スコップは、土を掘るなら重くてもよいが、溝に溜まった土やゴミをすくったり、雪をすくったりするなら軽いほうがいい。今回紹介する4点はすくうのに適した軽量スコップである。軽量化の秘密は、鉄製の本体(頭部)にパンチ穴をあけていること。この穴によってすくった土や雪がこびりつきにくく、よりいっそう軽くすくうことができる。柄も軽いアルミ製。4点とも重さは1kg前後に収まっている。
4点のうち2点は、幅の狭い側溝用のため、本体が細い。ちなみにこの2点は名称が「ショベル」。スコップとショベルの使いわけは、テレビやネットでも話題になっているが、決め手はないようだ。下記の国語辞典『大辞泉』(小学館)の記述によれば、この4商品は東日本型の名付けといえる。とはいえ、西日本の人もぜひどうぞ!
《東日本では大型のものをスコップ、小型のものをシャベルといい、逆に西日本では大型のものをシャベル、小型のものをスコップということが多い。JIS規格では、上部が平らで、土を掘るとき足をかけられるものをショベル(シャベル)とし、上部がなだらかな曲線状のものをスコップとしている。また、土を掘りやすくするために先が尖っていているものをシャベル、雪かきをするための先がまっすぐなものをスコップと区別する場合もある。》
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