![マルチツールバッグ Sが机の上に置かれている。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220414115958.jpg)
著者私物。今回ご紹介する製品のカラーはカーキドラブです。その他、ブラックが販売されています。
キャンプには、焚き火や調理に使用する小物を数多く持っていく必要があります。そういった小物の収納をおろそかにすると、肝心な時に必要な道具が見つからずに、不便な思いをしてしまいます。
今回ご紹介するMAAGZのマルチツールバッグS(以下マルチツールバッグ)は、小物を見やすく収納できる、頑丈で使い勝手のいいツールバッグです。その魅力をお伝えいたします。
タフな素材を採用
![マルチツールバッグの生地のアップ画像。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220707080559.jpg)
高密度に織り込まれた頑丈な生地です。
マルチツールバッグの生地は、ALBERTON ARMY DUCK(アルバートンアーミーダック)という帆布の一種です。帆布の中でも高密度に織り込まれている生地なので、生地自体が水を通しにくく、アウトドアでの使用に最適です。
生地の厚みは15オンスです。15オンスとは、日本の帆布の規格では9号にあたります。9号の帆布は厚みがあり、柔道着に使われるほど頑丈な生地です。
よって、引き裂きや擦れに強く、長きにわたって使用ができます。
加えて、表面は蝋で薄くコーティングされています。汚れにくく、完全防水ではありませんが高い撥水性があります。綿100%の素材なので火の粉に強く、焚き火の近くでも安心して使用ができます。
使い勝手の良いデザイン
マルチツールバッグには、機能性や携帯性を向上させるための工夫が多く施されています。
収まりのよいロールアップタイプ
マルチツールバッグは道具を巻物のように収納する、ロールアップタイプのツールバッグです。サイズは横幅290mm×縦幅160mmとコンパクトなので、バックパックや収納BOXにもすんなりと収まります。
道具の飛び出しを防止
![フラップがポケットの上部にかかっている様子。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220707081343.jpg)
フラップをかければ小物の脱落防止になります。
マルチツールバッグのようなロールアップタイプのツールバッグに、フォークのような薄くて軽いものを入れた場合、バッグの隙間から外に飛び出してしまうことがあります。
その点、マルチツールバッグにはフラップ(蓋)があります。ポケットの上部をフラップでカバーすることによって、中に入れた道具の飛び出しを防ぐため、道具を紛失する心配は無用です。
![ストラップ部分のアップ画像、おたまやはさみがストラップでとめられている。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220707081551.jpg)
ストラップを通せば、がたつき防止になります。
また、ポケットのすぐ上にはストラップがあります。はさみやおたまなどの長い道具はストラップに通した上でポケットに収納することで、収納時のがたつきを軽減できます。
扱いやすい持ち手とフック
![フック金具を手で持っている様子。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220707080522.jpg)
フック金具。
マルチツールバッグは、巻物のように巻いた後に、ベルトにフック金具を引っかけて固定するしくみです。フック金具はワンタッチで着脱が可能なので、ストレスなく開け閉めができます。
![マルチツールバッグの持ち手を持って持ち上げている様子。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220707080439.jpg)
持ち手部分。
折りたたんだ際には、上部に持ち手が来るので、携帯性が良く、片手で持ち運ぶことができます。
大小さまざまな10のポケット
![マルチツールバッグのポケットに調理用の道具が収納されている様子。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220707081534.jpg)
大小さまざまなポケットがあります。
マルチツールバッグには、大小さまざまな10個のポケットがあります。
ジッパー式の大きなポケットが1つ、中身が一目でわかるメッシュ式のポケットが1つ、残りの8つは長い道具を入れるのに便利な細長いポケットです。
3パターンの使い方ができる
このマルチツールバッグには、3つのパターンの使い方があります。
1.平置きして使用
![机の上にマルチツールバッグが平置きされている。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220707091113.jpg)
平置きした様子。
折りたたんだ状態から広げて、平置きにして使用ができます。箱型の収納ケースとは違い、収納されている道具がどこにあるかが一目瞭然なので、道具を探す手間がかかりません。
2.机などに掛けて使用
![机に掛けた様子。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220707091016.jpg)
机の端に掛ければ、机の上を有効活用できます。
マルチツールバッグの左右には調節可能なバックルがついており、机の端に掛けて使用することができます。
机の上にバーナーなどを設置して調理を行うシチュエーションでは、マルチツールバッグにキッチンツールを収納し、机に掛けて使用するのがおすすめです。机にマルチツールバッグを掛けたぶん、机の上のスペースが空くので、調理がしやすくなります。
3.自立させて使用
![スナップボタンをとめている様子。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220708104600.jpg)
両端にあるスナップボタン。
マルチツールバッグの本体の両端には、スナップボタンがあります。
![自立したマルチツールバッグが地面に置かれている。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220708104524.jpg)
型崩れせずに自立します。
ボタンをかければ、マルチツールバッグを円柱のかたちにすることができます。型崩れすることなくしっかりと自立してくれます。
焚き火用の道具などを収納し、焚き火台の近くに自立するよう設置するのをおすすめします。焚き火をする際には目線が低くなるので、焚き火用の道具が低い場所にあると便利ですよ。
実際に小物を収納して使用してみた
今回収納するのは、著者が愛用している、主に焚き火周りで使う小物です。
![切り株の上に小物が並べられている。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220708104240.jpg)
主に焚き火周りで使う小物。
- 小型のこぎり
- ナイフ2本
- ターボライター
- 防水ケース入りのマッチ
- ファイアースターター
- ミニスコップ
- 火おこしの焚き付け
- チェーン(焚き火調理の際にクッカーなどを上から吊るすのに使用するもの)
![マルチツールバッグに小物が収納されている様子。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220708104357.jpg)
沢山の小物が余裕で収納できました。
著者が焚き火に必要な小物をすべて収納しても、まだまだ他の道具を収納する余裕があります。
![焚き火台の前に著者が座っており、手が届く場所に自立したマルチツールバッグが置かれている。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/07/IMG20220708164200.jpg)
焚き火のそばに置けば、便利に使用ができます。
写真のように自立させて焚き火のそばに置けば、小物に手が伸ばしやすいので非常に便利です。火の粉が飛んできても燃えるリスクが少ない素材なので安心ですね。
ツールバッグの自立がグラグラと不安定な場合には、バッグの中央の部分に重さのある石などを入れておくと安定しますよ。
さいごに
マルチツールバッグは、机に掛けることで、机の上のスペースを有効に活用することができます。また、地面に自立させて置くことができるので、地面に直接座るロースタイルのキャンプや焚き火前での使用に向いています。
頑丈な素材なので、色落ちや経年変化を楽しみながら、長きにわたって使用できます。是非チェックしてみてくださいね!
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2020/08/IMG_9196_0825101033-1.png)