サッカー日本代表のカタールワールドカップでの活躍はめざましかった。キビキビと動くブルーのユニフォームは、世界のサッカーファンに驚きを与えたに違いない。
さて、ナイフのほうでも、「ブルー」が世界を魅了している。それがこの「ブルーペティナイフ」だ。製造しているのは、高知県南国市の「トヨクニ」。同社は昭和21(1946年)に創業し、土佐伝統の自由鍛造(鋼をハンマーで叩いて自由に成型する)で、さまざまな刃物を作り続けている。近年は海外にも商品を展開し、とくに人気なのがこのナイフだとか。
ハンドルは、青く着色した木を何層にも重ね合わせた積層強化木でできている。濃淡の違うブルーが流れるような模様となって表れている。ケースも木製でハンドルと同様のトーンのブルーで塗装されている。ブレードをこのケースに差せば、ブルー一色のきわめて個性的な姿となる。
ブレードは、背に近いほうは槌目がなめらかな起伏として残され、刃に近いほうは波のような模様が浮き出ている。全体は霞がかったような曇り仕上げ。このミステリアスな雰囲気も海外で支持される要因だろう。ブレードの素材は、炭素を増やして硬度を高めた「AUS10」というステンレス鋼を採用。日本代表のショートカウンターのような鋭い切れ味を堪能してほしい。
![ナイフをケースに収めている](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/12/toyokuni_002-e1670546751949.jpg)
ケースは黒いピンで固定できるので、ナイフ本体が抜け落ちる心配はない。
![ブレードの表面](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/12/toyokuni_004-e1670546764531.jpg)
なめらかな槌目、刃先の波紋、霞がかった質感。東洋の神秘。
![ナイフを背から](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/12/toyokuni_003-e1670546780903.jpg)
ブレードと口金が一体となったスマートなフォルム。汚れもたまりにくく清潔。
![果物の皮をむく](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/12/bepal_221101_084.jpg)
刃長14.5cm、刃厚2mm。小型の万能包丁として料理に使いやすい。
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