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車中泊するならハイエースがおすすめ。人気の理由や快適グッズも紹介

2022.05.03

車中泊にはハイエースがおすすめと聞いて、その理由が気になっている人もいるでしょう。車中泊にハイエースが人気の理由や、ハイエースを選ぶときの注意点、車中泊を快適にするためのおすすめグッズを紹介します。車中泊に挑戦したい人は必見です。

ハイエースが車中泊におすすめの理由

(出典) photo-ac.com

なぜ車中泊にはトヨタのハイエースがおすすめといわれているのでしょうか。ほかの車にはない、ハイエースならではの魅力を解説します。

室内空間が広い

ハイエースは商用のバンとして開発されているため、大量の荷物を積むために車内スペースが広く作られています。車中泊で主流の車種の一つにミニバンがありますが、ハイエースはミニバンよりもボンネットが突き出ていない分、車体後部にスペースを確保しやすくなっています。

特に子どもを連れてキャンプに行く場合は、多くの荷物が必要です。ハイエースなら多少荷物が多くなっても、問題なく積むことができます。また室内空間が広いと寝るときにも便利です。フルフラットにすれば足を伸ばして寝られることも、ハイエースの魅力です。

自分流にカスタムできる

ハイエースはカスタム用のパーツが多く売られており、アレンジを加えやすいことでも知られています。もっとも、ハイエースにはカスタムをするときのために、あえて余白が設けられています。

おすすめのカスタムはベッドキットです。ハイエース向きのベッドキットを使えば、大人2人が寝られるスペースを作れたり、ベッドの下に荷物を置くスペースを確保できたりと、空間を最大限に活用できます。ほかにもさまざまなパーツが販売されているので、自分だけの一台を作りたい人におすすめです。

手軽で普段使いもできる

泊まれる車といえばキャンピングカーがありますが、サイズが大きく街を走るには不安が残ります。その点、ハイエースには普通免許で運転できる車種もあり、サイズの観点からも公道を走るには不便はしません。

中には運転が不安な人もいるかもしれませんが、ハイエースのボディは四角くなっているので、視野が広く取れます。また普通の車に比べて運転席が高い位置にあるため、見晴らしも良くなっています。ハイエースは意外にも、普段使いに向いている車といえるでしょう。

普通免許OKのハイエースは2タイプ

(出典) photo-ac.com

ハイエースにはバン・ワゴン・コミューターの3種類があります。このうち、普通免許で運転できるのはバンとワゴンです。コミューターはホテルや旅館の送迎に使われるようなタイプで、中型免許が必要です。普通免許で運転できるバンとワゴンタイプの特徴を解説します。

バンタイプ

バンタイプはワゴンタイプに比べて、コンパクトなサイズなのが特徴です。駆動方式は2WDと4WDの2種類あり、乗車定員は3〜9名でモデルによって異なります。ワゴンよりもサイズが小さいため、街中を走っても目立ちにくいでしょう。

それでも収納力は抜群で、荷物が多くなっても問題なく積むことができます。後部座席をフラットにできるタイプもあるので、車中泊にも向いているでしょう。

ワゴンタイプ

ワゴンタイプはバンよりもサイズが大きく、人が乗ることを想定して作られていることが特徴です。そのためバンタイプよりも乗り心地が良く、内装は送迎車のような作りになっています。乗車定員は最大で10名と、普通車では最大となっているのもポイントです。

荷物を積むことよりも乗り心地を重視する場合は、ワゴンタイプがおすすめです。ただしサイズは大きいので、走れる道が限られていたり、駐車が難しかったりする点には注意しましょう。

なお、ハイエースコミューターは定員が11人以上なので、普通免許で運転できません。車中泊をするならバンかワゴンが選択肢になります。

車中泊にハイエースを選ぶときの注意点

(出典) photo-ac.com

メリットの多いハイエースでの車中泊ですが、いくつか注意すべき点があります。3つの注意点を解説するので、よく理解した上でハイエースを使うかを検討しましょう。

乗り心地があまりよくない

ハイエースはカスタムの余地を残すため、シンプルな作りとなっています。乗り心地を重視したほかの乗用車と比べると、快適さは劣るでしょう。特に、段差などに乗り上げたときの振動が伝わりやすいといわれており、腰や背中に負担がかかってしまう可能性があります。

普段使いならそこまで気にする必要はありませんが、長時間の移動となると対策を考えなければなりません。乗り心地を改善するには、シートを取り替えるなどをするのがおすすめです。

駐車場の制限サイズを確認する

意外と忘れがちなのが、駐車場に停められるかどうかです。ハイエースの車高は2m程度のものが多いですが、立体駐車場(自走式)の高さ制限は2.1〜2.5m、機械式の立体駐車場では高さ制限1.55mのところが少なくありません。

ミドルルーフやハイルーフは車高が2m以上になるので、駐車できない事態が発生するかもしれません。しかし駐車場の制約がないなら、車中泊のしやすい駐車場を重視して選べば問題ないでしょう。

燃費と静音のどちらを重視するのか

ハイエースで使用する燃料は、ガソリンかディーゼルかで分かれます。また駆動方式は、2WDと4WDの2つです。一般的には2WDよりも4WD、ガソリン車よりもディーゼル車の方が価格が高くなります。

一見するとガソリン車の方が安上がりに見えますが、燃費はディーゼル車の方が良いため、長期的に見るとディーゼル車の方がランニングコストは安いでしょう。

加えて、ディーゼル車の方がトルク(力)があり、重い荷物を積んだときでも高いパフォーマンスを発揮してくれます。また、高速道路でも、エンジンの回転数を低回転のままで高速巡行ができるので、長距離運転でも疲労が少ないといわれています。しかしながら、ディーゼル車は、トラックのような特有のカラカラ音がしますので、音を気にするならガソリン車を選んだほうがよいかもしれません。

駆動方式については、悪路をどれだけ走行するかによってどちらを選ぶべきかが変わります。雪道などを走行する場合は、スリップを起こしにくい4WDがおすすめです。ただし4WDは2WDに比べて燃費が悪くなるので、バランスを見て選ぶことが重要です。

ハイエースで快適に車中泊するためのグッズ

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ハイエースでの車中泊を快適にしてくれるおすすめのグッズを4つ紹介します。工夫次第でテントよりも快適に寝ることができるので、ぜひ押さえておきましょう。

寝具

睡眠の質は翌日の体調や運転に大きく影響するので、寝床はしっかりと作る必要があります。ハイエースはフルフラットにできるといっても、多少の凹凸や隙間はどうしてもできてしまいます。

快適な睡眠を取るためにも、凹凸や隙間を埋めるスリーピングマットやエアーベッドはぜひ用意しておきたいところです。車中泊用のスリーピングマットやエアーベッドは空気で膨らむので、使わないときはコンパクトに収納できるのも利点です。

マットやベッドに加えて、寝袋もそろえておきましょう。冬用の寝袋であれば、それだけで十分暖を取ることも可能です。

コールマン
エアーベッド アドベンチャーエクストラデュラブルエアーベッド

使用時サイズ:約185×135×20(h)cm 収納時サイズ:約36×30×9(h)cm 重量:約2.5kg


ナンガ
オーロラライト450 DX

重量:865g


カーテン・サンシェード

夜寝るときに外から車内が丸見えなのは、気分的にも防犯の観点からも避けたいところです。カーテンやサンシェードを用意しておけば、目隠しになりプライバシーを守れます。朝日の眩しさも軽減されるので、快適な睡眠をサポートしてくれるでしょう。

カーテンやサンシェードの役割は、目隠しだけではありません。特にサンシェードには遮熱性を備えたものが多く、車内の温度を適正に保ってくれます。

ランタン

カーテンやシェードを使って目隠しをすると、車内は暗くなってしまいます。そこであると便利なのが、ランタンです。車のライトを使う手もありますが、バッテリーが上がってしまうリスクがあるので、あまりおすすめできません。

ランタンがあれば、車のバッテリーを気にすることなく車内の光源を確保できます。焚き火やストーブと違って火気を使用しないので、子どもがいても安心です。またランタンがあれば、夜間にトイレに行くときも便利でしょう。

ジェントス
LEDランタン

サイズ:直径67×120mm /本体重量:約160g(電池含む) 使用光源:暖色チップタイプLED×1灯 / 明るさ:150ルーメン 素材・材質:ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂+ポリカーボネイト 原産国:中国 セット内容・付属品:本体、単4形乾電池×4本 使用電池:単4形乾電池×4本 実用点灯:Hi/8時間、Low/40時間、キャンドルモード/110時間


ポータブル電源

車中泊をするときに問題となるのが、電源の確保です。車中泊中の電源には、ポータブル電源をおすすめします。ポータブル電源とは、本体に大量の電力を蓄えスマホなどの電化製品に給電するアイテムです。

容量の大きいものを選べば、電気毛布や扇風機などを一晩中使うこともできます。特に冬場は車のエンジンをつけたまま寝るのはおすすめできません。マフラーに雪が積もると排気ができなくなり、一酸化炭素が車内に充満して中毒を起こしてしまう恐れがあるためです。

車中泊中は車のエンジンを切り、電力はポータブル電源から確保しましょう。

Anker
PowerHouse II 800

約 300 × 185 × 204 mm 製品重量約 8.3 kg 入力 ・DC:11-28V=10A (合計最大120W) USB-C:5V=3A / 9V=3A / 15V=3A/ 20V=3A (各ポート最大60W / 合計最大120W) 出力 AC:110V ~ 4.54A, 50 / 60Hz, 500W (2ポート合計最大500W / 瞬間最大 1000W)・USB-A:5V=6A (各ポート最大12W / 4ポート合計最大30W)・USB-C:5V=3A / 9V=3A /15V=3A / 20V=3A (各ポート最大60W / 2ポート合計最大120W)・シガーソケット + 5.5mm DC:12V=10A (合計最大120W)合計最大入力 240W 合計最大出力 770W バッテリー容量 216,000mAh / 777Wh


季節に合わせたグッズも用意しよう

(出典) photo-ac.com

夏場や冬場のキャンプでは、暑さ・寒さ対策も重要です。季節ごとの車中泊におすすめのグッズを紹介します。

夏の暑さ対策グッズ

暑さ対策として、車のクーラーをつけるのはマナーの観点からあまり良い方法とはいえません。周りにも迷惑がかからず、手軽に暑さ対策ができるアイテムを紹介します。

  • サーキュレーター
  • 冷感敷きパッド
  • クーラーボックス

サーキュレーターは数千円で手に入るものが多く、車内の空気を循環させるのに役立ちます。冷感敷きパッドは電源が不要で、価格も手頃なのでおすすめです。クーラーボックスに飲み物や食材を入れておけば、冷たい状態を保ちながら食材が傷むのを防げます。

冬の寒さ対策グッズ

冬場の地面はかなり冷え、車中泊も例外ではありません。安全の観点から車のヒーターをつけっぱなしで寝ることはNGなので、代わりに以下の防寒器具を用意すると良いでしょう。

  • FFヒーター
  • 電気毛布
  • 湯たんぽ

FFヒーターは車に取り付けるタイプのヒーターで、車の電源を使わないので安全面も問題ありません。暖房能力はヒーターの中でも随一を誇ります。電気毛布を使う場合は、ポータブル電源も併せて用意しましょう。湯たんぽは昔ながらの暖房器具で、お湯を用意するだけで使えるので重宝します。

まとめ

車中泊をするなら、車内スペースも広くカスタムの自由度も高いハイエースがおすすめです。キャンピングカーのような見た目の派手さもないので、普段使いでも悪目立ちしません。

ただし段差を越える時などの乗り心地にはワンボックス特有の癖があり、駐車スペースも限られてしまうのが注意点です。ハイエースで車中泊をするときは、この記事で紹介したアイテムも一緒にそろえて、快適なキャンプをしましょう。

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