春の「ライトゲーム」は初心者にもおすすめ!キャストを繰り返していると…ガツンと突然ロッドに重みが! | 海・川・カヌー・釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.03.25

    春の「ライトゲーム」は初心者にもおすすめ!キャストを繰り返していると…ガツンと突然ロッドに重みが!

    釣りあげた魚

    春らしい天気が続くようになる3月下旬。

    暖かい日が増え、釣りを楽しむには最適な時期がやってきました。

    釣りに興味はあるけれど、何から始めれば良いか分からない……

    と思っている方にオススメしたいのが、通称ライトゲームと呼ばれる、軽いタックル(ロッドやリール)と数グラムのルアーを使った海での釣り。

    ライトゲームであれば、初心者の方や女性、子どもでも気軽に釣りを楽しむことができます。

    春先のライトゲームでは、一体どんな魚を狙うことができるのか?

    筆者の実釣を交えて解説していきます。

    春先のライトゲームでは根魚(ロックフィッシュ)が狙える

    釣り場からの景色

    3月の海は澄んでおり、透明度が高いことが多いです。

    春先のライトゲームのターゲットは、根魚と呼ばれるメバル、カサゴなどです。

    特にメバルは、産卵で消耗した体力を取り戻そうと、ベイト(エサ)の荒食いをするように。

    ルアーにも果敢にアタックしてくるので、初心者の方でも釣れるようになります。

    用意するタックル(ロッドやリール)

    根魚をメインに狙うライトゲームでは、5グラムまでのルアーが扱えるロッドをオススメします。

    パワーがある軽いロッドに、重量が200グラム前後のリールを合わせれば、タックルのバランスが良くなり、釣りがしやすくなるでしょう。

    メバリングロッドが使いやすい

    釣り竿。

    筆者私物。愛用のメバリングロッド。

    根魚は小さくとも引きがパワフルな魚で、油断していると根に潜られてラインが切られてしまうことがあります。

    根魚狙いのライトゲームでオススメしたいロッドは、軽くてパワーのあるメバリングロッドです。

    メバルを釣るために開発されたメバリングロッドであれば、魚に主導権を与えず釣り上げることができます。

    リールは小型のものを用意

    リール。

    筆者私物。ライトゲームではこのリール一択です。

    ロッドに合わせるリールは、型が2000番のものであれば、軽くて使いやすいのでオススメです。

    リールに巻くメインライン(糸)は、PE(ポリエチレン)やエステルラインの0.3号が使いやすいでしょう。

    メインラインとルアーの間に接続するリーダー(魚がヒットしたときの衝撃を和らげて、メインラインが切れるのを防ぐライン)は、ナイロンやフロロの1号~1.25号を選ぶと強度もあり、安心です。

    ルアーはジグヘッドとワームの組み合わせがオススメ

    ジグヘッドとワーム。

    筆者私物。ジグヘッドとワームの組み合わせ。

    使用するルアーには、1~3グラムのジグヘッド(針の頭にオモリが付いているもの)に、2インチ(約5センチ)のクリアカラーのワームを合わせたものをオススメします。

    今の時期は海水が澄んでいることが多いので、ベイトとなる小魚に似せたカラーを使う方が、魚から好反応を得ることができるためです。

    チャンスはマズメ時(どき)

    夕方の景色。

    夕マズメはチャンスタイム。

    陽の昇り始めや沈み始め前後は、釣り用語でマズメ時と呼ばれています。

    このマズメ時は、魚が最も盛んにベイトを捕食する時間帯で、ルアーにも貪欲に食いついてきます。

    マズメ時を狙ってルアー釣りをすれば、初心者の方でも釣果を上げやすいでしょう。

    海藻周りを狙ってルアーを引いてくる

    釣り場風景。

    3月の岸壁周りは、海藻で覆われていることが多いです。

    春は海藻が伸びきっている時期で、魚にとっては海藻周りが絶好の隠れ家になります。

    もしキャストしたルアーに海藻が引っかかるようであれば、近くに魚が隠れているかもしれません。

    魚の目の前にルアーを通すことができれば、食いついてくる可能性が高いです。

    意識して海藻周りにルアーを通すようにしましょう。

    待望のヒット!釣れた魚は?

    釣り場風景。

    いかにも魚が潜んでいそうな釣り場。

    先日、筆者もさっそくライトゲームを楽しんできました。

    テトラが乱雑に積まれた漁港の堤防を釣り場に選び、夕マズメに釣りを開始。

    テトラ周辺には、魚の隠れ家となる海藻が広範囲に渡って生い茂っています。

    毎投、ルアーを引いてくるコースを少しずつ変えながらキャストを繰り返していると……。

    ガツン、と突然ロッドに重みが!

    岸にかなり近いところでのヒットだったので、すぐさま強引にリールを巻いて、魚を一気に抜き上げます!

    釣り上げた魚を確認すると……15センチを超える、良いサイズのハゼでした!

    釣り場からの景色

    良い型のハゼが釣れました。

    おそらく海藻の茂みに潜んでいて、目の前をルアーが通り過ぎたので、思わず食いついてきたのでしょう。

    すぐさまリリースし次を狙うも、その日は他の魚からの反応が無いままタイムアップ。

    本命のメバルは釣れませんでしたが、なんとか1匹釣り上げることができたので、良しとしましょう。

    ライトゲームはこれから

    ライトゲームは3月の終わりから徐々に釣果が期待できるようになり、狙える魚種も日を追うごとに増えてきます。

    筆者がホームにしている関西圏では、4月になればメバルの最盛期になり、夏には小サバや小アジ、秋には型の良いアジやカマスなどが狙えるようになります。

    ライトゲームは、初心者の方や子どもでも気軽に始めることができるので、家族やカップルで釣りを楽しみたいという方達にもオススメ。

    また、釣具屋さんに行けば、お住まいの地域にピッタリなタックルやルアーを紹介してもらえるので、ぜひ活用してみてください。

    釣り具を揃えたら、あとは近くの海でライトゲームにチャレンジするだけ!

    この春、ぜひともライトゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか?

    最後に

    初めての釣り場へ行くときは、釣り禁止の看板がないかを確認しましょう。

    釣りをする際は、ライフジャケットを必ず着用しましょう。

    ルールやマナーを守り、誰にも迷惑のかからないよう行ないましょう。

    私が書きました!
    ソルトアングラー
    フジノ・キュー
    週末になると関西圏の海辺に突如出没するソルトアングラーライター。趣味はもっぱら海でのルアー釣り。
    Googleマップを頼りに未開拓の釣り場を求めて沿岸を練り歩き、自然の美しさと過酷さに魅了された冒険家気質な釣り人。

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