キャンプで屋台気分を楽しめる、くるくるお好み焼き!
小麦粉を鉄板に流して割り箸でくるくると巻いて作る「くるくるお好み焼き」はご存知でしょうか?宮城県仙台市では、屋台の定番メニューです。片手で手軽に食べられるので、キャンプのちょっとした隙間時間や小腹が空いた時に楽しめますよ。
仙台市の祭り屋台では定番の「くるくるお好み焼き」ですが、地方によってネーミングと具材が若干違うようです。
- 山形県、岩手県「どんどん焼き」
- 宮城県「くるくるお好み焼き」
- 中国、九州地方「はしまき」
ネーミングだけでなく、具材もバリエーションが豊かです。キャベツやチーズなど具材を入れてボリューミーに作る場合や、タレを醤油ベースであっさりと仕上げる場合もあるようです。一部の地域では、あんこを包んで甘味として食べる場合もあるとか。
形状も様々で、半月形や円形のもの、食べやすいようにロール状に仕上げたものなどがあります。
今回ご紹介するくるくるお好み焼きは、キャンプの調理グッズとしても人気のホットサンドメーカーを使います。四角い形状に焼きあがり、巻く作業がとても簡単なので、ぜひキャンプ飯にご活用ください。
くるくるお好み焼きのレシピ
材料(5本分)
![くるくるお好み焼きの材料](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014030.jpg)
今回使用した食材です。
- 薄力粉(小麦粉) 100g
- 水 150cc
- 卵 1個
- 塩 少量
- 紅生姜 10g
- 青のり 大さじ1
- 揚げ玉 大さじ2
- 鰹節 大さじ1
- たこ焼きソース お好み
- マヨネーズ お好み
- サラダ油 適量
ソースはポン酢や醤油でシンプルに食べても美味しいので、お好みのものを用意しましょう。キャベツやチーズを入れて、ボリューミーに仕上げても美味しいですよ。
作り方
![くるくるお好み焼きの生地を混ぜる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014032.jpg)
この段階で混ぜすぎてしまうと、ダマになりやすくなるので気をつけましょう。
ボウルに卵を入れて溶いたら、薄力粉を入れてサッと混ぜます。
![くるくるお好み焼きの生地を混ぜる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014033.jpg)
粉に水を含ませるイメージで、混ぜすぎに注意しましょう。
水を3回に分けて入れ、簡単に混ぜます。
![くるくるお好み焼きの生地を混ぜる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014034.jpg)
生地の状態が均一になるように、しっかりと混ぜます。
全ての水を入れたら、塩を入れて泡立て器でダマがないようにしっかりと混ぜ合わせます。
![くるくるお好み焼きの生地を入れる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014035.jpg)
生地は入れすぎると、巻きにくくなってしまうので注意!
ホットサンドメーカーに薄く油を塗り、生地を流し入れます。弱火でゆっくり加熱します。
![くるくるお好み焼きの生地を入れる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014036.jpg)
生地の表面が乾いてしまうと具材がのせにくくなるので、気をつけましょう。
表面が乾かないうちに揚げ玉、紅生姜を散らします。
![くるくるお好み焼きを巻く](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014038.jpg)
割り箸と生地の間に隙間ができないように、フライ返しなどで押しつけながら巻きましょう。
生地がまだ柔らかいうちに割り箸を生地の上に置いて、端から巻いていきます。
![くるくるお好み焼きを巻く](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014039.jpg)
ひと巻きごとにフライ返しで押しながら、巻き進めます。
少しずつ、最後まで巻きます。
![くるくるお好み焼きを焼く](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014040.jpg)
ホットサンドメーカーで焼くことで、焼き目が綺麗に付くのがポイントです。
巻きあがりです。巻き終わりの部分を下にして、軽く押しながら焼きます。
![くるくるお好み焼きを焼く](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014041.jpg)
仕上げ焼きは何本かまとめて焼いてもOKです。
中心までしっかり火を入れるため、仕上げに弱火で焼き色がつくまで焼きましょう。
![くるくるお好み焼き](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014044.jpg)
ソースを変えると、また違った味が楽しめますよ。
最後にソース、マヨネーズ、青のり、鰹節をのせて完成です。もっちり食感の生地に、甘辛いソースが絡まって、小腹が空いたときや、ちょっとしたおつまみにおすすめのレシピです。紅生姜を抜いて作れば、子どもでも美味しく食べられるのでキャンプのおやつに作ってみてもいいですね。
キャンプでくるくるお好み焼きを作って屋台気分を楽しもう!
![くるくるお好み焼き](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/05/P1014050.jpg)
具材も少ないので、手軽に作れるのもポイントです。
くるくるお好み焼きは、片手で食べられるのでちょっと小腹が空いたときにも重宝するレシピです。ソースと鰹節の香りが漂い、キャンプで屋台気分を味わえる、楽しいメニューですよ。
ホットサンドメーカーを利用して作れるので、キャンプ飯の新しいバリエーションとして、ぜひご活用ください。
![さとう あい](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/sato_ai-1.png)