低予算でも楽しめる!4歳児と電車で行く真冬の日帰り「高尾山トレッキング」 | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2023.01.11

低予算でも楽しめる!4歳児と電車で行く真冬の日帰り「高尾山トレッキング」

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高尾山頂から東京を一望

高尾山頂から東京を一望。

あ、高尾山登ろっ!

11月から幼稚園に転園したわが家の次男坊。年末ギリギリまで預かってくれる保育園と違い、12月半ばにはサッサと2学期が終了。どこにも預け先を見つけられなかった年末の平日、「あ、そうだ!」と急に思い立ってふたりで高尾山に登ってきました。同じような感じでお子さんとヒマを持て余している皆さま、参考にしていただければ幸いです。また、見どころを紹介する画像に「時間」を書きこみました。

東京都民になじみ深い高尾山

京王高尾山口駅前

●11:44●隈研吾氏デザインの「京王高尾山口駅」。わが家から約1時間。

子どものころの遠足は必ず高尾山でした(世田谷区民)。目黒区にある中高の遠足もそうでしたね。電車で行けてアクセス抜群、遠足の行き先に都合がいい「高尾山」という印象でした。

ときを経て、某情報誌の撮影で本当に久しぶりに訪れた高尾山にいたく感動した私です。こんな素晴らしい場所が家近にあったなんて! それもそのはず世界的に有名なガイドブック「ミシュラングリーンガイドジャポン」で三ツ星を獲得しているんですね。

登山ルートのマップ

バリエーションに富んだ登山コース。

登山コースもいろいろ。高尾山頂からは景信山、陣馬山と「縦走」もできます。体力に自信が無いという方には、「ケーブルカー」や「リフト」でも山の中腹まで行けます。さらには「薬王院」への参拝、周辺の「グルメ」や「温泉」も楽しめます。なにより景色が素晴らしい。本当にココが東京!? なのです。

ケーブルカー乗り場

京王高尾線の高尾山口駅から徒歩5分ほどでケーブルカー乗り場に着きます。

わが家からは京王線1本なので往復で1,000円かからず、財布にすきま風が吹く給料日前の娯楽にピッタリ(笑)。というわけで私にとっての高尾山は「心のよりどころ」的な場所となったのでした。

4歳児とのトレッキングに「無理」は禁物

夜も明けやらぬ早朝に飲まず食わずで出発! なんてことは絶対にしません。洗濯物干して、キッチン片付けて10時半過ぎ自宅を出ました。駅までは次男と手を繋ぎのんびり歩いて。

ランチからスタート

高尾山FuMotoYaの外観

●11:45●「高尾山FuMotoYa」に到着。このレストランではなんと「足湯」も楽しめます。

高尾山といえば「蕎麦」が有名ですが、ここだけの話、朝ごはんにそのメニューを食べてしまったので(昨夜の葱鮪鍋の出汁で)、ここはひとつ新規開拓。 駅を下りてすぐの場所にあり、以前から気になっていたイタリアン、「高尾山FuMotoYa」にお邪魔しました。

なんとこのお店、パスタかピザを頼めばビュッフェとドリンクバーがサービスに。しかも大人ひとりにつき「未就学児2人」まで無料。 私たちのためにあるようなお店なのです!

肉と野菜のトマトソースパスタ

肉と野菜のトマトソースパスタをオーダー。

麺はもちもちで、ソースも丁寧に作っているなーと感じた美味なパスタでした。石窯で焼いたピザを隣の男性が食べていましたが、そちらもおいしそうでしたよ。

前菜ビュッフェ

前菜ビュッフェ。

偏食次男が食べられそうなものばかり選べてうれしい。 基本は洋食なのですが、地元の名物である「コンニャク(次男好物)」や「枝豆山椒和え」などもありました。
食べるのが遅い次男に付き合って、ドリンクバーでコーヒーに紅茶にいただけたのもうれしかった。

ミルクジェラート

お店の名物「ジェラート」。濃厚フレッシュな「ミルク」をオーダー。

高尾山FuMotoYaの太っ腹システムに感激したあまり、いつもは絶対頼まないデザートも。ミルクの濃厚な甘さが口いっぱいに広がり、次男とふたりで「うめぇうめぇ」とシェアしていただきました。お会計は2,300円ちょっとでした。満足!

レストランに足湯!?

そうそう、FuMotoYaさんにはなんと「足湯」があり、お食事をしたお客さんは無料で楽しめます(通常料金200円)。山に登る前より下山後に足湯をいただきたい旨伝えたら、「レシートを見せればOK」とのことでした。それではまたのちほど~。

高尾山FuMotoYa

所在地:東京都八王子市高尾町2241
電話:042-667-7568
定休日:無休
ホームページ:https://www.urban-inc.co.jp/tokyotakao/shop/fumotoya/

「下から登る」というまさかの選択

次男に念のため聞きます。どのタイミングでケーブルカーに乗りたいか。登るときか、下るときか。私はもちろん「登るとき!」と言われることを想定していましたが、ウソでしょ「下るとき!」だって。ねぇ、ちゃんとジブンで登れる? 途中で「やーめた」はできないよ?  てっぺんまで3.1kmもあるんだよ(しつこい)。

稲荷山コースの標識

●12:59●ケーブルカー駅の左脇にある「稲荷山コース」にエントリー。

ゆるやかな山道

●13:08●整備されたゆるやかな山道が続きます。冬休み前の極寒月曜日、空いていました。

前回、次男を連れて高尾山を訪れたのはパンデミックが始まった2020年3月でした。このときの次男1歳10ヶ月。ベビーカーをケーブルカー乗り場に預けて。山道も抱っこヒモで。約2年半後、あらまー、私の心配はよそにジブンの足でふつうに歩いている。「なーんだ」といううれしい肩すかし!

もともとわが家の旅はトレッキングを必ず織り交ぜるので、山道にやや「慣れている」というのはありますが、その進化は目を見張るモノがありました。近い将来、「縦走」という楽しみもできました。

休憩中

●14:10●山頂までの休憩は2回だけ。身体が冷えるので5分以内。

おやつについて

行動食

今回持ってきた行動食はこれだけ。

高尾山には茶屋や売店もたくさんあるし、「なんとかなるかなー」といつも少なめです。水分は、おのおのの水筒に持参しました。

服装について

凍った地面

日陰では地面が凍っていました。

氷点下近かったのでしょう。けれど歩き続けて熱を発しているわれわれは、ダウンジャケットを各自リュックにしまって。山歩きは最初と休憩のときだけ寒くて、あとはわりと暑いもの。真冬でも極力薄着で、脱ぎ着しやすい「重ね着」がいいと思います。次男は薄手ロンTの上にダンガリーシャツ。私は薄手のセーターにベストです。「発熱インナー」的なモノは蒸れるし汗で身体が冷えるので絶対に着ません。

木の根っこに驚く次男

●14:14●木の根っこに驚く次男。ビーニーもジャケットも脱いでずいぶん薄着ですこと。

稲荷山コースは、おしなべて歩きやすいものの、ところどころ木の根っこが張り出していました。「何コレー」と次男はビックリしていましたが。 

最後の急な階段

●14:26●頂上までラストスパート!

稲荷山コースの後半は木道でした。一番最後は急で長い階段。でもしっかり整備されているので歩きやすかったです。

登頂!

山頂にて記念撮影

●14:31●標高599.15m、登頂しました。

てっぺんから見えた富士山

てっぺんから見えた富士山。やっぱり冬の方が景色はいいですね。

12時59分に山道にエントリー。14時31分、頂上で記念撮影。休憩は5分以内を2回。稲荷山コースの所要時間は、ふもとの看板に書いてあったとおり、1時間半くらいの「ちょうどいい」道のりでした。登山中、山の匂いに癒されました。

いざ下山

下山前の記念撮影

極寒の季節はダラダラしていると体温が下がります。さぁ下りましょう。

山頂滞在時間約10分。写真撮って、トイレ済ませて撤収しました。そう、高尾山には、いたるところにきれいなトイレがあるのがうれしい。でもゴミは捨てられないので必ず持ち帰ってくださいね。

薬王院にお参り

●14:57●1号路の途中には「薬王院」があります。

麓から続いている一番メジャーなルート「1号路」でケーブルカー乗り場を目指しました。クルマも通れる舗装路。ふつうにスニーカーなどでも大丈夫な歩きやすい道です。ヒールとかビーサンは階段があるためちょっと難しいと思いますけどね…。

周辺に残る紅葉

薬王院では、まだきれいな紅葉が見られました。

味わいのある参道がずっと続きました。この道、ご来光を拝んだり、初詣したりと、大晦日から三が日にかけて大賑わいだったんでしょうね。入国規制緩和で外国人の姿も多かったです。

高尾山ケーブルカーで楽々移動

ケーブルカー山頂駅

●15:19●ケーブルカー高尾山駅に到着。

下るだけだったので山頂から30分チョイでケーブルカー乗り場に着きました。「高尾山ケーブルカー」は日本一勾配のキツい31度18分を上り下りするそうです。全長は1,020m、標高差271mを約6分で行き来しています。

別のケーブルカーとすれ違う様子

途中上りの車両とすれ違います。

この旅で何が一番楽しかった? と次男にたずねたら「ケーブルカー!」と即答していましたけどね(笑)。

片道運賃の切符

交通系ICカードで切符が買えました。ていうかこの旅1円も現金を使わず。

片道しか利用しなかったのでケーブルカー代は490円、ランチが2,325円、京王線の電車賃が往復734円。この日使ったは合計3,549円。楽しくお安く大満足な、高尾山でした!

高尾山ケーブルカー

  • 料金:大人(中学生以上)片道490円、往復950円、小児(小学生以上)片道250円、往復470円 ※未就学児は大人1名につき1名無料
  • ホームページ:https://www.takaotozan.co.jp/timeprice/

最後のお楽しみは「足湯」!

イタリアンレストランの足湯

●15:35●登山疲れがジワーッと溶けていきます。次男は足湯で必ず裾を濡らすのでズボンは脱がせます(笑)。

「足湯に入る際はレシートをレジで見せて」と言われましたが、店員さんは私たちの顔を覚えてくださっていました。なんと小さなタオルも貸していただきました。ええ、タオルを忘れたことに行きの京王線で気づき、家帰ればいらない雑巾みたいな古タオル、たくさんあったのにー! と凹んでいた私だったので、このサービスは本当にうれしかった。

また、店内には更衣室もあり、店員さんも愛想が良くてFuMoToYaさん、上手にお客様の心をつかんでいるすてきなお店だなーと思いました。また来ます!

私が書きました!
旅のエッセイスト
国井律子
1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ、自転車、サーフィン、スノーボード、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。ハーレーダビッドソン/スポーツスター1200xl、HONDA XR230、キャンピングカー所有。自転車はデローザ、寺田商会/minidisk、電動アシスト付きママチャリ。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/

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