北川さんのレガシィはシリーズ2世代目(1993~1998年)。現行の6世代目ツーリングワゴン(現在はアウトバックのみ)より車幅が14.5㎝㎝も狭い5ナンバー車だ。
「家の周りを中心に細くて曲がりにくい道が多いので、取り回ししやすいレガシィはすごく便利。これからの季節は雪もかなり積もりますが、スタッドレスタイヤに履き替えれば問題なく走れます!」
田舎暮らしをするようになってから、改めてレガシィの良さを実感した次第。
「非の打ちどころがないクルマというと大げさかもしれないけど、それくらい気に入ってます。だから買い替える気にもなりません」
蔵時代の梁や土壁が残る家と、味の出たレガシィ。いいものを使い続ける暮らしを、北川さんは満喫している。
【おまけ:達人の道具拝見】
(1)土や水を運ぶバケツ。
(2)鍬。「これでエイコラしょっと土を耕しています」
(3)茎を結び留める麻紐。
(4)帽子。日焼けを防ぐためにつばが広いものを使用。
(5)大根などを干すざる。「底が浅くて安定感があるので、小さなものを置くお盆にもなります」
(6)野菜を刈り取る園芸用のはさみ。
(7)麦の実。
(8)シエラカップは休憩時に飲み物を入れたり、小さな種を入れるのにも便利。
(9)肥料を撒くときに使う箕(みの)。
(10)長靴。状況に応じてショート丈も使用。
(11)手袋。「手荒れには気を使っています」。
◎構成/櫻井 香 撮影/見城 了