ユニフレーム「メタル薪」は置くだけで燃焼促進!火起こしが簡単になる注目ギアを紹介 - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 焚き火台・火おこし道具

    2025.05.06

    ユニフレーム「メタル薪」は置くだけで燃焼促進!火起こしが簡単になる注目ギアを紹介

    ユニフレーム「メタル薪」は置くだけで燃焼促進!火起こしが簡単になる注目ギアを紹介
    人気ブランド「ユニフレーム(UNIFLAME)」が手がける「メタル薪」。燃焼効率がアップし、誰でも簡単に火起こしができる注目のアイテムだ。そんなメタル薪のスペックや魅力を紹介する。ユニフレームの高品質なもの作りが感じられる、メタル薪の製造過程も必見。

    燕三条の金属加工技術を活かす「ユニフレーム」

    新越ワークスは、日本百低山のひとつ弥彦山を間近に臨む越後平野にあった。会社創業のきっかけであり、いまも経営の軸となるのは、金網を用いた厨房機器。例えば、ラーメンの麺を湯切りする「てぼ」は、国内シェア7割を誇る。

    そんな卓越した金属加工技術と職人にプッシュされ、’85年に誕生したのがユニフレームだ。 ユニフレームとは、ユニークとフレーム(炎)を組み合わせた造語。新しい炎を創造することを目指して発足された。

    最初はガラス細工に使う工芸用バーナーを作っていたが、’87年にガスヒーター、’89年にツインバーナーと、キャンプ用燃焼器具をリリースし、一挙に注目を浴びる。その後キャンプ用調理道具や焚き火台、テントなど、総合ブランドとしてユニークな製品開発を続けている。

    ▼参考記事

    個性豊かなギアを次々に生み出す!日本が誇る12のアウトドアブランドヒストリー【P~Z編】

    定番の焚き火台からメタル薪まで!燕の金属加工技術を集約した「ユニフレーム」のモノ作り哲学

    ありそうでなかった!「メタル薪」の魅力

    メタル薪は、横にしたその上に、火種や薪を乗せて着火するだけで、誰でも簡単に火をおこせるユニークなギア。第4回BE-PALアウトドアアワード「アウトドアギア部門」にもノミネートされた注目のアイテムだ。

    四角柱の4面に開けた穴や筒口から空気を取り込み、燃焼を促す。垂直に立てれば、煙突効果で燃焼効率アップ。焚き火台のサイズに合わせて使える大小2個セット。

    焚き火台のサイズに合わせて大小を使い分けられ、重ねて収納も可能だ。

    大サイズは同ブランド「焚き火ベースsolo」のロストルにピッタリ。

    UNIFLAME(ユニフレーム) メタル薪

    薪の間に空気の通り道を作るためのアイテム。四方に無数の穴が空いており、薪や炭に空気を供給し燃焼効率を大幅にUPしてくれる。使い方はいたって簡単。大・小セットの2本を薪の間に配置するだけ。
    ●サイズ:大/約4.1×23×H3.5cm、小/約3.1×18×H2.6cm
    ●材質:ステンレス鋼
    ●重量:大/約160g、小/約90g

    ▼関連記事

    UNIFLAME (ユニフレーム) / メタル薪

    ▼参考記事

    定番の焚き火台からメタル薪まで!燕の金属加工技術を集約した「ユニフレーム」のモノ作り哲学

    見つけたら欲しくなっちゃう!最優秀野外道具「アウトドアギア部門」【第4回 BE-PALアウトドアアワード 2024】

    メタル薪はこうやって作られる!職人の手作業に注目

    「メタル薪は構造がシンプルなので、作ろうと思えばどこでも作れるものです。ただ、弊社は数種類の金型を作って、量産できる体制にしました。高品質で均一、価格ではどこも勝負できない自負があります」 と、ユニフレーム事業部の加賀田さん。

    本社の隣にある自社工場を覗くと、ちょうどメタル薪が産声をあげていた。暖房が隅々まで行き渡るオフィスのような工場で、最新プレス機がガチャンと鳴り響く。

    image

    新越ワークス ユニフレーム事業部 加賀田優織さん。新潟工科大学で建築コースを専攻し、新卒で入社した新潟市出身の28歳。休日は妻子や仲間とキャンプを楽しみながら、新商品に思いを馳せる。

    金型は、車で10分の金型屋さんが手がける。その制作費は高価で、回収には何年もかかる。長く、多く売って、プロダクトとしての価値を高める先行投資だ。こうして、長い目で育てていくことに開発者としての喜びを感じると、一児の父である加賀田さんはいう。

    「当社の商品の多くは、20年、30年選手です。子供と同じように大事に育てて、大人になって稼いでもらう。そんな想いでアイテムと触れ合っています」

    材料は厚さ1mmのステンレス板。メタル薪のために作った金型を使ってプレス機で一枚一枚抜き取る。

    image

    穴あけも手作業。

    抜き取った1枚の板に2種類の金型を使って穴を開ける。打ち抜いた穴の廃材は、スクラップされ再利用へ。

    3つもの金型を通して、ようやく全容が見えてきたメタル薪。曲げる前に中央にブランドロゴの刻印を打つ。

    プレス機(金型)を何度も通すとステンレス板は微妙に反ってしまう。精巧な曲げ加工を前に反りをとる。

    四角柱にするための曲げ加工は、計4段階。職人が一回一回手作業で金型に合わせてセッティングする。

    ロゴの刻印、反りとり、曲げ加工が効率よくひとつのエリアにまとまり、それぞれ職人の手で行なわれる。

    メタル薪の曲げ加工をする職人は、加賀田さんと同じ28歳。ロゴ刻印をプレスする職人も同じ世代だ。職場も職人もフレッシュで、ものづくりの未来は明るい。

    ▼参考記事

    定番の焚き火台からメタル薪まで!燕の金属加工技術を集約した「ユニフレーム」のモノ作り哲学

    あわせて読みたい

    UNIFLAME (ユニフレーム) / メタル薪

    UNIFLAME (ユニフレーム) / メタル薪

    購入から25年経て今も現役。スノーピークの『焚火台』を使いこなす

    購入から25年経て今も現役。スノーピークの『焚火台』を使いこなす

    NEW ARTICLES

    『 焚き火台・火おこし道具 』新着編集部記事

    チタン製焚火台6選|超軽量でソロキャンやミニマルキャンプ派にもおすすめ!

    2025.05.04

    ベルモント「TOKOBI」の魅力を徹底解説!キャンプ料理がますます楽しくなる焚き火台

    2025.04.30

    ユニフレームの人気焚き火台「ファイアグリル」の魅力を徹底解説!愛用者のレビューも紹介

    2025.04.28

    【2025年】ソロ向け焚き火台おすすめ30選|軽量コンパクトな人気モデルを紹介

    2025.04.18

    着火剤について知ろう!タイプ別火の起こし方も解説!

    2025.04.17

    焚き火グリルおすすめ16選!キャンプで焚き火料理を楽しもう

    2025.03.20

    ogawa(オガワ)/ ogawa COOKING FIREPIT

    2025.03.12

    もはやレトロな山暮らしの必需品!ストーブの燃料に”石炭”を使ってみたら…

    2025.03.11