日本五大山城のひとつ能登半島「七尾城跡」で、初夏のトレッキングを満喫! | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

日本五大山城のひとつ能登半島「七尾城跡」で、初夏のトレッキングを満喫!

2022.06.07

七尾城跡からの眺望

この景色、どんな気持ちで城主は眺めていたのだろう。なんてことを考えながらパクつくサンドイッチのおいしいこと。

大好きな初夏の能登半島へ

東京の「真冬」、「初夏」の能登半島、外房勝浦は「盛夏」、沖縄は「晩秋」が最高!
これらは私がもっとも好きな季節と場所の組み合わせです。

ハイ、大好きな初夏の能登半島に先日、行ってきました。
この時期の能登半島は晴天率が高く、すっきり晴れ渡った空、真っ青な海、カラリとした風…。文句のつけようのない完ぺきなシチュエーションでした。やっぱりいいなー!

そこに山があれば登る!

旅に出ると「一日一回は必ず家族で汗をかく」と、決めています。わが家はイヌ(ボストンテリアのメス)がいるので、トレッキングすることが多いですね。名だたる山でなくても全然いいんです。3歳の次男もいますし、往復2時間くらいがベスト。スマホで検索すると、そういうルートは意外とたくさん出てきます。

能登半島で見つけたのは、「七尾城跡」をトレッキングするというコースでした。なにやらてっぺんにある城跡は標高300m。下界から一気に登る感じでしょうか。ちょっとワクワクしてきますね。

お子様連れの参考にしていただければと、見どころを紹介する写真の解説に通過時間を書きこみました。わが家は3歳児とゆっくり山歩きしました。

七尾城登山口駐車場

11時23分に登山口駐車場を出発

●11:23●登山口にある広々とした贅沢な駐車場。トイレも休憩所もとてもきれいでした。2022年4月のオープンだとか。キャンピングカーをここに停めていざ出発。

駐車場にある地図でルートをチェック

駐車場にある地図で、まずはルートをチェックしましょうか。

七尾城跡は能登守護の畠山氏の居城で、「日本100名城」にも選ばれているそうです。現在は建物などはなにも残っていないのですが、室町から戦国時代に築かれた国内でも屈指の規模を誇る山城で、「日本五大山城」のひとつでもあるとか。

駐車場にあった地図を見ると、ふもとには城下町があり、山がまるまるお城といった感じでした。私は歴史に明るくないのでアレですが、お城ファンや歴史好きにはたまらなそうな雰囲気です。

七尾城大手通の案内板

はじめは住宅街のなかを通ります。このあたりが城下町だったのだなぁと、かつての栄華を想像しながら歩きます。

タンポポで遊ぶ子ども

いいオモチャ見ーっけ。

11時:30分。本丸まで2.2㎞の看板

●11:30●要所ごとにわかりやすい看板があり、目的地までの距離が書いてありました。先の見通しがほしい子連れトレッキングにありがたいですね。

狭い路地を通り抜けると、ここから少し山に向かって上りがはじまる

私は歴史やお城は明るくありませんが、世田谷在住「細道愛好家」としてはキュン! とする狭い路地にあたりました。ここから少し山に向かって登ります。

11時34分。だんだんと山道っぽくなってきた

●11:34●だんだんと山道っぽくなってきました。

自然豊かな場所です。このあたりでトカゲや赤ちゃん蛇を見ました。突然現われて、すばしっこく道を横切っていく姿に、私を含めて子どもたちもかなりビビりました(笑)。歩かれる際は足元に注意してくださいね。

ルート沿いにあった、みとごな竹林

ルート沿いにはみとごな竹林がそびえていました。風が吹くたびに竹がぶつかり合う、なんともいい音が鳴り響きます。

竹林の産物タケノコが生えていました

竹林の産物がポロっと道に落ちていました。あちこちに立派なタケノコが生えていましたよ。

11時42分。駐車場を出発して約20分。一旦アスファルトの道に出る

●11:42●駐車場を出発して約20分。一旦アスファルトの道に出ました。豊かな森が広がりますが、人の気配もして心なしか落ち着きます。

11時47分。ふたたび山道を歩く様子

●11:47●ふたたび山道に。ダラダラとした坂が少しの間続きます。

七曲がり

12時03分。急カーブが連続する「七曲がり」を歩く

●12:03●急カーブが連続する「七曲がり」に差し掛かりました。

自然の地形を活かして築城された七尾城は、上杉謙信も苦戦させたという、まさに「難攻不落」の山城だったそうです。しかしながら物資など運ぶのは大変だっただろうなー。なんてことを想像しながら頂上を目指すのも楽しいです。

12時10分。険しい道が落ち着き景色が急に開け、七尾の町、日本海を見下ろす

●12:10●険しい道が落ち着き景色が急に開けました。七尾の町、日本海を見下ろします。

七尾城中心部へ

12時13分。このあたりからウッドチップ道になりました

●12:13●このあたりからウッドチップ道になりました。あたり前ですが歩きやすいです!

美しく苔むした石段上る様子

美しく苔むした石段をヨッコラセと登ります。

石段と石垣のコントラストと木漏れ日

石段と石垣のコントラストがステキ。木漏れ日が気持ちいいなー。

この日は2022年5月4日。GWまっただ中でした。にもかかわらず、すれ違う登山客も数える程度しかおらず。ということは私たちもマスクを外して山歩き。なにげに穴場のトレッキングルートかも知れません。

城跡を記した看板

建物は残っていませんでしたが、このような親切な看板があちこちにあるので、城の雰囲気は十分に伝わってきます。

遊佐屋敷跡の看板

説明文を見つけるたびに立ち止まって、一応読みます(笑)。

七尾城跡に到着

七尾城跡の本丸

七尾城の本丸跡です。

12時22分。ここまでは駐車場から1時間弱でした。標高約300m眺望が広がる

●12:22 ●ここまでは駐車場から1時間弱でした。標高約300m。なんといってもこの景色!

頂上でコンビニのサンドイッチを食べる

コンビニのサンドイッチを極上のご馳走にしましょうか。

トレッキングするにあたり、いつも下界のコンビニで購入した行動食(サンドイッチやらおにぎりやらバナナやら)を、おのおののリュックに入れて背負っていきます。3歳の次男にももちろん、彼の分は彼に持たせます。

下山する様子

私たちのリュックは、行きは重たく帰りは軽いのです。そして、山の上で食べる食事はおいしかったね。

じつは、キャンピングカーで駐車場に行く際、最初に道を間違え、本丸まで徒歩10分ほどの場所にある「本丸駐車場」に向かってしまいました。城跡まではジブンの足でしっかり登りたかったので、そのまま山を下り、登山口駐車場に向かいました。

その判断は大正解。現在、七尾城跡には石垣や曲輪跡が残っているだけです。しかし、駐車場から頂上まで登ってみることで、どれだけ巨大な山城だったかを実感することができました。

七尾城跡アクセス

登山する場合はクルマを「七尾城跡登山口駐車場」に停めると便利です。「七尾城史資料館」を目指すと、道を挟んだ反対側に、真新しく立派な駐車場が見えてきますよ。

七尾城跡(七尾市公式サイト)

https://www.city.nanao.lg.jp/sportsbunka/nanaojoushi.html#gaiyou

所在地:石川県七尾市古屋敷町

私が書きました!
旅のエッセイスト
国井律子
1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ、自転車、サーフィン、スノーボード、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。ハーレーダビッドソン/スポーツスター1200xl、HONDA XR230、キャンピングカー所有。自転車はデローザ、寺田商会/minidisk、電動アシスト付きママチャリ。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/
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