山頂ラーメン、カレー…ハイキングでおすすめの山メシ3選。米炊きのコツや裏ワザも | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

山頂ラーメン、カレー…ハイキングでおすすめの山メシ3選。米炊きのコツや裏ワザも

2022.04.12

クッカーに入ったカレーとガスセットが丸太の上に置いてある。

ハイキングで山メシを楽しもう

今年こそハイキングを始めよう!と思っている皆さん。

たった数時間の山歩きだからこそ、大自然の中でご飯を食べて、存分に山を楽しみたいと思いませんか?

今回は、山に持っていける小型調理鍋「クッカー」を使った簡単な山料理と、その楽しみ方をご紹介いたします!

山メシにはハイキングがおすすめ?

山メシを楽しむには、登山ではなく軽いハイキングがおすすめです。

登山では、天気の変化を考えて様々な装備を持参しないといけません。また、明るいうちに下山するために時間設定もタイトです。

そのため、ゆっくり山でキャンプを楽しむ時間はありません。

一方、低山に作られたハイキングルートは、本格的な登山と比べて、初心者でも気楽に挑戦できます。

持参する装備は本格的な登山に比べると少なく、歩く時間も1〜2時間程度、標高差はほとんどありません。

階段やコンクリートでしっかり舗装されている遊歩道的なルートであれば、朝早く出発しなくても山を楽しめます。

時間や体力に余裕を持てるハイキングでは、景色の良い場所でゆっくりと、プチキャンプを楽しむことができるのです!

今回は、そんなハイキングでの山メシの楽しみ方をご紹介します!

山メシに欠かせないクッカーとは?

湖の前にクッカーが置いてある。

クッカー、ガス、ストーブだけで料理ができる優れモノです!

クッカーとは、コンパクトで軽量な携帯用調理器具のことです。コッヘルとも呼ばれます。

多くのメーカーから様々なクッカーが販売されていますが、どれも非常に軽くて熱が伝わりやすく、山で使用するのにとても便利な製品ばかりです。

調理をするのに必要なのは、クッカー、ガス、そしてストーブ(ガスに接続するミニコンロ)だけです。

あとは、平らな地面を探して、セットすればOK!もちろん、火気使用が可能な場所を選んでくださいね。

ほとんどのクッカーは、中にガスとストーブが入るように設計されているため、ザックへの収納も便利です。

クッカーで作る簡単山飯3選

クッカーで作れる、簡単で美味しい山メシをご紹介いたします。

1.山頂でラーメン

クッカーにラーメンが入っている。

山頂で食べるラーメンは絶品!

なんといっても、山頂でのラーメンは王道です。

お湯を沸かすだけで作れるので、時間のかかる長距離ハイキングでも楽しめる山メシです。

まず、クッカーに水を入れて火にかけます。沸騰したら、麺を半分に折って投入!

山用のクッカーは、コンパクト性を重視して細身のものが多いです。麺をそのまま入れると全面が浸からず、一部分だけ固いままになってしまうため、折ってから入れるのがおすすめです。

麺を一定の時間茹でたら、あとは好みのトッピングをして食べるだけです。

雪の上に年越しそばを煮込んだクッカーが並んでいる。

山で年を越したい人は、クッカーで年越しそばを!

筆者は、年越しの日に山から初日の出を見たいときは、クッカーを持参して年越しそばを作って食べています。

極寒の中、大自然に囲まれて食べる年越しそばは、格段に美味しく感じます!

なお、クッカーは、全体に熱が伝わりやすくなっています。

スープを飲むときは、口をそのままつけると火傷してしまう可能性があるため、スプーンを使ったり器に写したりするようにしましょう。

2.がっつり炒め物

クッカーでもやしとお肉を炒めている。

蓋をフライパンとして使えるものを選ぶと便利です!

クッカーは、蓋をフライパンとして使えるものがあります。

フライパンがあれば、がっつり炒め物を食べたいときに大活躍です!

まずは、牛脂でクッカーの表面をなじませ、炒めたい食材を投入します。

メインは牛肉、副菜はもやしやニラなど、半生でも美味しく食べられる具材を合わせるのがおすすめです。

山メシは、通常のキャンプと違って、風よけの設備もなく、火の通り方もまばらになります。

そのため、繊細な食材よりも、生焼けを気にせず食べられる具材の方が向いています。

筆者は、牛脂を持っていくことすら面倒なので、お肉から出てくる油で野菜も全て炒めてしまいます。

3.ほっこりカレーライス

丸太の上にガスセットとクッカーに入ったカレーが置いてある。

レトルトカレーなら超簡単!

クッカーが2つあれば、カレーライスを作ることもできます。

1つは、お湯を沸かしてレトルトカレーを温めるだけ。もう片方では、お米を炊きます。

お米は、あらかじめ家で洗っておきます。そして、乾燥させず水分を含ませた状態でチャック付きビニール袋などの保存用袋に密封します。水分を含ませておくのは、炊いたときに芯が残らないようにするためです。

クッカーにお米を投入し、水を入れます。

お米を炊く時の水加減の計り方

水の量ですが、筆者は難しい計量をせず、指で計ります。

多少の個人差はありますが、自分の薬指を垂直に入れて、米に指先が触れる状態で止めた時、指の第一関節に水面がくるぐらいがちょうどいい水量です。

クッカーでお米をたいている。

吹き出してきたら、弱火にします。

お米とお水を入れたクッカーをまずは強火にかけ、沸騰して吹き出てきたら弱火にして、15分ほど火にかけます。蓋が浮いてきたら、重石を乗せておきましょう。

湯気が立たなくなり、ポコポコという音が聞こえなくなったら火を消します。

火傷しないよう、クッカーにタオルを巻いて全体を持ち、上下をひっくり返します。蓋が下になっている状態です。

こうすることで、底の方に米がこびりつかないようになります。

この状態で、10分程蒸らしたら、温めたカレーをかけて完成です!

このやり方なら、大体は美味しく炊くことができます。

クッカーの便利な使い方2選

山メシを食べる他にも、クッカーの便利な使い方をご紹介します。

1.寒い日に!湯たんぽのお湯を沸かす

寒い冬は、山やキャンプで体が冷えてしまいますよね。

そんなときは、クッカーでお湯を沸かして、湯たんぽを作るのがおすすめです。

キャンプ中なら、ひざ掛けの中に入れて使うと芯から温まってきます。

山やキャンプでのテント泊の場合は、寝袋の中に入れておくと、ホカホカの状態で眠ることができます。

2.山で淹れたてコーヒーを楽しむ

挽きたての美味しいコーヒーをドリップするというのもおすすめです。

山メシを食べた後に、クッカーでお湯を沸かして、絶景を見ながら淹れたてのコーヒーを楽しむ。こんな山遊び、コーヒー好きからしたらたまりませんよね。

ハイキングを始めると、歩くだけでは物足りないと感じる方も多いはずです。

そんなときは、クッカーセットを持って、いつもと違う山歩きを楽しんでくださいね!

私が書きました!
アウトドアガイド
さあか
自然をこよなく愛するネイチャーガイド。ニュージーランド、京都、長野でのアウトドアガイド経験を経て、現在もガイドとして毎日ゲストと共に大自然を満喫中。山で美味しいコーヒーをドリップするのが趣味。年齢や体力に関係なく多くの方にアウトドアの楽しさを知ってもらうため、アウトドアライターとしても活動している。
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