初心者が必ず買うべき山歩きの装備6選!プラスあると嬉しいグッズ2選
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    2022.03.04

    初心者が必ず買うべき山歩きの装備6選!プラスあると嬉しいグッズ2選

    女性が山の稜線を歩いている。

    登山を始めるなら今!

    今年は登山を始めるぞ!と、お考えのあなた。暖かくなってから、装備を揃えようと思っていませんか?

    ポカポカした春の気候の中で、登山を楽しめる時期は、実はとても短いのです。

    低山なら3月から5月上旬頃が、春の訪れを感じられる時期ですが、仕事が休みの週末に晴れてくれるとは限りません。

    いざお店に行くと、どれを購入すべきか悩んでしまい、全て買い揃えたときにはもうシーズンが終わっていた……なんて人も多いです。

    さらに、アウトドア用品は出費がかさむので、毎月少しずつ買い揃えるのが一番です。

    春から最高のスタートダッシュを切るためにも、今のうちに装備を揃えながら、低山で歩く練習を始めましょう!

    必ず買うべき装備6選

    登山を始めると、まず悩むのが「装備」。

    お店に行っても、アイテムが多すぎて、何を購入するべきかわかりませんよね。

    ということで、筆者が思う、「登山を始めるなら、まずはこれを買うべき!」という装備を、6つご紹介いたします。

    登る山の標高や難易度で必要装備は変わりますが、これからご紹介するアイテムは、どんな登山にも役に立つものばかりです。

    1.レインジャケットとレインパンツ

    女性が山の稜線を歩いている。

    雨具は完全防水の他、防風、防寒性も加味して選びましょう。

    登山に必ず持っていきたいのが、レインジャケットとレインパンツです。

    山の天気は非常に変わりやすいです。たった10分で、さっきまで晴れていた場所に雨が降ったりします。

    そのため、安全、快適に登山を楽しむには、雨具が欠かせません。

    レインジャケットやレインパンツは、防水に加えて、防風や防寒の機能もあります。そのため、風が強く気温の低い山頂でも、体温や体力の低下を防ぐことができます。

    2.中間着

    登山では、Tシャツなどのベースレイヤー、中間着と呼ばれるミドルレイヤー、一番外に着るアウターレイヤー(レインジャケットなど)を重ね着して、体温調整を行ないます。このような着まわしのことは一般的に、レイヤリングと呼ばれます。

    そして、極力汗をかかないようにします。というのも、登っているときは暑くても、足を止めた途端に、汗が冷えて体温が急激に低下してしまいます。

    特に、山頂は周りに風を遮るものが少なく、汗冷えしやすいのです。

    そのため、中間着を脱着することで、汗をかかないように体温調整をしながら歩きます。

    体を冷やさないための保温性、汗冷えを防ぐ湿気の排出機能、そして軽量さを重視して中間着を選ぶと失敗がありません。

    3.ザック(リュック、バックパック)

    リュックを背負った男性が山の向こう側を眺めている。

    ザックがないと始まりません!

    予算に余裕がない!という方は、無理して山用のザックを買う必要はありません。

    里山などの低山登山や、数時間程度のハイキングであれば、普段使用している街向けのアイテムでもOKです。

    山用を購入する最大のメリットは、より快適に山を楽しむことができる!ということです。

    例えば、山用には腰ベルトが付いています。腰ベルトをしっかりと締めて体に固定することで、肩だけでなく、腰でザックを支えることができます。

    これだけで、登山中の体への負荷がかなり軽減されます。

    さらに、収納ポケットなども山に特化して設計されているので、非常に使い勝手が良いです。

    低山や日帰り登山から!という場合は、大きくても30L程度のザックであれば十分です。

    4.ウォーターボトル

    森の中に青い水ボトルが置いてある。

    ウォーターボトルは軽量のものを!

    登山中は、水分補給も欠かせません。

    通常の保冷機能のある水筒などは、ボトルの壁が分厚い分、重たくなってしまいます。

    一方、山向けに作られたボトルは、保冷機能も備えつつ、軽量でコンパクトなものが多いです。

    一度にがぶ飲みすると、すぐにトイレに行きたくなってしまうので、喉が乾く前にちびちびと飲み続けるのがおすすめです。

    5.登山靴

    登山靴を履いた人物。

    登る山によって使い分けるのも楽しみのひとつ!

    登山靴は、自分との相性がとても大切なので、必ず試着してから購入することをおすすめします。

    スニーカーよりも、ソール(靴の底)が硬いため、長い距離を歩いても足の裏に負担がかかりにくく、足を痛めることがありません。

    さらに、足首のサポート、防水性、通気性など、シチュエーションに合わせて様々な機能を備えたシューズが販売されています。

    自分の登山スタイルに合ったシューズを選ぶようにしましょう。

    6.帽子

    帽子をかぶった女性が山の稜線を眺めている。

    日焼け防止以外にも、熱中症対策として使えます。

    帽子も、登山には欠かせないアイテムです。

    日焼け対策はもちろん、太陽からの直射日光を浴び続けると、熱中症のリスクが高まります。

    ハットのような、広い範囲に陰を作ってくれる帽子がおすすめです。

    また、防水性を備えた山用のレインハットもたくさんあるので、登る山や季節に合わせて、好みの帽子を選んでみてくださいね。

    もっと山が楽しくなる!あったら嬉しい登山用品

    必需品の他に、持っているとより一層登山を楽しめるグッズをご紹介します。

    1.クッカーセット

    クッカーでラーメンを調理している。

    山で食べるご飯は最高です!

    クッカー(コッヘルとも呼ばれる)とは、山に持っていくことができる小型で軽量の鍋です。

    ガスの蓋を外して、ストーブと呼ばれるミニコンロをはめるだけで使用可能。

    大抵のものは、鍋の中に専用のガスがすっぽり入るように設計されています。

    山頂でラーメンや山ご飯を楽しむだけでなく、寒い日にお湯を沸かすためにも便利です。

    2.コーヒーセット

    山の上でドリップコーヒーをいれている。

    コーヒー好きにはたまらないアイテムです。

    コーヒー好きの方は、アウトドア向けのコーヒーセットがおすすめです。

    手挽きミル、ドリッパー、フィルターがあれば、どこでも挽きたてコーヒーを楽しむことができます。

    登る山の難易度や行動時間、季節、目的などによって、持っていくべき装備は変わります。

    たくさん山を登って、自分だけの山グッズを集めてくださいね。

    私が書きました!
    アウトドアガイド
    さあか
    自然をこよなく愛するネイチャーガイド。ニュージーランド、京都、長野でのアウトドアガイド経験を経て、現在もガイドとして毎日ゲストと共に大自然を満喫中。山で美味しいコーヒーをドリップするのが趣味。年齢や体力に関係なく多くの方にアウトドアの楽しさを知ってもらうため、アウトドアライターとしても活動している。

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