気を逃がす性能を指し、体から出る水蒸気によって内部がぬれるのを防ぎます。ベンチレーション・メッシュ加工などが、施されているのが一般的です。
荷物をどれだけコンパクトにまとめられるか、収納性も確認しておきたいポイントです。
人気アウトドアブランドのレインコート
どのレインコートにするか迷ったら、まずは人気ブランドをチェックしてみるのがおすすめです。納得の一着がきっと見つかるでしょう。
アークテリクス「ベータ ジャケット」
人気アウトドアショップに聞いた2025年本当に売れたレインウェアランキングで1位を獲得した、大人気レインウェアです。
PFASフリーのゴアテックスePEメンブレンを使用しており、汎用性が高く雪山にも対応します。レインウェアの範疇を超え、冬も活躍する4シーズンモデルです。
ARC'TERYX(アークテリクス) ベータ ジャケット
サイズ:XS~XL
ザ・ノース・フェイス「ベンチャージャケット」
重量はなんと、たった220g。ウインドシェルのように軽く、一枚持っていれば雨の日以外も活躍するでしょう。ビーズ加工を加えた裏地は汗ばんだ肌でも張り付きにくく、さらっとした着心地です。
THE NORTH FACE (ザ・ノース・フェイス) ベンチャージャケット
サイズ:S~XXL
撮影/中村文隆
(BE-PAL 2026年1月号より)
▼参考記事
L.L.Bean「メンズ トレイル・モデル・レイン・コート」
独自の防水透湿素材『TEK2.5』を使用した、再生ナイロン100%製レインコートで、およそ太ももまで隠れる長さがあります。
ほどよく体のラインに沿ったシルエットなので、スタイリッシュなコーディネートに似合います。身幅にあまりゆとりがないので、体格のよい人や厚着になる冬場には向かないかもしれません。
フード・袖口の締め具合は、雨・風の状態に応じて調整できます。洗濯機で洗えるため、汗・皮脂による汚れを気にせずアクティブに動けるでしょう。
L.L.Bean(エルエルビーン) メンズ トレイル・モデル・レイン・コート
サイズ:S~XXXL
ザックも守れるアウトドアレインコート
雨に降られたら体だけでなく、ザックなどの荷物も守らなければいけません。手早く一気にカバーしたい場合は、ザックを背負ったまま着られるレインコートが便利です。
モンベル「パックラップ レインコート」
一見すると普通のレインコートですが、背中側のマチを広げるとザックが入るゆとりが生まれます。頭から背中まですっぽり覆うため、ザックと背中の間に雨が入り込みません。
独自の防水透湿素材『ドライテック』は、雨をしっかり防ぎながら湿気をスムーズに逃がします。耐水圧は約2万mmあるので、登山のようなシーンでも安心感があります。
ただしレインコートでカバーできるのは、20L程度のザックまでです。それ以上荷物が大きい場合は十分な機能を発揮できないため、手持ちのザックの容量を確認しておきましょう。
mont-bell(モンベル) パックラップ レインコート
サイズ:XS~XL
上下でそろえられるアウトドアレインウェア
山登り・外での作業が予想される場合は、上下が別になったセパレートタイプがおすすめです。足元まで徹底防水できるレインウェアを紹介します。
ミズノ「ベルグテックEX ストームセイバーⅥ レインスーツ」
い透湿防水性を誇るベルグテック製素材のレインスーツです。100回洗っても撥水性が持続する耐久撥水加工が施されています。
軽量で動きやすく、登山やトレッキング、通勤・通学まで幅広く活躍するでしょう。
MIZUNO(ミズノ) ベルグテックEX ストームセイバーⅥ レインスーツ
サイズ:XS~2XL、SB~MBB
撮影/小倉雄一郎
(BE-PAL 2023年11月号より)
▼参考記事
防水機能も備えたアウトドアジャケット
ジャケットタイプは「長さのあるコートは動きにくい」「上着だけ欲しい」という人に最適です。防水機能があるジャケットを集めたので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
モンベル「サンダーパスジャケット」
トラッドなツートーンカラーが目を引くレインジャケットです。モンベルオリジナルの防水透湿素材ドライテックの力によって、蒸し暑い時季も快適に過ごせます。
人体に合わせて立体的に縫製されており、腕や首周りが動かしやすくアクティブなシーンでも活躍するでしょう。
mont-bell(モンベル) サンダーパスジャケット
サイズ:S~XL
撮影/中村文隆
(BE-PAL 2026年1月号より)
▼参考記事
パタゴニア「メンズ・トレントシェル 3L・ジャケット」
パタゴニア独自の規格『H2Noパフォーマンス・スタンダード』をクリアした、防水性・透湿性・耐久性に優れたジャケットです。テストでは最初に2万mm、次いで1万mmの耐水圧を確認します。
過酷なコンディションを耐え抜く素材が使われているので、長期間使用した後も高い性能を維持できると期待してよいでしょう。
脇部分のベンチレーターを開けば、より効率的にウェアにこもった湿気を放出できます。左側ポケットは本体の収納部分でもあるため、収納袋を探してあたふたすることもありません。
Patagonia(パタゴニア) メンズ・トレントシェル 3L・ジャケット
サイズ:XS~XXL
まとめ
晴れていると思っても、山の天気は急に変わることも少なくありません。山登り・キャンプをするなら、レインアイテムは必ず備えておきたいアイテムです。
アウトドア用のレインアイテムを選ぶ際には、耐水性・透湿性・収納性に注目しましょう。どのように使用したいかによって、満足度の高い形状も異なります。
「雨が降ったら台無しだ」と思っていたレジャーも、ベストなレインアイテムがあるだけで「雨が降っても安心」とポジティブに考えられるようになるでしょう。


















