山好きのあの人に、手作りの「チョコレートバーク」贈ってみない?
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    2023.02.12

    山好きのあの人に、手作りの「チョコレートバーク」贈ってみない?

    チョコレートバーク

    ナッツやドライフルーツをトッピングして作るチョコレートバークは、山歩きの行動食にぴったりです。

    簡単!ナッツやドライフルーツをたっぷり散りばめた「チョコレートバーク」

    チョコレートバークは、溶かしたチョコレートを薄く広げて、好みの素材をトッピングして作るお菓子です。ナッツやシード、ドライフルーツをチョイスすれば山歩きにぴったりの行動食になります。作り方はとても簡単で、作り手にもトッピングをデザインする楽しみがあります。寒い時期ならチョコレートが溶ける心配もありません。今年のバレンタインはチョコレートバークを手作りしてみませんか?

    【チョコレートバークのレシピ】

    今回使用した材料

    今回使用した材料です。

    【材料】

    今回は、幅22×奥行き15×高さ1㎝サイズのバットを使用しました。

    • チョコレート 100〜200g
    • ピスタチオ、アーモンド、くるみ、カシューナッツ 15g
    • ポピーシード 少々
    • クコの実 少々
    • カカオニブ(あれば) 少々
    • 柑橘ピール(金柑) 少々
    • プレッツェル 少々
    • ピンクペッパー 少々
    • ココナッツフィリング 少々

    <必要な道具>

    • チョコレートを湯煎するボウル
    • ボウルの底が入るくらいの小さめの鍋
    • 温度計
    • ヘラやスパチュラ、パレット
    • チョコレートを固めるためのバット
    • クッキングシート

    <下準備>

    • バットにオイルを薄く塗り、少し大きめにカットしたクッキングシートをバットに密着させるようにセットします。
    • チョコレートは細かく刻んでおきます。クッキングシートの上で刻むと作業がスムーズです。
      板チョコレートを包丁で刻む

      チョコレート200gなら0.5mm厚、100gなら薄めのチョコレートバークになります。

    <作り方>

    (1)細かく刻んでおいたチョコレートをボウルに入れ50〜55度Cの湯で溶かします。スパチュラなどでゆっくりかき混ぜながら溶かします。

    (2)クッキングシートを敷いたバットに(1)のチョコレートを流します。

    チョコレートを溶かす

    ダマがなくなるまでスパチュラで優しくかき混ぜます。

    (3)スパチュラやパレットナイフを使って均一な厚さになるように広げます。

    (4)チョコレートを均等に広げたら、チョコレートが固まらないうちに好みのナッツ、シード類などを散らします。

    溶かしたチョコレートにナッツ類を飾る

    ナッツ、ドライフルーツは粗く刻んでもOKです。今が旬の金柑を1日天日干しにしたものもトッピングしました。

    (5)粗熱が取れたら、冷蔵庫で30分以上冷やし固めます。

    (6)チョコレートが固まったら、好みの大きさに割って、または包丁やナイフで食べやすくカットします。

    冷蔵庫で冷やし固めたチョコレートバーク

    包丁やナイフできれいにカットするのもいいですが、手でざっくりと無造作に割ったものをラッピングしてもかわいいですよ。

    食べる場所によって、いろいろな味が楽しめるチョコレートバーク

    チョコレートバークは、適当な大きさに割って食べるのがおいしい食べ方。プレッツェルとチョコレートを一緒に食べれば、プレッツェルの食感と塩味のアクセントが楽しめます。金柑とチョコレートを一緒に食べれば、柑橘ピールの余韻がおいしいチョコレートバークに。

    おすすめのトッピングはほかにも!

    トッピングする素材は材料で紹介したもの以外にも、ナッツならマカデミアナッツ、ヘーゼルナッツ、ピーカンナッツなど。シードは、ひまわりの種やかぼちゃの種、ごまなどもおすすめです。ドライフルーツもドライいちじくやクランベリーなど、彩りや食感、味わいなどをイメージして散りばめていきましょう。

    オーガニックチョコレートやフェアトレードチョコレートを贈る

    プレゼントは贈る相手が喜ぶ顔をイメージして選ぶ、そのキモチがなにより大切ですね。今回は、チョコレートバークを贈りたい友人が好きなチョコレートを使ってレシピを紹介しました。

    エシカルチョコレート

    オーガニックチョコレートやフェアトレードチョコレートは近年、種類も増えて手ごろな価格のものも増えています。

    チョコレートの選び方はほかにも、フェアトレード(公正な貿易)チョコレートやオーガニック(農薬や化学肥料不使用)チョコレートなどエシカルチョコレートを贈るのもいいですね。生産者や環境にやさしい選択は、それだけで価値のあるプレゼントになります。私たち一人ひとりの選択が社会に、地球にいい影響を与え循環していくことはとても素晴らしいことです。日ごろお世話になっている人や大切な人への贈り物、自分へのご褒美に、エシカルチョコレートを選んでみませんか。

    私が書きました!
    料理研究家
    小牧由美
    名古屋市在住の料理研究家。東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、銀座のヴィーガンカフェでは立ち上げから店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、旬の素材を使った料理やローフード、プラントベースのレシピ提供、商品開発などをおこなっている。http://yamabon.jp/

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